■世界のコロナ新規感染者7日間平均、初めて100万人を突破 [健康ダイジェスト]
AFP通信が30日に報じた集計によると、世界の新型コロナウイルス新規感染者の7日間平均が、流行開始以来初めて100万人を超えました。感染力の高いオミクロン型変異ウイルスの拡散が要因とみられ、ヨーロッパとアメリカの感染状況が特に深刻。
オミクロン型の感染急拡大を受けて、12月23日~29日の世界の新規感染者は合計730万人以上、1日当たり104万5000人となり、過去最多を更新しました。これまで最多だった今年4月23~29日の1日当たり81万7000人を大きく上回りました。
世界の新規感染者は10月中旬から増加傾向にあり、前週比で44%増加しました。
新規感染者の85%以上は、オミクロン型の流行が特に深刻なヨーロッパと北アメリカで確認されました。過去1週間に確認された新規感染者は、ヨーロッパが前週比36%増の402万2000人、アメリカとカナダが前週比83%増の226万4000人でした。
一方、アジアは前週比12%減の26万8000人でした。
世界の死者数は3週連続で減少しており、直近の7日間平均は6400人で、前週から6%減少し、2020年10月以降で最も少なくなりました。死者数が最も多かったのは今年1月20~26日で、1日当たり1万4800人でした。
2021年12月31日(金)
オミクロン型の感染急拡大を受けて、12月23日~29日の世界の新規感染者は合計730万人以上、1日当たり104万5000人となり、過去最多を更新しました。これまで最多だった今年4月23~29日の1日当たり81万7000人を大きく上回りました。
世界の新規感染者は10月中旬から増加傾向にあり、前週比で44%増加しました。
新規感染者の85%以上は、オミクロン型の流行が特に深刻なヨーロッパと北アメリカで確認されました。過去1週間に確認された新規感染者は、ヨーロッパが前週比36%増の402万2000人、アメリカとカナダが前週比83%増の226万4000人でした。
一方、アジアは前週比12%減の26万8000人でした。
世界の死者数は3週連続で減少しており、直近の7日間平均は6400人で、前週から6%減少し、2020年10月以降で最も少なくなりました。死者数が最も多かったのは今年1月20~26日で、1日当たり1万4800人でした。
2021年12月31日(金)
■アメリカのコロナ感染、過去最多48万6000人 イギリスとイタリアも過去最多更新 [健康ダイジェスト]
アメリカ疾病対策センター(CDC)は30日、新型コロナのオミクロン型変異ウイルスの感染拡大を受けて、感染が広がりやすいクルーズ船旅行を自粛するよう勧告しました。アメリカの29日の新規感染者は約48万6000人と過去最多を更新し、1月後半まで感染者の増加が続くとの見方も出ており、影響が広がっています。
CDCによると、12月15日から29日にクルーズ船上で、計5013人の新型コロナ感染が報告されました。11月30日から12月14日の計162人から30倍以上に急増したことを受けて、CDCは警戒レベルを4段階で最高の「レベル4」に引き上げ、ワクチン接種の状況にかかわらず、クルーズ船旅行は控えるよう勧告しました。
一方、運航会社などでつくるクルーズ船国際協会は30日の声明で、「クルーズ船業界を狙い撃ちにした決定に失望した。感染者は乗客乗員のごく一部で、大半は無症状や軽症だ。洋上での医療体制にも負荷はほとんどかかっていない」として、CDCの勧告を批判しました。
アメリカ国内の感染者は12月下旬から急増しており、29日の新規感染者は48万6428人に上って1日当たりでは過去最多を更新し、3日連続で40万人を超えました。
また、1日の入院患者数は28日までの7日間平均で、1万人を超えました。このうち18歳未満の入院患者数は1日当たり378人に上り、前週から66%増加しています。アメリカメディアは、食品医薬品局(FDA)が12歳から15歳へのワクチン追加接種を近く緊急承認する見通しと伝えています。
アンソニー・ファウチ大統領首席医療顧問はアメリカメディアに、「感染のピークはおそらく1月末までに訪れる」と語っており、今後1カ月程度は感染拡大の局面が続く可能性があります。
オミクロン型変異ウイルスは重症化リスクが既存の変異型ウイルスより低い傾向がみられるものの、感染拡大のペースが非常に速くなっています。感染が広がった地域や職場で、感染者が自宅待機や入院になった場合、人員不足が起こりやすく、公共交通機関の運休などの影響が出ています。
CDCは社会・経済活動を維持するため、無症状者の隔離期間を5日間に短縮したり、濃厚接触者の基準を緩和したりしているものの、規制緩和によって感染のさらなる拡大を招きかねないとの懸念が出ています。
ヨーロッパ各国でも新型コロナの感染拡大が止まらず、イギリスやフランスではオミクロン型変異ウイルスが主流となっています。
各国当局の30日の発表によると、イギリスとポルトガルは1日当たりの新規感染者がそれぞれ18万9213人、2万8659人で、いずれも過去最多を更新。フランスは20万6243人で前日をやや下回ったものの、2日連続で20万人を超えました。パリでは、屋外でのマスク着用が31日から義務付けられました。
イタリア保健省も30日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者が過去最多を更新する12万6888人だったと発表。オミクロン型の拡大が影響し、約9万8000人で過去最多だった前日発表を上回りました。
2021年12月31日(金)
CDCによると、12月15日から29日にクルーズ船上で、計5013人の新型コロナ感染が報告されました。11月30日から12月14日の計162人から30倍以上に急増したことを受けて、CDCは警戒レベルを4段階で最高の「レベル4」に引き上げ、ワクチン接種の状況にかかわらず、クルーズ船旅行は控えるよう勧告しました。
一方、運航会社などでつくるクルーズ船国際協会は30日の声明で、「クルーズ船業界を狙い撃ちにした決定に失望した。感染者は乗客乗員のごく一部で、大半は無症状や軽症だ。洋上での医療体制にも負荷はほとんどかかっていない」として、CDCの勧告を批判しました。
アメリカ国内の感染者は12月下旬から急増しており、29日の新規感染者は48万6428人に上って1日当たりでは過去最多を更新し、3日連続で40万人を超えました。
また、1日の入院患者数は28日までの7日間平均で、1万人を超えました。このうち18歳未満の入院患者数は1日当たり378人に上り、前週から66%増加しています。アメリカメディアは、食品医薬品局(FDA)が12歳から15歳へのワクチン追加接種を近く緊急承認する見通しと伝えています。
アンソニー・ファウチ大統領首席医療顧問はアメリカメディアに、「感染のピークはおそらく1月末までに訪れる」と語っており、今後1カ月程度は感染拡大の局面が続く可能性があります。
オミクロン型変異ウイルスは重症化リスクが既存の変異型ウイルスより低い傾向がみられるものの、感染拡大のペースが非常に速くなっています。感染が広がった地域や職場で、感染者が自宅待機や入院になった場合、人員不足が起こりやすく、公共交通機関の運休などの影響が出ています。
CDCは社会・経済活動を維持するため、無症状者の隔離期間を5日間に短縮したり、濃厚接触者の基準を緩和したりしているものの、規制緩和によって感染のさらなる拡大を招きかねないとの懸念が出ています。
ヨーロッパ各国でも新型コロナの感染拡大が止まらず、イギリスやフランスではオミクロン型変異ウイルスが主流となっています。
各国当局の30日の発表によると、イギリスとポルトガルは1日当たりの新規感染者がそれぞれ18万9213人、2万8659人で、いずれも過去最多を更新。フランスは20万6243人で前日をやや下回ったものの、2日連続で20万人を超えました。パリでは、屋外でのマスク着用が31日から義務付けられました。
イタリア保健省も30日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者が過去最多を更新する12万6888人だったと発表。オミクロン型の拡大が影響し、約9万8000人で過去最多だった前日発表を上回りました。
2021年12月31日(金)
■東京都で新たに64人が新型コロナに感染 新たなオミクロン型感染は9人 [健康ダイジェスト]
東京都は30日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて64人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内では29日に76人の感染が確認され、2日連続で60人を超えました。1週間前の木曜日と比べると27人増えました。前週の同じ曜日を上回るのは13日連続です。30日までの7日間平均は48・7人で、前週の164・5%です。
新規感染者64人を年代別にみると、30歳代が15人と最も多く、20歳代が13人、40歳代が10人で続きました。65歳以上の高齢者は7人でした。
新規感染者64人をワクチンの接種状況別にみると、2回接種済みが28人、接種なしが29人でした。
一方、都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日と同じ1人でした。
また、死亡した人の発表はありませんでした。
都内の感染者は累計38万3020人となり、累計の死者数は3175人となっている。
また、東京都では30日、新たに10歳代から50歳代までの男女合わせて9人が、オミクロン型変異ウイルスに感染していることが確認されました。
このうち30歳代の会社員の男性1人は海外渡航歴がなく感染経路がわかっておらず、都は「市中感染とみられる」としています。
都内で感染経路がわからず、市中感染とみられるオミクロン型の感染者が確認されるのは、これで2人目です。
都によりますと、男性は今月27日の出社後に発熱などの症状が出て翌日に医療機関を受診し、30日、オミクロン型への感染が確認されました。
今も発熱などの症状があり、入院に向けた調整を行っているということです。
症状が出る前日に一緒に食事をした両親が濃厚接触者に当たるほか、職場で濃厚接触者に当たる人がいるかどうか調査中だということです。
また、男性は友人と複数回、食事をしていたということで、検査を受けるよう促しているということです。
30日はこのほか、海外から帰国した6人と、羽田空港で検疫の業務に従事していた女性とその家族1人が、いずれもオミクロン型に感染していることを確認したということです。
都内でオミクロン型への感染が確認されたのは、これで22人となりました。
2021年12月30日(木)
都内では29日に76人の感染が確認され、2日連続で60人を超えました。1週間前の木曜日と比べると27人増えました。前週の同じ曜日を上回るのは13日連続です。30日までの7日間平均は48・7人で、前週の164・5%です。
新規感染者64人を年代別にみると、30歳代が15人と最も多く、20歳代が13人、40歳代が10人で続きました。65歳以上の高齢者は7人でした。
新規感染者64人をワクチンの接種状況別にみると、2回接種済みが28人、接種なしが29人でした。
一方、都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日と同じ1人でした。
また、死亡した人の発表はありませんでした。
都内の感染者は累計38万3020人となり、累計の死者数は3175人となっている。
また、東京都では30日、新たに10歳代から50歳代までの男女合わせて9人が、オミクロン型変異ウイルスに感染していることが確認されました。
このうち30歳代の会社員の男性1人は海外渡航歴がなく感染経路がわかっておらず、都は「市中感染とみられる」としています。
都内で感染経路がわからず、市中感染とみられるオミクロン型の感染者が確認されるのは、これで2人目です。
都によりますと、男性は今月27日の出社後に発熱などの症状が出て翌日に医療機関を受診し、30日、オミクロン型への感染が確認されました。
今も発熱などの症状があり、入院に向けた調整を行っているということです。
症状が出る前日に一緒に食事をした両親が濃厚接触者に当たるほか、職場で濃厚接触者に当たる人がいるかどうか調査中だということです。
また、男性は友人と複数回、食事をしていたということで、検査を受けるよう促しているということです。
30日はこのほか、海外から帰国した6人と、羽田空港で検疫の業務に従事していた女性とその家族1人が、いずれもオミクロン型に感染していることを確認したということです。
都内でオミクロン型への感染が確認されたのは、これで22人となりました。
2021年12月30日(木)