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■世界の新型コロナウイルス感染者1380万人余、死者58万人余 ブラジルで計200万人、インドで計100万人が感染 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の17日午後3時の時点で、世界全体で1380万5296人となっています。また、亡くなった人は、58万9911人となっています。
 このうち、感染者が最も多いのはアメリカで357万6157人、次いでブラジルが201万2151人、インドが100万3832人、ロシアが75万1612人、ペルーが34万1586人となっています。
 また、亡くなった人が最も多いのもアメリカで13万8358人、次いでブラジルが7万6688人、イギリスが4万5204人、メキシコが3万7574人、イタリアが3万5017人となっています。
 世界の新型コロナウイルスの感染者は、アメリカに次いで2番目に多い南米ブラジルで200万人、3番目に多いインドで100万人をそれぞれ超え、一部の自治体では再び厳しい外出制限を行う動きが出ています。
 ブラジルでは、貧困地区を中心に急速に感染が拡大しており、政府によりますと16日の時点で、感染者の数は前の日から4万5000人以上増えて、201万2151人となり200万人を超えました。また、死者の数も1322人増えて、7万6688人となりました。
 ブラジルの感染者と死亡者はいずれもアメリカに次いで世界で2番目に多く、6月19日に感染者の数が100万人を超えてからわずか1カ月ほどで200万人に達し、感染は爆発的に広がっています。
 こうした中、政府はサンパウロ州など感染が最も深刻な大都市の病院の集中治療室の数を倍増させるなど医療態勢を充実させたことなどを理由に経済活動の再開を進めており、感染者の急増にも十分対応できるとしています。
 また、感染者の累計が100万人を超えたインドも6月から外出制限が大幅に緩和されており、経済活動の再開が進むにつれて、1日当たりの新たな感染者数が増え続けています。
 当初、感染は首都ニューデリーなどの都市部が中心でしたが、現在は全国に広がりつつあり、IT企業が集まるハイテク産業の中心地で南部の都市ベンガルールでは、7月14日から1週間、厳しい外出制限を再開するなど、一部の自治体で制限を再び強化する動きが出ています。
 一方で、インド政府は、アメリカなどとの間を結ぶ国際線の運航を、およそ4カ月ぶりに17日から再開させるなど経済活動の再開を進める方針で、医療関係者からは感染の拡大を懸念する声が出ています。

 2020年7月17日(金)

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■神奈川県が「神奈川警戒アラート」発動 3日連続で40人以上が新型コロナウイルに感染 [健康ダイジェスト]

 神奈川県は17日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者が40人以上確認され、直前1週間の感染者数が基準を超えたとして「神奈川警戒アラート」を出し、県民に対して特別措置法に基づいて感染防止対策が取られていない場所に行かないよう要請しました。
 神奈川県は、新たな感染者数が、直前の1週間の平均で1日当たり33人以上となった場合に、県が独自に定めた神奈川警戒アラートを出し、県民への警戒を呼び掛けることにしています。
 17日は、県内の新たな感染者が43人確認され、基準を超えたということで、県は対策本部会議を開き、神奈川警戒アラートを出しました。
 神奈川県では17日、県内で発表された新たな感染者が合わせて43人となり、3日連続で40人を超えました。
 横浜市によりますと、いずれも市内に住む10歳代から60歳代までの男女14人が新たに感染したことが確認されたということです。
 このうち、20歳代の女性は市内の特別支援学校に勤める非常勤教諭で、7月7日に熱が出ましたが、その後平熱に戻ったため、16日に感染が確認されるまで合わせて5日間、勤務をしていたということです。
 教諭は、給食の時間にはマスクを外していましたが、児童や生徒とは離れて食事をとっていたということです。市は濃厚接触者の確認を進めています。
 また、女性1人は、集団感染が発生した東京都新宿区の劇場で複数回、舞台公演を観賞したと話しているということです。
 発表された14人のうち、6人が東京都内の職場で感染者がいたり、感染した知人と都内で会食するなどしており、東京都で感染したとみられるケースが目立っています。6人は感染経路がわかっていないということです。
 一方、神奈川県によりますと、新たに感染が確認されたのは10歳代から60歳代の男女8人で、秦野市に住む60歳代の女性は中等症で入院していますが、ほかの7人は軽症だということです。
 このうち、平塚市の50歳代の女性は、7月14日から発熱などの症状を訴え、17日に感染がわかりました。すでに同居する家族3人の感染がわかっており、濃厚接触者だということです。
 この女性以外の7人は、感染経路はわかっていないということです。
 さらに横須賀市によりますと、市立小学校に通う10歳代の男子児童と、70歳代の女性の感染が新たに確認され、2人とも軽症だということです。
 男子児童は15日に下校した後に熱が出て、16日に学校を休んで検査を受け、17日に感染が確認されたということです。
 市は、この小学校を7月20日まで臨時休校として施設の消毒を行うとともに、男子児童のクラスメイトや教職員については、保健所の調査で濃厚接触者とされた人は検査することにしています。
 70歳代の女性は、すでに感染が確認された家族から感染したとみられるということです。
 このほか、藤沢市も市内に住む20歳代の大学生の男性と40歳代の無職の女性、それに50歳代の会社員の男性の合わせて3人が新たに感染したと発表しました。いずれも症状は軽いということです。
 40歳代の女性は感染者の濃厚接触者ですが、ほかの2人の感染経路はわからないということです。
 神奈川県内で発表された感染者はこれで1917人となり、このうち98人が死亡しています。

 2020年7月17日(金)

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■新型コロナウイルス、17日の国内感染者578人確認 大阪府で53人、埼玉県で51人感染 [健康ダイジェスト]

 17日は東京都で293人、大阪府で53人、埼玉県で51人、神奈川県で43人、兵庫県で24人、千葉県で20人、愛知県で19人、京都府で12人など27の自治体、それに空港の検疫を合わせて全国で578人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め2万4235人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2万4947人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が985人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて998人となっています。
 大阪府は17日、新たに53人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。このうち感染経路不明が36人、感染判明者の濃厚接触者が17人でした。16日まで2日連続で60人を超えていましたが、少し減少しました。これで大阪府で感染が確認された人は、合わせて2245人となりました。死者は計86人。
 一方、埼玉県内では17日、新型コロナウイルスの新たな感染者が51人発表されました。16日の49人に続き、5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降の最多を2日連続で更新しました。また、1日に発表される感染者が50人以上となるのは、4月16日以来およそ3カ月ぶりです。
 埼玉県は、36人の感染を発表。このうち20歳代の女性2人と女児2人は、県内の未就学児施設関係者。この施設では、すでに職員2人の感染が判明しています。
 また、16日に公表した中に、蓮田市の蓮田病院関係者が7人いたことを明らかにしました。同病院関連の感染者は、12人になりました。体育局は、県立大宮南高校で2人目の生徒の感染が判明したと発表。1人目の時は、校名は非公表でした。
 さいたま市は、4人の感染を公表。また、大宮区の繁華街「南銀」地区で15日に19人が受けた臨時PCR検査は全員陰性だったと発表。検査予約は、49店453人となりました。
 川越市は、クラスターが発生した東京都新宿区の劇場を訪れた市内の30歳代女性会社員ら3人、川口市は10~70歳代の男女5人、越谷市は40~50歳代の男女3人の感染をそれぞれ発表しました。
 埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は、これで1665人となりました。

 2020年7月17日(金)

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■東京都、新たに293人の新型コロナウイルス感染を確認 2日連続で過去最多を更新 [健康ダイジェスト]

 東京都は17日、都内で新たに10歳未満から90歳代の男女合わせて293人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日に確認された感染者数としては、16日の286人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 17日までの週平均の感染者数は202・6人で、200人を超えました。都が感染者数を集計して発表するまでには、3日ほどかかります。14日の検査件数は過去最多だった13日の約4700件に続き、4000件ほどと高い水準を維持していました。ただ、週平均の陽性率は16日時点で6・3%と前日よりも0・3ポイント増え、上昇傾向が続いています。
 17日の293人のうち、20歳代が最多の147人、30歳代が63人で合わせて210人と全体の7割余りを占めた一方、40歳代が34人、50歳代が24人で合わせて58人と全体の2割近くとなっています。20歳未満が7人、60歳以上は18人でした。
 また、293人のうち、151人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの142人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 感染経路でみると、接待を伴う飲食店の従業員ら「夜の街」関連は69人で、うち新宿エリアは49人。そのほか、会食が24人、保育園などの施設内が20人、職場内が15人、家庭内が16人などでした。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて8933人になりました。一方、17日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 都内の入院患者は17日時点で836人と、7月1日時点の280人の3倍となりました。新型コロナウイルスの感染者の増加を受け、東京都は患者用の病床数を1000床から2800床に増やすことを目指しています。
 ところが、実際に確保できているのは16日の時点で1500床余りにとどまっており、専門家は「患者が増えるスピードが病床の数を上回りそうで危惧している」と危機感を示しています。
 東京都のモニタリング会議に報告を行う専門家会議のメンバーで杏林大学高度救命救急センターの山口芳裕教授は、「新型コロナウイルスの患者を受け入れられるようにするには、専門の看護師などのスタッフの確保や、感染対策をとるなどの準備も必要で時間がかかる。確実に受け入れられる病床を1床ずつ積み重ねてきてはいるものの、患者が増えるスピードが上回りそうで危惧している」と話しています。
 一方で、重症患者用の病床は100床確保されているのに対し、重症患者の数は16日の時点で7人で、余裕がある状態だとされています。
 しかし、これについても山口教授は、「1週間以上たってから重症化するケースも多く、重症患者は感染者の増加より遅れて増える。また、重症化リスクの高い高齢者に感染が広がり始め、60歳以上の人が全体の10%を超えた。今後、重症患者用の病床がひっ迫する恐れは十分にある」と指摘。
 その上で、山口教授は、「重症化の恐れのある人を病院で確実に治療するために、今の状況では若くて無症状の人には自宅で療養してもらうという選択肢をとらざるを得ないのではないか。患者の状況を医学的に適正に評価して、自宅で重症化した際に速やかに医療につなげる態勢の整備を進める必要がある」と話しています。

 2020年7月17日(金)

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