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■イギリスのグラクソのコロナ抗体薬「ゼビュディ」、オミクロン型にも効果 日本では9月に特例承認 [健康ダイジェスト]

 イギリスの製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は7日、同社の抗体薬「ゼビュディ(ソトロビマブ)」が新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」に対しても効果があることを確認したと発表しました。ゼビュディは変異を想定して開発された点滴薬で、日本では9月に特例承認されています。
 アメリカのバイオテクノロジー企業のヴィル・バイオテクノロジーと共同開発したゼビュディは、抗体でウイルスが細胞に侵入することを防ぎ、体内で増殖しづらくする仕組みです。GSKによると、オミクロン型に似せたウイルスを人工的に作製し、試験管内で試して効果を確認しました。臨床試験(治験)では、新型コロナによる入院や死亡のリスクを79%減らすことがわかっています。
 ゼビュディは、イギリスなどでも承認されています。イギリスの医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は、コロナ感染症での酸素療法を必要としない軽症・中等症かつ重症化リスクが高いと考えられる患者を対象に、症状が出てから5日以内に使用することを推奨しています。
 ワクチンだけでなく治療薬が相次ぎ実用化されており、重症化が防げれば、新型コロナが通常の風邪と同じような扱いになると期待されています。

 2021年12月8日(水)




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■秋田県の70歳代男性がツツガムシ病に感染 県内で今年3例目 [健康ダイジェスト]

 ダニの一種のツツガムシの幼虫に刺されることで感染する「つつが虫病」の患者が、秋田県大館保健所管内で確認されました。
 秋田県内で患者が確認されるのは今年3例目で、県は野外で活動する際は長袖や長ズボンを着用して肌の露出を避けるほか、帰宅後はすぐに入浴するなど注意を呼び掛けています。
 県によりますと、「つつが虫病」に感染したのは、大館保健所管内に住む70歳代の男性。
 11月23日から発熱や発疹、嘔吐(おうと)などの症状が出たため病院を受診したところ、12月3日に「つつが虫病」と診断されました。11月上旬に山林での伐採作業に従事しており、その際に感染したとみられ、右腕にツツガムシに刺された痕がありました。男性の症状は軽く、入院せずに快方に向かっているということです。
 県内では、ツツガムシの幼虫の活動が活発になる5月、6月に最も発生が多い傾向がありますが、11月にも北秋田保健所管内で60歳代の男性が「つつが虫病」と診断されていて、大館保健所管内の男性が今年に入って3例目です。県は10月、11月も夏と同じ程度の発生数があり、注意が必要だと話しています。
 「つつが虫病」は、ダニの一種のツツガムシの幼虫に刺されることで高熱や発疹が出る病気で、治療が遅れると死亡することもあり、最近では一昨年5月に1人が死亡しています。

 2021年12月8日(水)




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■新型コロナ、21都道府県で136人感染確認 前週の水曜日から17人増加 [健康ダイジェスト]

 国内では8日午後6時30分の時点で、東京都で21人、群馬県で13人、大阪府13人、兵庫県で12人、神奈川県で10人、埼玉県で9人、愛知県で7人、新潟県で6人、静岡県で5人など、岐阜県や広島県など26県を除く21都道府県と空港検疫で、新たに計136人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の水曜日(12月1日)より17人増えました。
 また、北海道で1人、東京都で1人、神奈川県で1人の合わせて3人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万7904人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万8616人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8369人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8382人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている8日時点の重症者は、前日より1人減って27人となっています。
 東京都は8日、都内で新たに10歳未満から70歳代までの男女合わせて21人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日と同じ人数でした。
 都内の1日当たりの感染確認が50人を下回るのは53日連続、30人を下回るのは27日連続です。8日までの7日間平均は15・9人で、前週の91・9%です。
 新規感染者21人を年代別にみると、20歳代が6人で最も多く、10歳代と40歳代がそれぞれ4人で続きました。65歳以上の高齢者は1人でした。
 また、都の基準で集計した8日時点の重症者は、7日と同じ3人でした。
 さらに、都は、感染が確認された70歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
 都内の感染者は累計38万2307人となり、累計の死者は3169人となっています。

 2021年12月8日(水)




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■オミクロン型、国内4人目感染確認 ナイジェリアから入国の50歳代男性 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は8日、アフリカのナイジェリアから4日に成田空港に到着した50歳代男性が、新型コロナウイルスの新たなオミクロン型変異ウイルスに感染していたと発表しました。国内で見付かるのは4例目で、いずれも入国時の空港検疫で陽性が判明しています。
 厚労省は男性と同じ便に乗っていた103人を濃厚接触者とし、宿泊施設での待機を促します。
 厚労省によると、男性はナイジェリアからカタールのドーハを経由し、日本に入国。成田空港の検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて陽性反応が出たため、国立感染症研究所でゲノム解析をした結果、オミクロン型への感染が判明しました。8日に医療機関に搬送されましたが、無症状といいます。
 アメリカのファイザー社製ワクチンの接種を10月1日と22日に受けていました。
 濃厚接触者103人のうち、96人が自宅で待機。入国時は全員が陰性だったといいます。厚労省は濃厚接触者の行き先の自治体に連絡し、本人にもアプリを通じて連絡します。

 2021年12月8日(水)




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■オミクロン型の強い感染力、別の変異を引き起こす恐れも ファイザーCEOが主張 [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬会社ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)が7日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症のオミクロン型変異ウイルスが今後別の変異を引き起こす可能性があると主張しました。
 ブーラ氏は7日、アメリカ紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が主催した「CEOカウンシル・サミット」行事で、「急速に広がるウイルスがあるというのは、良いニュースではないと考える」と主張しました。
 ブーラ氏は「オミクロン型の感染力が以前のウイルスよりも強いが、症状はあまり深刻ではないとみられる」としながらも、「急速な感染拡大は(変異ウイルスが)数十億人の体内に入ることができ、また別の変異が出てくるかもしれないことを意味する」と警告しました。
 ブーラ氏のこのような発言は、最近オミクロン型がデルタ型など以前のウイルスに比べてそれほど深刻ではない症状を示し、「コロナの風邪化」が前倒しになるという見通しが専門家の間に出ている中で出てきました。
 また、ブーラ氏はオミクロン型が初めて報告された南アフリカ共和国で軽症患者が多いという初期研究結果に対して、まだ信頼できないという意見を出しました。南アフリカの人口のうち60歳以上はわずか5%で、相対的に軽症のまま過ごす若年層の人口が多く、そのように見えている可能性があるとしています。ブーラ氏は「(オミクロン型の)臨床的特性が正確にどのようなものかについて、年末前までによく知ることができるだろう」と見通しました。
 オミクロン型用のワクチンは来年3月までに開発できるが、別途ワクチンが必要かはまだ確実ではないと付け加えました。
 ブーラ氏は2年近く続いている新型コロナ事態がまもなく終息すると期待することはないが、より多くの人がワクチンを接種し、より良い治療薬が出てくるなら、季節性インフルエンザと同じウイルスとして扱うことができるようになるだろうと明らかにしました。
 ブーラ氏は「我々は正常な生活を送ることができるようになる」としながら、「正常な生活とは、レストランに行ってもマスクをする必要がなくなるということを意味する」と述べました。
 また、ブーラ氏はワクチンとマスクの義務化を支持して、低所得国家のワクチン接種率の向上を図るために援助を提供する意向を明らかにしました。
 さらに、ブーラ氏は、ファイザーの新型コロナウイルス感染症向け経口薬「パクスロビド」について、オミクロン型を始めこれまでに出現した全変異型に有効だと確信していると述べました。
 同薬は、ウイルスの複製に必要なプロテアーゼと呼ばれる酵素を阻害します。これまでのウイルスの変異のほとんどは、ヒト細胞に付着するためのスパイクタンパク質に生じていますが、パクスロイドが標的とするプロテアーゼがなくても生きていけるようにウイルスが変異することははるかに難しいためといいます。

 2021年12月8日(水)




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■韓国、新型コロナ新規感染7175人で過去最多 重症者も840人で過去最多を更新 [健康ダイジェスト]

 韓国では7月初めから新型コロナウイルス第4波が続く中、8日、1日の新規感染者が初めて7000人を超えました。重症者も初めて800人台になり、過去最多を記録しました。
 中央防疫対策本部によると、8日午前0時基準で新規感染者は7175人と集計され、累計感染者は48万9484人に上りました。
 新規感染者7175人は、昨年1月20日に韓国で新型コロナウイルス患者が初めて発生してから最多。これまでの最多記録である4日の5352人より1823人多く、前日の7日の4954人と比較しても2221人急増しました。
 11月1日に「段階的日常回復」に防疫体系が転換されてから社会活動が増えた影響で、感染者数は急増する状況です。
 新規感染者数は11月24日に4115人で初めて4000人台に達し、1週間後の12月1日には5122人で初めて5000人台を記録しました。8日は6000人台を飛び超え7000人を上回りました。
 特に首都圏で感染者が集中的に発生しており、市中感染と海外流入(検疫除外)を合わせた新規感染者はソウルが2901人、京畿道(キョンギド)が2268人、仁川(インチョン)が433人で、首都圏だけで5602人に上りました。
 重症者も840人で連日過去最多を記録中で、直前の最多記録だった前日の7日の774人から66人増加しました。
 前日に新型コロナウイルスで死亡した人は63人で、過去3番目に多くなりました。これまでの新型コロナウイルス死亡者は4020人です。
 新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスであるオミクロン型の感染者も増加しており、防疫に負担になっていると分析されます。オミクロン型感染者はこの日2人増え、累積38人になりました。
 韓国政府は段階的日常回復以降に新型コロナ感染者が急増し、6日から私的会合の規模を減らし、防疫パス対象を拡大するなど特別防疫対策を施行しました。ただ、防疫強化の効果は1~2週間後に現れると予想され、その間に感染者と重症者、死亡者など防疫指標は悪化を続けるだろうとの懸念が出ています。

 2021年12月8日(水)




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■ニューヨーク市、全民間企業にワクチン接種義務化 オミクロン型阻止へ「先手」 [健康ダイジェスト]

 アメリカのニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は6日、市内の全民間企業を対象に、従業員への新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けると発表しました。民間企業の全従業員を対象とするのはアメリカ初といいます。27日から実施します。
 新規感染者数が再び増加に転じる中、新たなオミクロン型変異ウイルスの感染拡大を抑えるために「先手を取る」としています。
 アメリカメディアによると、対象になるのは市内の約18万4000社。従業員は勤務先に、ワクチン接種を少なくとも1回受けた証明を提出する必要が生じます。宗教や医療上の理由による免除は申請できるといいます。
 デブラシオ市長は記者会見で、「感染拡大と私たち全員に迫る危険を阻止するために大胆な措置をとる」と述べました。
 ジョー・バイデン政権は従業員100人以上の企業を対象にワクチン接種を原則義務化する制度を打ち出したものの、共和党の州知事らが「連邦政府の権限を逸脱している」と反発。各地で義務化を一時差し止める司法判断が相次いでいます。
 デブラシオ市長は法的な問題はないとの考えを強調し、罰則の導入も検討していると明らかにしました。
 ニューヨーク市では、成人の89%は少なくとも1回はワクチン接種を受けています。ただ、一部でワクチン懐疑論は根強く、民間企業での義務化には訴訟が起きる可能性もあります。デブラシオ市長の後任として2022年1月にニューヨーク市長に就く民主党のエリック・アダムス氏が、新たなルールを踏襲するかも焦点となります。
 ニューヨーク市では警察官など市職員はすでに接種が義務化され、拒否した場合は無給の休職扱いにする措置をとっていますが、当初は反対デモが相次ぎました。
 また、ニューヨーク市は屋内の飲食店、娯楽施設、ジムなどの利用時に義務付けているワクチンの接種証明も強化します。12歳以上には1回で接種が完了するジョンソン・エンド・ジョンソン製のワクチンを接種した人を除き、27日から2回分の接種証明を求めます。
 14日からは屋内の飲食店や娯楽施設を利用する5~11歳の子供にも対象を広げ、1回分の接種証明を求めます。子供がスポーツやダンスなど感染リスクの高い課外活動に参加する場合も、同様の接種証明が必要となります。
 ニューヨーク市の過去7日間平均の新規感染者数は11月上旬から増加に転じ、3日現在で1975人と、デルタ型変異ウイルスの感染が広がった今夏から秋の水準になっています。
 1日に初めてカリフォルニア州で確認されたオミクロン型変異ウイルスの感染事例は17州40人に達し、ニューヨーク州ではすでに8人のオミクロン型への感染者が確認されています。

 2021年12月8日(水)




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■国内で新たに116人が新型コロナ感染 前週より15人減、最多は東京都の19人 [健康ダイジェスト]

 国内では7日、東京都で19人、大阪府で15人、愛知県11人、神奈川県で9人、群馬県で8人、千葉県で6人、栃木県で5人、新潟県で5人など、広島県や福岡県など26県を除く21都道府県と空港検疫で、新たに計116人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の火曜日(11月30日)より15人減りました。
 また、兵庫県で1人、埼玉県で1人の合わせて2人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万7768人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万8480人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8366人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8379人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている7日時点の重症者は、前日より1人減って28人となっています。重症者は4日連続で30人を下回りました。
 東京都は7日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて19人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日と比べて2人減りました。
 都内の1日の感染確認が50人を下回るのは52日連続、30人を下回るのは26日連続です。7日までの7日間平均は15・9人で、前週の106・0%です。
 一方、都の基準で集計した7日時点の重症者は、6日と同じ3人でした。
 また、7日に死亡が確認された人はいませんでした。

 2021年12月7日(火)




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