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■新型コロナウイルス、北九州市で7日連続計69人感染 老人ホームでも集団感染 [健康ダイジェスト]

 北九州市では29日、新たに26人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、市で感染が確認されたのは7日連続で合わせて69人となりました。市は、新たに市内の特別養護老人ホームで集団感染が発生したとしており、こうした感染者の集団ごとに濃厚接触者の特定と検査を徹底し、感染の拡大を防ぎたい考えです。
 北九州市によりますと、新たに感染が確認されたのは中学生1人を含む10歳代から90歳代までの男女合わせて26人です。
 このうち10人は八幡西区にある特別養護老人ホーム「わかば」の職員と入所者で、この施設で29日までに感染が確認された人の合計は12人になりました。市は新たに、この施設で集団感染が発生したとしています。
 また、すでに集団感染の発生が確認されている小倉北区の北九州総合病院では、医療スタッフと入院患者、合わせて9人の感染が新たに確認され、この病院で感染が確認された人の合計は14人になりました。
 北九州市は、こうした感染者の集団ごとに濃厚接触者の特定と検査を徹底して行い、感染の拡大を防ぎたい考えです。ただ、29日に感染が確認された26人のうち、6人は感染経路がわかっておらず、この7日間で感染が確認された69人については27人の感染経路がわかっていません。
 このため北九州市は市民に対し、引き続き感染予防に努め、不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けています。 
 一方、福岡県は、北九州市内の接待を伴う飲食店とライブハウスについて、感染リスクが高いとして休業要請を6月18日まで継続することを決めました。
 北九州市内では、先週金曜日(22日)まで23日連続で感染が確認されていませんでした。しかし、土曜日(23日)に3人の感染が確認されてから、日曜日(24日)に3人、月曜日(25日)に6人、火曜日(26日)に2人、水曜日(27日)に8人、木曜日(28日)に21人、金曜日(29日)に26人と、7日間連続で合わせて69人の感染が確認されました。このうち27人の感染経路がわかっていません。
 地域別にみてみますと、この1週間に感染が確認された人は市内に7つあるすべての区に及んでいて、小倉南区と八幡西区でそれぞれ15人、小倉北区で13人、門司区で8人、若松区で4人、戸畑区で3人、八幡東区で2人となっています。
 このほか、北九州市の病院や介護施設などで勤務する人や、市内の医療機関に転院したり通院したりして市が行ったPCR検査で確認された人が、福岡県行橋市で3人、山口県下関市で2人、福岡県中間市、直方市、築上郡、遠賀郡でそれぞれ1人です。

 2020年5月30日(土)

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■東京都の5月の熱中症搬送128人に上る マスク外す対策も [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によると、東京都内で5月に熱中症の疑いで搬送された人が100人を超えました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクの着用が求められていますが、人との距離や気温などに応じてマスクを外すなど、熱中症対策にも心掛けてほしいとしています。
 東京消防庁によりますと、都内で5月に入ってから29日午後3時までに、熱中症の疑いで病院に搬送された人は128人に上ったということです。
 年代別では、70歳代が最も多く43人、80歳代が27人、60歳代が13人、90歳代以上が9人で、60歳代以上が全体の71%を占めました。
 症状別では、「死亡」や「重篤」の人はいませんでしたが、生命の危険が強いと認められる「重症」が6人、入院の必要がある「中等症」は54人だったということです。
 東京消防庁は、外出をなるべく控えて自宅で過ごす人も多いことから、暑い時は適切にエアコンを使い、水分を補給してほしいと呼び掛けています。
 新型コロナウイルスの感染対策にマスクの着用が求められていますが、環境省や厚生労働省は、人との距離や気温などに応じて、マスクを外すなど、熱中症対策も心掛けてほしいとしています。

 2020年5月30日(土)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者592万9312人 ブラジルの1日の感染者2万6417人 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間29日午前3時時点のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で592万9312人、亡くなった人は35万7781人となっています。
 このうち感染者の最も多いのはアメリカで170万8726人、次いでブラジル41万1821人、ロシア37万9051人、イギリス27万507人、スペイン23万7906人、イタリア23万1732人。
 死者の最も多いのもアメリカで10万1002人、次いでイギリス3万7919人、イタリア3万3142人、フランス2万8599人、スペイン2万7119人、ブラジル2万5598人。
 新型コロナウイルスの感染者が世界で2番目に多い南米ブラジルでは、1日当たりの新規の感染者数が貧困層を中心に2万6000人余りとこれまでで最も多くなり、患者の受け入れ態勢の拡充が大きな課題となっています。
 ブラジルでは、衛生環境の悪い貧困地区の住民を中心に感染が急速に広がっており、政府の発表によりますと、28日の感染者数は2万6417人増えて、1日当たりの新規の感染者数がこれまでで最も多くなり、累計は43万8238人となりました。
 また、死亡した人も1156人増えて、2万6754人になりました。
 こうした中、ブラジルの最大都市サンパウロの公立病院では、定員の90%以上の病床が埋まるなど、無料で利用できる主に貧困層向けの公立病院の病床の不足が深刻な問題となっています。
 一方で、有料で治療を行う私立の病院は病床に余裕があるため、政府は一部の病床を貧困層向けに開放するよう求めていますが、実現していません。
 ブラジルでは、サンパウロなどで来週から経済活動が再開され、感染がさらに拡大することも予想されることから、貧困層向けの病床の拡充が大きな課題となっています。

 2020年5月29日(金)

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■今年の熱中症予防、「屋外では状況に応じマスクを外して」 環境省などが呼び掛け [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの出現に伴いマスクの着用が求められる中、これからの季節で心配されるのが熱中症です。環境省と厚生労働省は熱中症を防ぐため、人との距離や気温など状況に応じてマスクを外すよう呼び掛けています。
 新型コロナウイルスの感染を防ぐ「新しい生活様式」の一環として、政府は引き続きマスクの着用を求めていますが、気温が上がるこれからの季節は熱中症のリスクも高くなります。
 このため環境省と厚生労働省は共同で、ウイルスの感染防止を進めながら、熱中症を予防するポイントをまとめた「令和2年度の熱中症予防行動」を発表しました。
 それによりますと、屋外では人との距離が2メートル以上ある場合は、気温や湿度など状況に応じてマスクを外すよう呼び掛けています。
 また、マスクを着用している際は強い負荷の作業や激しい運動を避け、こまめに水分を補給するよう求めています。
 また、冷房を使っている部屋では、換気で窓を開けても室温が高くならないよう、温度設定をこまめに調整することを呼び掛けています。
 環境省は、「特に高齢者や子供、障害者は熱中症のリスクが高い。ウイルスの感染防止とともに熱中症についても周囲が気を配ってほしい」としています。

 2020年5月29日(金)

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