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■新型コロナウイルス、東京都で新たに11人感染9人死亡 神奈川県で新たに10人感染2人死亡 [健康ダイジェスト]

 東京都は21日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて11人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。また、感染が確認された9人が死亡したことを明らかにしました。
 1日に感染が確認されたのが30人以下となるのは、12日連続です。
 11人の内訳は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者が2人、今のところ感染経路がわかっていない人は9人となっています。
 一方、東京都は、都内で新型コロナウイルスの感染が確認された人の数について、保健所からの報告が遅れたり、重複して計上したりしていたケースが見付かったとして、累計が47人増えると発表しました。
 これで都内で感染が確認された人は、合わせて5133人になりました
 また、都は、感染が確認された9人が死亡したと明らかにしました。これで都内で死亡した感染者は、256人となりました。
 神奈川県では21日、看護師など合わせて男女10人が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されたと発表されました。また、集団感染が起きている病院で感染した入院患者など2人の死亡も発表されました。
 このうち横浜市によりますと、集団感染が発生している横浜市緑区の「元気会横浜病院」の入院患者の80歳代の女性と、市内の特別養護老人ホームの入所者の90歳代の女性が、20日までに死亡したということです。
 90歳代の女性は施設で発症した後、一時、横浜市緑区の鴨居病院で治療を受けており、この病院では、その後集団感染が起きています。
 また、集団感染が発生している横浜市旭区の「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」の30歳代の看護師の感染が新たに確認され、これでこの病院に関係する感染者は79人となりました。
 このほか、20歳代から60歳代の男性4人の感染も確認され、このうち2人は感染経路がわかっていないということです。
 一方、神奈川県によりますと、いずれも集団感染が起きている、小田原市立病院の看護師の40歳代の女性と、開成町にある「高台病院」の看護師の40歳代の女性など、男女5人の感染が新たに確認されたということです。
 これで、小田原市立病院に関係する感染者は34人、高台病院に関係する感染者は6人となりました。
 いずれも、すでに感染が確認されている人の濃厚接触者で、感染経路がわからない人はいないということです。
 神奈川県内で発表された感染者はこれで1313人となり、このうち71人が死亡しています。

 2020年5月21日(木)

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■緊急事態宣言、関西の解除を正式決定 首都圏と北海道は継続 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って8都道府県で継続されている緊急事態宣言について、政府は21日夜、対策本部を開き、大阪、京都、兵庫の関西2府1県で解除する一方、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏1都3県と北海道は継続することを正式に決定しました。
 安倍晋三首相は、緊急事態宣言を継続する地域について「感染の状況や医療提供体制に改善がみられる」として、週明けの5月25日にも専門家に評価してもらい、感染者の減少傾向などが続いている場合は、31日の期間満了を待つことなく解除も可能だという認識を示しました。
 ただ、「いまだにリスクは残っている」と述べ、引き続き、外出の自粛や都道府県をまたいだ移動を控えるよう求めました。
 また、解除された地域についても、「3つの密」を避けるなどの「新しい生活様式」や各業界で策定された感染防止のためのガイドラインを踏まえ、感染拡大防止策を講じた上で、社会経済活動を段階的に再開するよう呼び掛けました。
 全国に拡大された緊急事態宣言の解除は、5月14日の39県に続き2回目。今回で計42府県となりました。
 政府が、関西2府1県で緊急事態宣言を解除することなどについて、感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「関西地方は新しい感染者数もかなり落ち着いており、妥当な判断だと考えられる。一方、関東の1都3県は解除にはならなかったが、東京都や神奈川県で解除の目安となる基準を満たしておらず、地域での人の移動や医療体制などを考慮すればこちらも妥当だといえるが、後もう一息というところなので、さらに感染者数が減ってくれば解除も可能になるだろう」と話しています。
 また、北海道については、「道と政府の2度の緊急事態宣言を経験したため人々に気の緩みが出た恐れがある。また一般的な風邪のコロナウイルスは気温が低い環境で流行しやすいとされるため、気候も影響している可能性はある」と指摘しました。
 今後の国内の見通しについては、「新型コロナウイルスはこの後も何度も流行を繰り返す可能性があり、緊急事態宣言が解除された地域でも人との接触をなるべく避けるなど、意識して生活しなければ流行が再燃する恐れがある。宣言の解除は流行が完全に終わったという意味ではなく、流行がいったん落ち着いた状態なのだという意識を持って油断せずに生活してほしい」と話していました。

 2020年5月21日(木)

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■新型コロナウイルス、韓国のナイトクラブの集団感染200人超える 新規感染者12人、累積感染者1万1122人 [健康ダイジェスト]

 韓国のナイトクラブで発生した新型コロナウイルスの集団感染で、これまでに感染が確認された人は200人を超えました。韓国では20日から高校3年生が登校していますが、生徒の感染が確認されたため登校を取りやめた学校もあり、影響が続いています。
 ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)にあるナイトクラブで5月初めに発生した新型コロナウイルスの集団感染について、韓国政府は21日、これまでに感染が確認された人は206人になったと発表しました。
 このうち、実際にナイトクラブを訪れたのは95人で、これらの人からの感染者が111人となり、感染が広がっています。
 ソウル近郊の仁川(インチョン)では、ナイトクラブを訪れた学習塾の講師から感染が広がっており、小規模なカラオケ施設を訪れた高校生2人の感染が確認されたため、仁川市は21日、こうした施設の営業中止を命じました。
 また、韓国では20日から高校3年生が登校していますが、仁川では60を超える高校で、21日は登校を取りやめました。
 さらに、南部の大邱(テグ)でも21日、新たに高校3年生の感染が確認され、この生徒が通う高校では、いったん登校した生徒たちを急きょ帰宅させており、影響が続いています。
 韓国の疾病管理本部中央防疫対策本部によると、21日0時時点の新規感染者は12人で、累積感染者は1万1122人。新規感染者のうち10人は地域感染事例で、学習塾の講師に関連した感染者が相次ぎ確認されている仁川で感染者が6人と最も多く、ソウルで3人、忠南(チュンナム)でも1人の感染者が確認されました。海外から流入した感染者は2人。

 2020年5月21日(木)

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■LINE、オンライン診療アプリを立ち上げへ 全国の医師2000人の活用を見込む [健康ダイジェスト]

 無料通信アプリ「LINE」は、今夏にもオンライン診療事業に参入します。ビデオ通話機能を使い、医師が患者を遠隔で診断できる専用のアプリを立ち上げます。国内8000万人超の利用者を抱えるSNS(交流サイト)を生かし、2000人以上の医師の活用を見込みます。
 病院や薬局への支払いを電子決済する仕組み作りも検討。オンライン診療は、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が高まっています。政府も規制を緩和する中、大きな顧客基盤を持つLINEの動きは普及を後押ししそうです。
 ビデオ通話のほか、同社の電子決済「ラインペイ」をオンライン診療アプリと連動させます。病院や薬局の多くはまだ電子決済に対応していないものの、同社は各施設に導入を呼び掛けていきます。
 LINEは、診療アプリのサービス料を利用者から徴収します。医師や病院から月額料金をとるか、患者が払うかの形にします。オンライン診療は日本では新興企業が多く、利用料金は医師が支払う場合は数万円、患者負担の場合は1回数百円のケースが多くなっています。資本力のあるLINEの参入によって、こうした料金の引き下げが進む可能性があります。
 オンライン診療は、公的医療保険の対象。新型コロナウイルスの感染拡大を機に政府が規制緩和し、4月から初診を含めて特例で利用できるようになりました。ただ、患者と医療機関の双方が同じサービスを使う必要があり、機器導入に費用や手間がかかることが普及の妨げになっていました。
 LINEは、対話アプリで国内8000万人超の利用者がいます。なじみのあるサービスを入り口にすることで、患者や医師の心理的なハードルを下げて利用を広げたい構えです。
 運営は、LINEなどが出資する合弁会社「LINEヘルスケア」が行います。同社は昨年12月、アプリを通じて医師に健康相談できるサービスを始めています。

 2020年5月21日(木)

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■ 新型コロナウイルス、自然感染とDNAワクチンで免疫獲得 アメリカのサル実験で確認 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに対して人が防御機構を獲得できる可能性に希望をもたらす研究結果が20日、発表されました。発表されたのは、サルを用いた実験についての研究論文2件。
 アメリカの科学誌「サイエンス」で発表されたアカゲザルを対象とした研究では、自然感染およびワクチンからの防御免疫の獲得について調べました。
 論文の主執筆者で、アメリカのベス・イスラエル・ディーコネス医療センターのウイルス学およびワクチンの研究センターのダン・バルーフ所長は、「今回の2つの研究では、試作ワクチンが新型コロナウイルス感染を防いだことと、新型コロナウイルスへの感染が再暴露に対する防御となったことを、アカゲザルで実証している」と説明しました。
 バルーフ所長と研究チームによる1つ目の研究では、アカゲザルの成体9匹を新型コロナウイルスに感染させました。アカゲザルは新型コロナウイルス感染症の症状を発症したものの、防御抗体を生成して数日後に回復しました。
 研究チームは、アカゲザルの免疫を検査する目的で35日後に再び新型コロナウイルスに暴露させましたが、症状はほぼみられませんでした。
 得られた結果について論文の筆者らは、新型コロナウイルスへの感染ではサルと人との間に「重要な違い」があるため、さらなる研究を行う必要があると述べ、注意を促しています。
 また、同センターのジンギョウ・ユー氏が主導した2つ目の研究では、防御抗体を産生するように設計されたDNAワクチン候補をアカゲザルの成体35匹に接種しました。研究チームには、1つ目の研究と同じ科学者らが多数参加しました。
 こちらの研究では、ワクチン接種から6週間後にアカゲザルを新型コロナウイルスに暴露させました。すると、ウイルスを中和するのに十分な濃度の抗体が血液中に出現することが明らかになりました。
 論文によると、抗体の血中濃度は新型コロナウイルス感染からの回復期にある患者で確認されている濃度と同等だったといいます。これは、人に有効なワクチンが開発される可能性があるとの希望をもたらす結果です。

 2020年5月21日(木)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者494万人で死者32万人 ブラジルの死者数、初の1日1000人超え [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の21日午前3時時点の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で494万7929人、亡くなった人は32万4872人となっています。
 このうち感染者が最も多い国はアメリカで153万7584人、次いでロシアが30万8705人、ブラジルが27万1628人、イギリスが25万0141人、スペインが23万2555人、イタリアが22万7364人となっています。
 死亡した人が最も多い国もアメリカで9万2387人、次いでイギリスが3万5422人、イタリアが3万2330人、フランスが2万8025人、スペインが2万7888人、ブラジルが1万7971人となっています。
 ブラジル保健省は19日、直近24時間の新型コロナウイルスによる死者数が1179人と、初めて1000人を超えたと発表しました。累計死者数は1万7971人に達しました。また、直近24時間に感染が確認された人は1万7408人で、累計は27万71628人となりました。
 今後数日間、増加傾向が確認されれば、感染が加速する可能性があります。専門家らは、感染のピークは6月初めごろになると予測しています。さらに、検査数が非常に少ないため、死者数、感染者数ともに政府統計よりも実際には多く存在し、15倍の可能性もあると指摘しています。
 ブラジルは18日の時点で、国別感染者数でアメリカ、ロシアに次ぎ3位となりましたた。
 極右のジャイル・ボルソナロ大統領は、経済危機を回避するため経済活動の再開を訴えており、国内27州の大半の知事らと対立しています。

 2020年5月21日(木)

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