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■PFAS、河川や地下水調査 16都府県111地点で国の暫定目標値を上回る値 [健康ダイジェスト]

 環境省は29日、泡消火剤などに含まれ、有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」の一種、「PFOS(ピーフォス)」「PFOA(ピーフォア)」が、全国16都府県の河川や地下水など111地点で国の暫定指針値(合算で1リットル当たり50ナノグラム)を超えていたと発表。同省によると、超過している水が飲用に使われないように、各自治体や管理者に注意を呼び掛けています。
 2022年度の調査で、対象は38都道府県、1258地点。水質汚濁防止法に基づく調査と、各自治体が独自に行った調査結果を併せて発表しました。
 16都府県は山形、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、福井、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、熊本、大分、沖縄。
 含有量が最も多かったのは大阪府摂津市の地下水で、1リットル当たり2万1000ナノグラム。府は「汚染源の可能性がある事業者と浄化対策について協議している」と話しています。
 訓練で泡消火剤を用いるアメリカ軍基地が集中する沖縄県内では、宜野湾市と嘉手納町の地下水で同1000ナノグラムを超えるなど、多くの地点で暫定目標値を超えていました。 

 2024年3月30日(土)

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■新型コロナ、7週連続で減少 前週の0・85倍 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は29日、全国に約5000ある定点医療機関から18~24日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計2万5727人で、1定点当たり5・21人(速報値)だったと発表しました。前週(6・15人)の約0・85倍で、7週連続で減少しました。
 厚生労働省は、「患者数は減少傾向にあるが、感染は繰り返し拡大するので、引き続き感染対策を行ってほしい」としています。
 都道府県別の最多は秋田県の10・12人で、宮城県9・63人、岩手県9・51人、青森県9・1人、新潟県7・81人、岐阜県7・66人、長崎県7・23人と続きました。東京都3・06人、愛知県6・72人、大阪府3・59人、福岡県4・90人でした。45都道府県で前の週より減少しました。
 24日までの1週間に定点医療機関から報告された新規入院患者数は1950人で、前週の2152人から202人減少。集中治療室(ICU)に入院した患者は88人で、前週の100人から12人減りました。
 季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点当たり14・08人で、前週の17・26人の約0・82倍に減少しました。休校や学年・学級閉鎖となったのは全国で1116校で、前週の3124校から2008校減りました。

 2024年3月30日(土)


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■緊急避妊薬の薬局試験販売、2カ月で2181件 東京都の266件が最多 [健康ダイジェスト]

 望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬(アフターピル)を医師の処方箋なしで薬局で試験販売する国の調査事業について、日本薬剤師会は29日、1月末までの約2カ月間に2181件の販売実績があったと明らかにしました。販売を中止するような大きなトラブルはありませんでした。現在は全国145薬局で販売しており、4月以降は追加を検討します。
 緊急避妊薬はノルレボ錠とジェネリック医薬品(後発薬)のレボノルゲストレル錠。緊急避妊薬は性行為から72時間以内の服用で、妊娠を約8割防げます。性暴力に遭ったり、避妊に失敗したりした女性が使います。
 調査事業は厚生労働省が日本薬剤師会に委託し、昨年11月28日に始まりました。購入者へのアンケート調査などを行い、薬剤師の説明だけで安全に服用できるかを確かめています。価格は7000円~9000円。
 購入できるのは16歳以上の女性で、事前の電話相談や、購入の際に調査へ参加の同意などが必要。また薬剤師の目の前で服用することや、18歳未満は保護者の同伴と同意も求められます。
 都道府県別の件数は、東京都の266件が最多で、神奈川県の231件、大阪府の169件が続きました。10件未満も5県ありました。
 現場や専門家からは、都市部で販売薬局の増加を求める声が上がっています。

 2024年3月30日(土)

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■マクドナルド、「ハッピーセット」のドラえもんおもちゃを自主回収 外れたパーツが口に入る可能性 [健康ダイジェスト]

 日本マクドナルドは29日、全国の店舗で3月に販売した「ハッピーセット」のおもちゃを自主回収すると発表しました。おもちゃに使用している部品の一部が外れる不具合が確認されたとしています。
 回収するのは「ドラえもんとチューバのふえ」で、3月15~18日に約43万個を販売しました。真鍮(ちゅう)製の部品(2ミリ・メートル×9ミリ・メートル×0・3ミリ・メートル)が外れる恐れがあるといいます。
 現時点で健康被害の報告はないものの、「外れたパーツが口に入る可能性があり、安全性に万全を期す」として自主回収を決めました。
 使用中止を呼び掛けており、4月5日午前5時以降にマクドナルド店舗で回収します。
 問い合わせ先はハッピーセットおもちゃ「ドラえもんとチューバのふえ」事務局 フリーダイヤル:0120-777-986(受付時間:9時~17時 土日祝日含む)

 2024年3月30日(土)

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■高熱などの症状を引き起こすデング熱、中南米で感染が急拡大 [健康ダイジェスト]

 蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こすデング熱の感染が急速に広がっている中南米では、今年に入ってからの感染者がすでに350万人に上っており、現地の保健機関は、今年の感染者の数はこれまでで最も多くなるという見方を示しました。
 デング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こし、症状が重くなると死亡することもあります。
 世界保健機関(WHO)で南北アメリカを管轄するパンアメリカン保健機関は28日、記者会見し、今年に入ってからのデング熱の感染者は中南米で350万人、死者は1000人を超えたと発表しました。
 感染者の数は昨年の同じ時期に比べて3倍に増えており、感染者の9割は南米のブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3カ国に集中しています。
 一方、カリブ海にあるアメリカの自治領プエルトリコが3月25日に公衆衛生上の非常事態を宣言するなど、この時期には通常、感染がみられない中米やカリブ海の国や地域でも感染が広がっているということです。
 パンアメリカン保健機関は今年1年間の感染者数は450万人が感染した昨年を上回って、これまでで最も多くなるとの見方を示しており、感染が広がっている地域での対策の徹底を呼び掛けています。

 2024年3月30日(土)

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■小林製薬「紅麹」健康被害、滋賀県も4件確認 50歳代女性が一時入院 [健康ダイジェスト]

 小林製薬(大阪市)の「 紅麹(べにこうじ)」成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、滋賀県は29日、大津市を除く県内の男女4人の健康被害を確認したと発表しました。 倦怠(けんたい)感など関連が疑われる症状があり、うち1人は腎機能の低下などで一時入院したといいます。
 入院したのは50歳代の女性で、昨年4月から今年1月に「紅麹コレステヘルプ」を摂取。吐き気や尿の泡立ちなどの症状で医療機関を受診し、腎機能の低下により1月下旬から2月中旬に入院しました。現在も通院しています。
 ほか3人のうち、40歳代の男性は医療機関は受診していないものの、手の指の痛みなどの症状を訴え、30歳代の男性は自覚症状はないものの、尿に潜血の疑いがあります。この2人も紅麹コレステヘルプを摂取していました。
 ほかに、同社のサプリを摂取したという1人がむくみなどを訴えており、県が詳細を確認しています。
 県によると、同社から被害状況の報告を受けた大阪市から県内の2人についての調査依頼がありました。ほかの2人については28、29両日に、県の保健所に直接相談がありました。
 滋賀県生活衛生課食の安全推進室は、「紅麹関連商品は摂取せず、万が一、摂取後体調が悪くなった場合は医療機関を受診し、保健所にも届けてほしい」と県民に呼び掛けています。

 2024年3月30日(土)

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