SSブログ

■名古屋市、30歳代男性にコロナワクチン4回接種 大阪府池田市も、50歳代男性に4回接種 [健康ダイジェスト]

 名古屋市は29日、市内在住の30歳代男性が新型コロナウイルスワクチンを計4回接種していたと発表しました。副反応は軽く、健康状態に問題はないといいます。
 市によると、男性は7月、重い基礎疾患がある人が対象の早期接種に申し込み、8月8日までに2回接種しました。さらに、市が8月2日に発送した年齢区分別の接種券も使い、9月中に2回接種しました。いずれも集団接種会場で、ワクチンはファイザー製でした。
 男性には基礎疾患があるといいます。3、4回目の予診で「1、2回目」と申告しました。4回目の接種後、市が国のシステムにワクチン接種記録を登録する際になって、市の担当者が過去の接種に気付きました。男性は会場で「新しく接種券が届いたので予約するものと思った」と話したといいます。 
 大阪府池田市は29日、箕面(みのお)市の医療機関に出入りする事業者で池田市に住む50歳代の男性が5~9月、新型コロナウイルスのワクチン接種を計4回受けていたと発表しました。男性は池田市の聞き取りに対し、「コロナの感染拡大を不安に思い、3、4回目の接種を受けた」と話しているといいます。
 池田市によると、男性は5、6月に箕面市内の医療機関で、医療関係者らに事前に発行される接種券付き予診票を使って1、2回目の接種を受けました。3、4回目は、池田市が7月に送った接種用クーポン券を使って8、9月に同市内の集団接種会場で受けました。4回ともファイザー製のワクチンで、男性の健康状態に影響は出ていないといいます。

 2021年9月30日(木)




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■鼻の中に噴霧するコロナワクチン、来年度に治験入り 塩野義製薬 [健康ダイジェスト]

 塩野義製薬は28日、鼻の中に噴霧する新型コロナウイルスのワクチンについて、2022年度から臨床試験(治験)を始めると発表しました。ウイルスが侵入する鼻や喉の粘膜に免疫をつけて感染を予防します。注射技術を持つ人材がいなくても投与できるため、医療環境が整っていない地域や新興国でも使いやすい利点があります。
 鼻に噴霧するタイプのワクチンについては、7月に、東京大学発の創薬スタートアップのHanaVaX(ハナバックス、東京都中央区)とライセンス契約を結んだと発表しています。薬の有効成分を多糖類を使って粘膜に届けるハナバックスの技術を活用して独占的にワクチンを開発し、全世界で販売する権利などを取得しました。
 また、塩野義製薬は28日、開発中の筋肉注射で投与する新型コロナワクチンについて、国内外でワクチン接種者への追加接種(ブースター接種)の治験を検討していることも明らかにしました。最終段階の治験を2021年内にも始め、2022年3月末までの実用化を目指します。
 開発中の新型コロナの飲み薬については、国内で最終段階の治験を始めました。対象は軽症や無症状の感染者で、ホテルなどの宿泊療養者も含みます。投与しやすい飲み薬のニーズは大きく、今回の治験で有効性と安全性を確かめ、早期の承認申請を目指します。
 この飲み薬は、ウイルスの増殖に必要な酵素の働きを妨げます。感染初期に服用し、重症化の防止と発熱やせきなどの症状改善を狙います。1日1回の服用を5日間続けます。7月に始めた第1段階の治験では、国内の20歳以上55歳以下の健康な成人75人を対象に投与し、安全性に大きな問題は認められなかったといいます。
 9月27日に始めた最終段階の第2~3段階の治験では、国内の軽症、無症状の患者2000人程度を対象に、軽症患者の症状回復までの時間や無症状患者の発症割合などを見て有効性を評価します。医師や看護師を派遣して、宿泊療養者も対象とします。
 開発と並行して生産拠点の整備も進めており、年末までに国内で100万人分の生産体制を整える準備を進めています。

 2021年9月30日(木)




nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■田辺三菱製薬、植物由来コロナワクチンの治験を10月開始へ 来年3月にも国内申請 [健康ダイジェスト]

 大阪市にある田辺三菱製薬は29日、植物由来の新型コロナウイルスワクチンを国内に投入する方針を固めたと明らかにしました。10月から臨床試験(治験)を開始し、来年3月にも厚生労働省に製造販売の承認申請をする方針。実現すれば、世界初の植物由来のワクチンになるといいます。
 カナダのケベック州にある子会社メディカゴが開発を進めており、生育の早いタバコ属の植物を使って免疫を誘導するワクチン成分を抽出します。生産に要する時間が5~8週間と従来のワクチンと比べて短く、低コストで量産しやすいことが利点。新たに出現する変異ウイルスにも対応しやすくなるとしています。
 カナダやアメリカで実施している治験は最終段階に入っており、田辺三菱製薬は国内でも治験を開始し、日本人も含めて安全性や有効性を確認したい考えです。
 現在、国内で使用中のワクチンは、海外製のみ。国内製薬業界では塩野義製薬なども開発を急いでおり、実用化が進めばワクチンの安定確保につながります。

 2021年9月30日(木)




nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■国内で新たに1986人が新型コロナに感染 重症者は998人で約2カ月ぶりに1000人下回る [健康ダイジェスト]

 国内では29日午後6時の時点で、大阪府で398人、東京都で267人、愛知県で155人、埼玉県で153人、神奈川県で130人、兵庫県で119人、千葉県で78人、沖縄県で69人、京都府で52人など、秋田県と鳥取県を除く45都道府県と空港・海港検疫で、新たに計1986人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日の新規感染者は、3日連続で2000人を下回りました。
 また、東京都で17人、大阪府で10人、京都府で4人、神奈川県で3人、三重県で2人、千葉県で2人、愛知県で2人、兵庫県で1人、埼玉県で1人、奈良県で1人、岐阜県で1人、新潟県で1人、滋賀県で1人、群馬県で1人、長野県で1人の、合わせて48人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め169万9614人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて170万326人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万7612人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万7625人。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より64人減って998人となっています。重症者が1000人を下回ったのは、8月5日以来約2カ月ぶり。
 東京都は29日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて267人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日より270人減り、およそ半分になりました。水曜日に300人を下回るのは、213人が確認された2月24日以来。
 500人を下回るのは6日連続、300人を下回るのは4日連続です。また、29日までの7日間平均は302・3人で、前週の51・2%となり、感染確認の減少が続いています。
 新規感染者267人の年代別は、10歳未満が19人、10歳代が22人、20歳代が60人、30歳代が63人、40歳代が39人、50歳代が29人、60歳代が15人、70歳代が10人、80歳代が7人、90歳代が3人。
 感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が61人で最も多く、次いで「職場内」が19人でした。
 これで都内で感染が確認されたのは、37万5198人になりました。
 29日時点で入院している人は、28日より85人減って1181人で、「現在確保している病床に占める割合」は17・9%です。
 都の基準で集計した29日時点の重症の患者は、28日より10人減って107人で、重症患者用の病床に占める割合は21・3%です。
 また都は、感染が確認された40歳代から90歳代の男女合わせて17人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち50歳代の男性は、自宅療養中だったということです。今回の第5波で8月以降、自宅療養中に亡くなった人は、53人になりました。
 これで都内で感染して死亡した人は、2908人になりました。

 2021年9月29日(水)




nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:健康