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■東京都で522人など全国で2418人が新型コロナウイルスに感染 北海道では初めて300人を超える304人が感染 [健康ダイジェスト]

 国内の新型コロナウイルスの感染確認の発表は、20日午後8時半の時点で、東京都で522人、大阪府で370人、北海道で304人、神奈川県で208人、愛知県で202人、兵庫県で131人、埼玉県で96人、千葉県で90人、静岡県で59人、茨城県で40人、沖縄県で40人、福岡県で35人など、全国で合わせて2418人となり、1日の発表としては、19日の2388人を超えて過去最多となりました。
 また、兵庫県で3人、埼玉県で3人、北海道で2人、千葉県で1人、東京都で1人の、合わせて10人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め12万8348人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて12万9060人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1965人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1978人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、20日時点で、291人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、20日時点で、国内で感染した人が10万8423人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて10万9082人となっています。
 北海道と札幌、旭川、小樽の各市は20日、道内で新たに304人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、患者2人が死亡したと発表しました。1日当たりの感染者数が300人を超えたのは初めて。道内では10月以降、札幌市を中心に感染拡大が深刻化し、18日以降、2日連続で感染者発表が200人を超えていました。
 札幌市の療養型病院で新たに46人のクラスター(感染者集団)が発生するなど、道内各地の医療機関や福祉施設で感染が拡大しています。
 鈴木直道知事は20日、報道陣に「医療機関でも集団感染が発生し、病床が空いていても人手が足りないなどで一般の診療や救急医療に支障が生じかねない。札幌周辺では交通事故や急病の際に適切な医療を提供できない恐れが出ている」と強い危機感を表明しました。
 道内の死者は計143人、感染者は延べ6684人(実人数6660人)となりました。午後6時半時点の患者数は2113人で、このうち19人が重症。
 札幌市では20日、新たに191人の感染が確認され、療養型病院、コールセンター、繁華街すすきの地区の接待飲食店の3カ所で新たなクラスターが発生しました。
 このうち療養型病院は同市手稲区の「札幌田中病院」で、感染者は職員7人と入院患者39人の40~100歳代計46人。運営法人が医療や介護スタッフを増援して治療に当たっています。
 同病院は外来診療と入院の受け入れを休止し、市は同病院に現地対策本部を設置。病院内で陽性者と陰性者を分けるゾーニングを行い、職員69人と入院患者326人を対象に検査を進めています。
 このほか、登別市の養護老人ホームで40~80歳代計5人、新ひだか町の「日高徳洲会病院」で40~80歳代計5人など、道内で新たなクラスターが計7件発生。
 医療機関のクラスターは、札幌市の「北海道医療センター」で入院患者と医療技術者計2人が感染して計16人に。同市の「北海道病院」でも看護師1人が感染し計6人となりました。
 「市立釧路総合病院」は6人増えて計13人に。岩見沢市の「北海道中央労災病院」は9人増えて計34人に。滝川市の「滝川中央病院」も3人増えて計25人となりました。
 旭川市では20日、新たに21人の感染が確認され、このうち15人はクラスターが発生している吉田病院の看護師や入院患者などでした。同病院の感染者は計82人。
 福祉施設のクラスターも拡大し、道内最大規模となった札幌市南区の特別養護老人ホーム「ドリームハウス」で1人増えて計105人に。道内2番目の北広島市の障害者支援施設は2人増えて計97人となりました。
 また、千歳市の陸上自衛隊東千歳駐屯地で発生した3回目のクラスターは、4人増えて計20人に拡大しました。 

 2020年11月20日(金)

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■イギリスで開発中の新型コロナワクチン、全年齢層で免疫反応を確認 オックスフォード大が発表 [健康ダイジェスト]

 イギリスのオックスフォード大学は製薬大手のアストラゼネカとともに開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、高齢者を含むすべての年齢層で免疫反応が確認されたなどとする研究成果を発表しました。
 オックスフォード大学は、アストラゼネカとともに新型コロナウイルスのワクチンの開発を進めており、3段階ある臨床試験(治験)のうち第2段階の結果が19日、イギリスの医学雑誌「ランセット」に掲載されました。
 それによりますと、5月から8月にかけて18歳以上の健康な560人、うち70歳以上240人にワクチンを接種したところ、すべての年齢層で免疫反応が確認されたということです。
 免疫反応は、高齢者を含む56歳以上の人でも、それより若い人たちとほぼ同じように確認され、深刻な副作用などはなかったといいます。
 新型コロナウイルスで重症化するリスクは高齢者のほうが高いとされているため、研究チームは「勇気付けられる結果だ」としています。
 研究チームは、このワクチンが感染を防ぐのに有効かどうかについて、現在、進めているより多くの人に接種する最終段階の臨床試験を踏まえ、来月にも結論を出したい考えです。
 新型コロナウイルスは高齢者や基礎疾患がある人のほうが重症化しやすい傾向があり、アメリカの疾病対策センター(CDC)によると、アメリカの死者約20万人のうち、65歳以上は約8割を占めました。各国政府はワクチンが実用化されれば、高齢者などに優先接種する方針。
 日本政府は、アストラゼネカから1億2000万回分のワクチンを調達する契約を結んでいます。

 2020年11月20日(金)

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■2019年度の児童虐待は19万3780件 29年連続で最多更新 [健康ダイジェスト]

 子供が親などの保護者から虐待を受けたとして全国の児童相談所が2019年度に対応した児童虐待の相談件数が19万3780件(速報値)に上ったことが18日、厚生労働省のまとめで明らかになりました。1990年度の統計開始以来、29年連続で最多を更新しました。前年度からの増加数も3万3942件で、率にして21・2%増えて、過去最多を更新しました。
 厚労省によると、「身体的虐待」、「ネグレクト(育児放棄)」、「性的虐待」、「心理的虐待」の4類型のうち、最も多かったのは暴言を吐いたり、子供の目の前で家族に暴力を振るったりする「心理的虐待」で10万9118件(56・3%)に上り、全体の半数以上を占めています。
 次いで、殴るなどの暴行を加える「身体的虐待」が4万9240件(25・4%)、子供の面倒をみない「ネグレクト」が3万3345件(17・2%)、「性的虐待」が2077件(1・1%)となっています。
 また、児童相談所への相談の経路では、警察からの通告が9万6473件(49・8%)で最も多くなっており、10年前の15倍近くになりました。心理的虐待に分類される、子供の前で家族に暴力を振るう「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」の警察からの通告増加が、目立ちます。
 厚労省は、「警察など関係機関との連携を強化する中で通告が増加している。児童相談所の体制強化などを着実に行い、子供の命を守ることを最優先に取り組んでいきたい」としています。
 厚労省は新型コロナウイルスの影響で虐待の増加などが懸念されたことから、児童相談所が対応した件数を今年は月ごとに公表しています。
 それによりますと、子供が親などから虐待を受けたとして、児童相談所が対応した件数は今年1月から7月までで全国で11万5969件に上り、過去最多となった昨年度を上回るペースで増加しています。
 月ごとにみると、1月は1万4805件(+21%)、2月は1万5039件(+11%)、3月は2万3685件(+18%)といずれも昨年の同じ月より大幅に増えましたが、緊急事態宣言が出されていた4月は1万4684件で7%の増加、5月は1万3551件で2%の減少で、マイナスに転じました。
 緊急事態宣言が解除された後の6月は1万7649件と10%増加しましたが、7月は1万6556件と6%減少しました。
 外出の自粛などで子供を見守る機会が減少し、虐待のリスクが高まっているとして、厚労省は、自治体が子供食堂などの活動を行う民間団体と連携して見守り体制を強化した場合に費用を補助する取り組みを始めました。
 しかし、実際に取り組みをしているの今年9月の時点で全国で45の自治体にとどまっているということです。
 厚生労働省は、「今年1月から7月までの件数について要因は分析できていないが、今後の状況を注視したい。自治体も民間団体と連携して見守りの強化につなげてほしい」としています。

 2020年11月20日(金)

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■がん10年生存率58・3%になり、1・1ポイント上昇 国立がん研究センターが集計 [健康ダイジェスト]

 国立がん研究センターは19日、2004~2007年にがんと診断された人の10年後の生存率が58・3%で、前回集計した2003~2006年に比べ1・1ポイント上昇したと発表しました。データを取り始めた2000年ころから、同じ計算式で比較すると少しずつ向上しています。
 集計にかかわった千葉県がんセンター研究所がん予防センターの三上春夫部長は、生存率改善は新しい治療法の登場よりも「標準的な治療が全国的に受けられるようになってきたことが背景にあるのではないか」と話しています。
 また、中村洋子主席研究員は、「治療が難しいがんの新しい薬の開発など、技術の進歩で生存率は年々向上していて、今後もその傾向が続くとみられる。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大による受診控えが今後、生存率に影響しないか注視する必要がある」と話しています。
 国立がん研究センターが10年生存率を公表するのは、6回目。今回はがんの治療を専門とする21施設の約9万4000人の患者情報を対象にしました。
 新たに発表された10年生存率をがんの部位別でみると、最も高いのは前立腺がんで98・8%、次いで、女性の乳がんが86・8%、甲状腺がんが85・7%、子宮体がんが81・6%となっています。
 一方で、すい臓がんは6・2%と最も低く、肝臓がんが16・1%、胆のうがん・胆管がんが19・1%、食道がんが31・8%、肺がんが32・4%などとなっています。
 また、2010~2012年にがんと診断された人の5年後の生存率は68・6%で、2009~2011年に比べて0・2ポイント上昇しました。部位別の傾向は、10年生存率とほとんど同じでした。
 詳しくは、全国がんセンター協議会のホームページで確認できます。

 2020年11月20日(金)

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■世界の新型コロナウイルス感染者5689万人、死者136万人 アメリカ・カリフォルニア州でも夜間外出制限命令 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の20日午後3時の時点で、世界全体で5689万8415人となりました。また、亡くなった人は、136万381人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで1171万5316人、次いで、インドが900万4365人、ブラジルが598万1767人、フランスが208万7176人、ロシアが199万8966人、スペインが154万1574人、イギリスが145万3256人、アルゼンチンが134万9434人、イタリアが130万9434人、コロンビアが122万5490人、メキシコが101万9543人、ペルーが93万9931人、ドイツが89万1525人、イランが81万5117人です。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで25万2535人、次いで、ブラジルが16万8061人、インドが13万2162人、メキシコが10万104人、イギリスが5万3775人、イタリアが4万7870人、フランスが4万6795人、イランが4万3417人、スペインが4万2291人、アルゼンチンが3万6532人、ペルーが3万5317人、コロンビアが3万4761人、ロシアが3万4525人、南アフリカが2万671人となっています。
 新型コロナウイルスの感染拡大が再び深刻となっているアメリカでは、西部カリフォルニア州で夜間の外出を制限する命令が出されるなど、各地で対策が強化されています。一方、対策の強化に抗議するデモや生活必需品の買い占めの動きも出始めています。
 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカで18日に報告された1日当たりの新たな感染者は17万人余りと、10万人を超える日が2週間以上続いています。
 こうした中、感染者が急増している中西部のオハイオ州で19日から3週間、西部カリフォルニア州のロサンゼルスを含むほぼ全域で21日から1カ月間、それぞれ午後10時から午前5時まで不要不急の外出を制限する命令が出されました。
 また、ニューヨーク市では19日から公立の学校での授業がすべてオンラインに切り替えられました。しかし、ヨーロッパとはと異なりフィットネスジムやバーなどは営業を続けています。
 一方、市内では教室での授業の再開を求める抗議デモも行われ、2人の息子を持つ母親は「オンラインだけで十分に学べるとは思えません」と訴えていました。
 さらに、アメリカのメディアは、各地でトイレットペーパーや飲み水などの生活必需品の買い占めの動きが出始めていると伝えています。
 このうちロサンゼルス近郊の大型量販店では19日、開店前から100人ほどの客が列を作っていました。
 こうした動きに対して西部ワシントン州は、買い占めの自粛をツイッターで呼び掛けるなど、市民生活への影響が広がっています。
 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているのを受けて、首都ワシントンにあるスミソニアン協会のすべての博物館が、週明けの23日から再び閉鎖されることになりました。
 スミソニアン協会は今年3月に新型コロナウイルス対策としてすべての博物館を閉鎖しましたが、7月からアメリカ歴史博物館や動物園などの一部に限って運営を再開していました。
 しかし、感染拡大に伴って再び閉鎖を余儀なくされる形で、スミソニアン協会は声明で「訪問者の健康と安全を守るのが最優先だ」としています。

 2020年11月20日(金)

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■東京都で新たに534人が新型コロナウイルスに感染 500人超は初、2日連続最多を更新 [健康ダイジェスト]

 東京都は19日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて534人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染者が500人を超えるのは初めてで、18日に記録していた493人を上回って、過去最多を2日連続で更新しました。
 年代別では、10歳未満が5人、10歳代が27人、20歳代が130人、30歳代が110人、40歳代が96人、50歳代が80人、60歳代が31人、70歳代が42人、80歳代が10人、90歳代が3人。40歳代、50歳代、70歳代は、過去最多でした。
 534人のうち、約40%に当たる216人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者、約60%の318人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が87人で最も多く、次いで「職場内」が60人、「施設内」が28人、「会食」が10人などとなっています。
 このうち家庭内では、10歳未満から80歳代までの幅広い年代で感染が確認され、人数はこれまでで最も多くなりました。
 東京都の担当者は、「急激に感染が拡大しているようにみえるが、このまま感染の確認が増え続けるのか、ペースが少し落ち着いてくるのか、動きを注視している」と話しています。
 19日の時点で都内で感染が確認されたのは、累計3万6256人になりました。
 東京都によりますと、都内で感染が確認された3万6256人のうち、入院中の人は18日より7人減って1347人です。入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は18日より1人減って38人です。
 都は19日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。
 また、自宅で療養している人は、18日より52人増えて533人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、18日より79人増えて686人で、これまでで最も多くなりました。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、18日より86人増えて668人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、3万2546人となっています。
 東京都は新型コロナウイルスの対策本部会議を19日午後に開き、重症化リスクの高い高齢者の新たな感染が増えているとして、重症患者向けの医療提供体制を強化する考えを示しました。具体的には、重症患者用の病床を現在の150床から2倍の300床を視野に入れて、確保を進めます。都は、必要な体制を確保するよう医療機関に要請しました。
 小池百合子知事は、中等症以下の患者の医療提供体制について「専用医療施設の整備を進めており、今月中には工事が完了、来月には開設する予定だ」と述べました。

 2020年11月20日(金)

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