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■東京都、日曜日発表で最多の418人が新型コロナに感染 全国で2058人感染、10人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では29日午後7時半の時点で、東京都で418人、大阪府で381人、北海道で192人、愛知県で155人、神奈川県で151人、埼玉県で139人、兵庫県で111人、千葉県で75人、静岡県で66人、沖縄県で47人、福岡県で43人、茨城県で31人など、全国で合わせて2058人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、北海道で5人、岩手県で2人、愛知県で1人、沖縄県で1人、神奈川県で1人の、合わせて10人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め14万7560人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて14万8272人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が2120人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて2133人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、29日時点で、前日比22人増の462人となり、7日連続で過去最多を更新しました。重症者の治療に必要な集中治療室(ICU)などが窮迫しており、医療現場の危機感は高まっています。
 症状が改善して退院した人などは、29日時点で、国内で感染した人が12万1891人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて12万2550人となっています。
 一方、東京都は29日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて418人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。27日は過去最多の570人、28日は561人の感染が確認されていましたが、29日は3日ぶりに400人台となりました。
 ただ、日曜日に400人台の感染者が確認されたのは初めてのことで、11月22日の391人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 年代別では、20歳代が最も多く110人で、次いで、40歳代が80人、30歳代が70人、50歳代が51人、60歳代が32人、70歳代が25人、10歳代が22人、80歳代が12人、10歳未満が10人、90歳代が6人。65歳以上の高齢者は55人でした。
 418人のうち、約41%に当たる173人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約59%の245人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳をみますと、「家庭内」が最も多く83人、次いで「職場内」が30人、「施設内」が26人、「会食」が9人などとなっています。
 家庭内では、同居する家族4人が感染したケースが5つあったということです。施設内や職場内での感染では、クラスターの報告がなく、いずれも散発で感染が確認されたケースだということです。
 東京都は、「感染が広がっているとはいえると思われるが、明日以降の傾向も注視していきたい。ただ、依然として家庭内での感染が最も多いので家庭内に持ち込むことのないよう家の外での感染予防を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 これで都内で感染が確認されたのは、累計で4万628人になりました。
 東京都によりますと、都内で29日までに感染が確認された4万628人のうち、入院中の人は、28日より70人増えて1580人。入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は、28日と同じ67人でした。
 4万628人のうち、自宅で療養している人は、28日より8人増えて834人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、28日より5人増えて734人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、28日より27人増えて951人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、3万6041人となっています。

 2020年11月29日(日)




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■用語 安静時狭心症 [用語(あ)]

[バー]就寝中など比較的安静にしている際に起こる狭心症
 安静時狭心症とは、就寝中や早朝など比較的安静にしている際に発生する狭心症。
 狭心症は、心臓の表面を取り巻く血管である冠(状)動脈の狭窄(きょうさく)などによって、心臓の筋肉である心筋に十分な血液が送られなくなり、心筋が一時的な酸素欠乏になった状態のことです。
 狭心症にはいろいろなタイプがありますが、よく知られているタイプは、一般的にみられる労作(ろうさ)性狭心症と、安静時に発生する安静時狭心症の2つです。
 安静時狭心症は、心不全などを合併することも多く、一般的にみられる労作性狭心症よりも重症です。
 労作狭心症は、動脈硬化などで冠動脈が狭くなっている際に、過度のストレス、精神的興奮、坂道や階段の昇降運動といった一定の強さの運動や動作が誘因となり、心臓の負担が増すことで心筋が一時的な酸素欠乏になって起こるものです。
 安静時狭心症の中には、労作性狭心症のように冠動脈の狭窄を伴うものと伴わないものがあります。
 冠動脈の狭窄がないにもかかわらず狭心症が起こる機序としては、冠攣縮(かんれんしゅく)という現象が関与すると考えられています。冠攣縮では、ストレスや迷走神経の刺激などによって冠動脈がけいれんを起こし、内腔(ないくう)が狭くなるために血流が低下して狭心症が起こります。冠攣縮は運動や動作とは無関係に起こるために、安静時狭心症の大部分は冠攣縮による狭心症といわれています。
 冠攣縮による狭心症のうち、深夜から早朝にかけて就寝中に発生し、心電図波形のうちで、ST部分が通常より著名に上昇した状態を来たすものを異型狭心症と呼んでいます。
 異型狭心症は日本人によくみられ、血管攣縮性狭心症とも呼ばれ、冠動脈に明らかな動脈硬化はないのに、血管がけいれんして内腔が極端に狭くなるために胸痛発作が起こります。
 深夜から早朝の就寝中や安静時に胸痛発作が起こりやすいのが特徴ですが、早朝の運動時にも起こり、喫煙、過呼吸、ストレス、不眠やアルコール過飲が胸痛発作の引き金になります。胸痛に冷汗や嘔吐(おうと)、失神を伴う時があり、重症の不整脈や心筋梗塞(こうそく)を起こして突然死することもあります。
[バー]安静時狭心症の検査と診断と治療
 循環器科、循環器内科の医師による診断では、検査によって症状を特定します。普通の心電図検査を中心に、胸部X線、血液検査、さらにホルター心電図、心臓超音波検査(心エコー)、心臓カテーテル検査、薬剤負荷カテーテル検査などを行います。いずれの検査も、痛みは伴いません。
 ホルター心電図は、携帯式の小型の心電計を付けたまま帰宅してもらい、体を動かしている時や、寝ている時に心電図がどう変化するかをみる検査。長時間の記録ができ、自覚症状のない血管攣縮が出ていないかなどがわかります。
 心臓超音波検査は、心臓の大きさ、心筋の動き、弁の機能などを評価できます。
 心臓カテーテル検査は、カテーテルという細長い管を腕や大腿(だいたい)の動脈より挿入して血管を通して心臓まで到達させ、さらに大動脈起始部より出ている冠動脈にカテーテルを挿入して造影剤を注入することで、冠動脈の状態の詳細を把握することができます。
 薬剤負荷カテーテル検査は、冠動脈造影剤に加え、冠動脈のけいれんを誘発するアセチルコリン、エルゴノビンといった薬剤を直接冠動脈に注入し、症状、心電図変化、血管造影所見から診断を行います。診断制度は80~90%と高い一方、攣縮の活動性の低い人では誘発されないこともあります。また、攣縮の活動性には日内変動があり、一般的に深夜から早朝に生じることが多いため、朝一番に施行することが多くなります。
 循環器科、循環器内科の医師による治療では、薬剤負荷カテーテル検査や発作時心電図により異型狭心症と診断された場合、原則として薬物治療となります。カルシウム拮抗(きっこう)薬、ニトログリセリンや硝酸イソソルビドなどの硝酸薬、ニコランジルなどの冠血管拡張剤が主体です。
 安静時狭心症の中で冠動脈の狭窄を伴う場合は、経皮的冠動脈形成術、冠動脈バイパス手術などの外科的治療も行われます。
 また、日常生活でも血管攣縮の誘発因子を避けることが必要です。誘発因子として、心身の疲労、ストレス、喫煙、精神的興奮、寒冷、過換気、女性ホルモン欠乏、アルコールなどがあります。
 安静時狭心症のリスクを低めるには、食事が役立ちます。青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という成分は、血栓を溶かす作用があり、動脈硬化を予防します。タマネギに含まれる硫化アリルも、血液をサラサラにする作用があります。
 血管の弾力性を保つ蛋白(たんぱく)質、抗酸化作用のある緑黄色野菜と大豆製品も、必要不可欠です。 




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■用語 急性音響性難聴 [用語(き)]

[耳]極めて大きな音により急性に引き起こされる音響性聴力障害
 急性音響性難聴とは、極めて大きな音を急に聞くことで引き起こされる聴力障害。音響外傷と呼ばれることもあります。
 音量の大きな音楽を演奏するロックバンドのライブコンサートやショー、イベントなどの数時間の観覧、ヘッドホンやイヤホンを介した大音量での長時間の音楽鑑賞が原因となって、若い人に症状が起こることもあり、ロック難聴やヘッドホン難聴と呼ばれることもあります。
 また、祝賀用の爆竹の破裂音、花火の破裂音、ピストルの発砲音を繰り返し聞く、大音量の爆発音を何度も聞く、工場の機械の瞬間的に生じた大きな作動音を聞くことでも、急性音響性難聴の症状が起こります。 
 音は空気の振動によって、外耳道から鼓膜を介して中耳へと伝わります。中耳にある骨が振動すると内耳へと情報が伝わり、内耳の中の蝸牛(かぎゅう)にあるリンパ液が振動を受けます。この振動を有毛細胞と呼ばれる感覚細胞が感知することで、脳へと音の情報が伝わります。
 急性音響性難聴は、一定レベルを超える大音量にさらされることにより、音を感知する有毛細胞が障害を受けることで発症します。
 症状は、音が聞こえにくくなる難聴、耳鳴り、耳が詰まったり、こもったりする感じが生じる耳閉感、耳の痛みです。めまいや吐き気を伴うこともあります。
 音が聞こえにくくなる難聴の場合、音全般が聞こえにくくなったり、低音だけ聞こえが悪くなったりなど症状はさまざまです。
 症状は一時的に起こり、自然に回復する場合もあります。また、音の発生源に近いほうの耳だけに、症状が起こることもあります。
 軽度のものであれば音から離れることで症状が改善しますが、重篤な場合には難聴や耳鳴りが永続化してしまうこともあります。
 大音量にさらされた後、難聴、耳鳴りなどの症状が続く場合は、早めに耳鼻咽喉(いんこう)科を受診してください。
[耳]急性音響性難聴の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉科の医師による診断では、大きな音にさらされたという情報が有益になります。
 検査としては、まずは耳の中をのぞくことができる耳鏡を使って、鼓膜に穴が開く鼓膜穿孔(せんこう)がないかを確かめます。次に、耳の聞こえが低下していることを確認するために、純音聴力検査を行います。さまざまな振動数の音がどれくらい聞こえているかを調べる検査で、左右それぞれの耳で行います。状況によっては、めまいに関する検査をすることもあります。
 耳鼻咽喉科の医師による治療では、耳の神経の修復を助けるホルモン剤、ビタミン剤、循環改善剤などを用いることがあります。状況によっては、ステロイド剤を使うこともあります。
 難聴の程度が軽く、早期に治療を始めた場合には、回復する可能性があります。
 難聴の症状が固定すると、症状を完全に回復させることが難しい場合もあるため、音を聞く際には適度に休憩をとるなど予防策を講じることが大切です。
 イヤホンで音楽を聞く際には、音量を大きくしすぎず、長時間にわたって聞かないようにします。また、ライブコンサートなどの観覧に際しては、会場の音が強いと感じるようであればその場から離れたり、耳栓を使用したりするなど耳を保護する対策を講じることが重要です。
 耳の神経は疲れやストレスの影響を受けるため、心身の安静を保つことも必要です。規則正しい生活を送り、ストレスをため込まないことが大切。




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■用語 音響外傷 [用語(お)]

[ブティック]極めて大きな音により急性に引き起こされる音響性聴力障害
 音響外傷とは、極めて大きな音を急に聞くことで引き起こされる聴力障害。急性音響性難聴と呼ばれることもあります。
 音量の大きな音楽を演奏するロックバンドのライブコンサートやショー、イベントなどの数時間の観覧、ヘッドホンやイヤホンを介した大音量での長時間の音楽鑑賞が原因となって、若い人に症状が起こることもあり、ロック難聴やヘッドホン難聴と呼ばれることもあります。
 また、祝賀用の爆竹の破裂音、花火の破裂音、ピストルの発砲音を繰り返し聞く、大音量の爆発音を何度も聞く、工場の機械の瞬間的に生じた大きな作動音を聞くことでも、音響外傷の症状が起こります。 
 音は空気の振動によって、外耳道から鼓膜を介して中耳へと伝わります。中耳にある骨が振動すると内耳へと情報が伝わり、内耳の中の蝸牛(かぎゅう)にあるリンパ液が振動を受けます。この振動を有毛細胞と呼ばれる感覚細胞が感知することで、脳へと音の情報が伝わります。
 音響外傷は、一定レベルを超える大音量にさらされることにより、音を感知する有毛細胞が障害を受けることで発症します。
 症状は、音が聞こえにくくなる難聴、耳鳴り、耳が詰まったり、こもったりする感じが生じる耳閉感、耳の痛みです。めまいや吐き気を伴うこともあります。
 音が聞こえにくくなる難聴の場合、音全般が聞こえにくくなったり、低音だけ聞こえが悪くなったりなど症状はさまざまです。
 症状は一時的に起こり、自然に回復する場合もあります。また、音の発生源に近いほうの耳だけに、症状が起こることもあります。
 軽度のものであれば音から離れることで症状が改善しますが、重篤な場合には難聴や耳鳴りが永続化してしまうこともあります。
 大音量にさらされた後、難聴、耳鳴りなどの症状が続く場合は、早めに耳鼻咽喉(いんこう)科を受診してください。
[耳]音響外傷の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉科の医師による診断では、大きな音にさらされたという情報が有益になります。
 検査としては、まずは耳の中をのぞくことができる耳鏡を使って、鼓膜に穴が開く鼓膜穿孔(せんこう)がないかを確かめます。次に、耳の聞こえが低下していることを確認するために、純音聴力検査を行います。さまざまな振動数の音がどれくらい聞こえているかを調べる検査で、左右それぞれの耳で行います。状況によっては、めまいに関する検査をすることもあります。
 耳鼻咽喉科の医師による治療では、耳の神経の修復を助けるホルモン剤、ビタミン剤、循環改善剤などを用いることがあります。状況によっては、ステロイド剤を使うこともあります。
 難聴が軽く、早期に治療を始めた場合には、回復する可能性があります。
 難聴の症状が固定すると、症状を完全に回復させることが難しい場合もあるため、音を聞く際には適度に休憩をとるなど予防策を講じることが大切です。
 イヤホンで音楽を聞く際には、音量を大きくしすぎず、長時間にわたって聞かないようにします。また、ライブコンサートなどの観覧に際しては、会場の音が強いと感じるようであればその場から離れたり、耳栓を使用したりするなど耳を保護する対策を講じることが重要です。
 耳の神経は疲れやストレスの影響を受けるため、心身の安静を保つことも必要です。規則正しい生活を送り、ストレスをため込まないことが大切。




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■用語 慢性音響性難聴 [用語(ま)]

[耳]騒音の下で過ごすことが原因になって起こる難聴
 慢性音響性難聴とは、騒音の下で長期間就業することにより起こる難聴。騒音性難聴とも職業性難聴とも呼ばれます。
 慢性音響性難聴を引き起こす騒音の大きさは80デシベル以上と定義されており、就業期間が長くなるとともに、難聴の症状も進行することになります。
 騒音の激しい工事現場、機械の作動音の大きい工場、機械音や音楽に満ちたパチンコ店、あるいはカラオケ店などで働く人は、長年繰り返して騒音を聞き続けることで慢性音響性難聴になることがあります。慢性音響性難聴になるかどうかは個人差が大きく、同じような状況下にいても難聴になる人とならない人がいます。
 また、ヘッドホンやイヤホンでいつも音楽を聞いている人や、オーケストラや吹奏楽などでトロンボーンの直前にいる奏者が、慢性音響性難聴になるといったことも起きています。
 異なる周波数の音が混じった騒音の下で就業した人を比較すると、疾患の初期には4000ヘルツ付近の高音部を中心とする類似した聴力低下を示します。
 従って、騒がしく、大きな音により内耳の蝸牛(かぎゅう)内の限られた部位に感覚器障害が発生することが、疾患の発生原因と考えられています。感覚器を障害するのは、同じ大きな音でも、低音よりも3000ヘルツを超えるような高音のほうが強いといわれています。
 しかし、初期には4000ヘルツより低い日常会話音域は問題なく聞き取れるため、異常に気付かない人も多くなっています。
 そのまま騒音を聞き続けると、高音部から低音部も聞こえにくくなり、日常会話音域の500〜2000ヘルツまで聴力低下が及んだ時に、初めて難聴を自覚することになります。
 異常に気付いた時には取り返しがつかなくなっているという例が、後を絶ちません。また、発症者の中には、耳鳴り、めまいなどの症状を訴える例も多くなっています。
 慢性音響性難聴は左右両側の耳に起こることが多く、両側の耳が同程度の難聴になります。
 騒音のある職場では特殊健康診断が行われており、難聴が発生した場合には、その障害の程度に応じて労働者災害補償保険法による補償が行われています。申請書類の記入のために耳鼻咽喉(いんこう)科への受診が必要です。
[耳]慢性音響性難聴の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉科の医師による診断では、難聴の程度を調べるために純音聴力検査を行います。疾患の初期には、4000ヘルツ付近の高音部を中心に特徴的なC5dipと呼ばれる聴力低下像がみられ、比較的容易に診断できます。
 しかし、進行すると老人性難聴や薬剤性難聴と似た聴力像を示すようになります。従って、騒音下での作業の職歴の有無が、慢性音響性難聴の診断には極めて有用です。
 耳鼻咽喉科の医師による治療では、慢性の難聴のため、現時点では有効な治療手段はありません。対症療法として、循環改善薬やビタミン薬などが用いられる場合もあります。
 難聴を自覚した時には、すでに疾患はかなり進行しており、元に戻すことは困難です。
 従って、騒音の下で長時間就労する場合には、耳栓などの防音具の装着による予防が必要です。騒音過多の職場の環境を変えることができれば、何よりの予防になります。




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■用語 難聴 [用語(な)]

[耳]正常な場合よりも聴力が低下した状態
 難聴とは、正常な場合よりも聴力が低下した状態。
 難聴は、伝音(でんおん)難聴(伝音性難聴)、感音(かんおん)難聴(感音性難聴)、混合難聴(混合性難聴)の3つに大きく分けられます。
 伝音難聴は、音を聴神経へ伝える外耳、中耳、鼓膜に障害が生じたために起こります。空気の振動として耳に入ってくる音が外耳の一部である外耳道や、外耳と中耳の境目にある鼓膜、中耳内にある耳小骨を震わせて振動を伝えていく部分に、障害が生じたために起こります。音が十分に伝わっていかないため、音が鳴っていること自体を把握することが難しい性質を持っています。
 通常、伝音難聴による聴力の低下は70デシベルを超えることはなく、これだけで高度難聴になることはありません。例えば、耳栓をしても大きな音は聞こえてしまいますし、どんなに耳に蓋(ふた)をしても全く外部の音が聞こえなくなることはありません。
 これは通常の外耳から内耳を通じる経路ではなく、大きな音が直接頭蓋骨(ずがいこつ)を振動させることによって、内耳のリンパ液が振動して有毛細胞という感覚細胞が興奮し、音を知覚することになるからです。
 中耳炎などを患った場合に、伝音難聴になりやすいことが知られています。原因となる疾患には、急性中耳炎や慢性中耳炎を始めとする各種の中耳炎や、耳垢栓塞(じこうせんそく)、外耳道閉鎖症、耳管狭窄(きょうさく)症、鼓膜裂傷、耳硬化症、耳の腫瘍(しゅよう)などがあります。
 伝音難聴は、音を感じる内耳から聴覚中枢路には異常がなく、聞こえのゆがみなどは起こらないため、原因となる疾患に応じた医学的な治療を受けることにより、聴力を回復させることができます。
 もし回復しない場合でも、耳に入る音を大きくできれば聞こえがよくなるため、補聴器の効果が期待できるタイプの難聴です。 
 一方、感音難聴は、音を感じる内耳から聴覚中枢路にかけての異常による難聴。近年、増加の傾向にあります。
 原因不明が約50パーセント。その多くは両耳が同時に障害され、遺伝が関係しているのではないかと考えられています。
 原因の明らかな難聴の場合も、その原因はさまざま。ストレプトマイシン、カナマイシン、アスピリン、キニーネなどの薬剤中毒、ダイナマイト、鉄砲、花火などの強く衝撃的な音響、工場、鉱山、ボイラー、電話交換室などでの持続的な機械の騒音、打撲、骨折、むち打ちなどでの頭部外傷、家族性、先天聾(ろう)などの遺伝、老化が原因として挙げられます。
 そのほか、内耳炎、おたふく風邪(流行性耳下腺〔せん〕炎)、ヘルペス、はしか(麻疹〔ましん〕)、糖尿病、妊娠、出産なども原因となります。突発性難聴やメニエール病による難聴も、感音難聴に入ります。
 感音難聴で困るのは、そのほとんどに適切な治療法がないことです。難聴の程度も強く、補聴器もあまり役立ちません。たとえ音は聞こえても、言葉がはっきり聞こえないので、日常生活に不自由します。しばしば、頑固な耳鳴りに悩まされます。
 さらに、混合難聴は、伝音難聴と感音難聴の両方の特徴を併せ持った難聴。多くの老人性難聴は混合難聴ですが、どちらの度合が強いかは個人差が大きいといえます。
 また、難聴の度合は一般的に、平均聴力レベルが20デシベルまでを、ささやき声もよく聞こえる正常聴力として、40デシベルまでを、小声が聞きにくい軽度難聴、70デシベルまでを、普通の声が聞きにくい中度難聴、70デシベル以上を、大きな声でも聞きにくい高度難聴、90デシベル以上を、耳元での大きな声でも聞こえない重度難聴、100デシベル以上を、通常の音は聞こえない聾(ろう)に分けます。
[耳]難聴の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉(いんこう)科の医師による診断では、一般的に鼓膜の観察や聴力検査を行ったり、耳管の通り具合を調べます。
 例えば、急性中耳炎では、鼓膜を検査し、その色、はれ具合から簡単に診断がつきます。外耳道炎を併発し、外耳道がはれて見えにくい時は、診断がやや難しいことがあります。慢性中耳炎では、鼓膜の穿孔(せんこう)、耳垂れの有無を調べるため、耳垂れの細菌検査、CTを含む耳のX線検査、聴力検査を行います。
 耳鼻咽喉科の医師による伝音難聴の治療では、難聴を起こす原因となる疾患に応じた治療を行います。
 例えば、急性中耳炎では、全例にアモキシシリンなどの抗生物質による治療を行います。自然に治癒するか、悪化するかどうかを予測するのが、難しいためです。
 アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬は、痛みを和らげます。フェニレフリンが入ったうっ血除去薬も、効果があります。抗ヒスタミン薬は、アレルギーによる中耳炎の場合は有効ですが、風邪による中耳炎には効果はありません。
 痛みや熱が激しかったり、長引く場合、また鼓膜のはれがみられる場合には、鼓膜切開を行って、耳垂れを中耳腔(こう)から排出します。鼓膜を切開しても聴力に影響はなく、切開した穴も普通は自然にふさがります。中耳炎を繰り返し起こす場合は、鼓膜を切開して、耳だれを排出する鼓膜チューブを設置する必要があります。
 慢性中耳炎では、抗生物質で炎症を抑え、耳垂れを止めます。しかし、鼓膜の穿孔や破壊された中耳はそのまま残ることが多く、また、真珠腫性中耳炎では普通の治療では治りにくいので、手術が必要です。
 鼓膜の穿孔をふさぎ、疾患で破壊された、音を鼓膜から内耳に伝える働きをする耳小骨をつなぎ直せば、聴力は改善できます。これを鼓室形成術といい、細かい手術のため手術用の顕微鏡を使って行います。
 伝音難聴の中でも、特に症状がひどく、補聴器を用いてもほとんど聞こえないような慢性穿孔性中耳炎の場合には、人口中耳と呼ばれる高感度の補聴器を中耳に植え込む手術も開発されています。
 伝音難聴は感音難聴に比べると治療による効果が出やすく、補聴器を使用することによって聞き取りやすくなる傾向も持っています。補聴器で音を大きくすることで、かなり聞こえるようにもなるので、補聴器を使用すれば生活しやすくなります。
 耳鼻咽喉科の医師による感音難聴の治療では、早く発見して、難聴の進行を食い止めることが大切となります。しかしながら、そのための適切な治療法も薬物も、現在ではありません。
 早く原因を避けるのが、唯一の対策です。難聴を起こしやすい薬は、できるだけ避けます。使用しなければならない際は、できるだけ少量を聴力検査をしながら用います。抗生物質の1つであるストレプトマイシンのうちでも、ダイハイドロストレプトマイシンは難聴を起こすため、現在は硫酸ストレプトマイシンが用いられますが、めまいの副作用があります。
 騒音の強い職場で働く人の場合は、予防用の耳栓をつけます。携帯音楽プレーヤーなどにより、大きい音を長時間、聞くことも危険です。遺伝性素因のある人同士の結婚は控えます。




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■北海道の新型コロナ感染者192人、札幌市だけで116人 4日ぶり200人を下回る [健康ダイジェスト]

 北海道と札幌、旭川、小樽、函館の各市は29日、道内で新型コロナウイルスに感染した40歳代女性1人を含む患者5人が死亡し、新たに192人の感染が確認されたと発表しました。1日当たりの感染者数が200人を下回ったのは、11月25日の181人以来、4日ぶり。
 このうち札幌市では、新たに通所介護事業所2件でクラスター(感染者集団)が発生。札幌市と旭川市の多数の病院で、感染拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 道内の死者は計189人、感染者は8718人(実人数8693人)となりました。
 亡くなったのは、札幌市の80歳代女性、旭川市の性別と年代非公表の2人、道公表分の40歳代女性、道公表分の性別と年代非公表の1人の計5人。
 地域別の新たな感染者は、札幌市116人、旭川市26人、小樽市2人、函館市1人、石狩地方16人、檜山地方10人、十勝地方10人、空知地方4人、上川地方3人、釧路地方3人、日高地方1人の計192人。
 札幌市によると、新たな通所介護事業所のクラスター2件の感染者はそれぞれ30~90歳代計5人と20~80歳代計9人。いずれも酸素吸入が必要な感染者が含まれています。
 同市内では29日、クラスターが発生している療養型病院で感染者が6人増えて計126人となるなど、未収束となっている病院のクラスター9件のうち7件が拡大しました。
 旭川市によりますと、29日に感染が確認されたと発表された人のうち12人は、クラスターが発生している「吉田病院」の患者と看護師、それに介護員で、この病院での感染者は計150人になりました。
 また、9人は、同じくクラスターの発生している中核病院の1つ「旭川厚生病院」の患者と看護師で、この病院での感染者は計129人になりました。
 市内ではこのほか5人の感染者が確認され、このうち1人が旭川大学高校の教諭だということで、高校は30日から2日間、臨時休校の措置をとるということです。
 旭川市によりますと、29日に新たに感染が確認された26人は、いずれも軽症、または無症状だということです。
 市立稲穂小と花園小の2校でクラスターが発生している小樽市では29日、稲穂小で新たに教職員1人の感染が確認され、同小では21日に公表された6人のクラスター以外の感染者が計7人となりました。
 同市は、7人が別のクラスターかどうかを含め感染経路を調査しています。同市では、26日に公表された花園小の7人のクラスターも収束していません。

 2020年11月29日(日) 




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■アメリカの新型コロナウイルス感染、初の1日20万人 ロサンゼルスは外出禁止令 [健康ダイジェスト]

 アメリカで新型コロナウイルスの感染状況が悪化しています。新規感染者は27日に初めて20万人を超え、カリフォルニア州のロサンゼルスでは、不要不急の外出を終日禁止する命令が出されました。ロシアやメキシコなどでも感染ペースが高止まりしており、世界の新規感染者数も過去最多を更新した。
 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、27日のアメリカの新規感染者数は20万5500人となり、直近のピークだった20日の19万6000人を上回りました。過去最多の67万人となった世界の新規感染者数のうち、3割をアメリカが占めています。
 カリフォルニア州ロサンゼルス市では、新規感染者数が5日間の平均で4500人を超え、公衆衛生局が不要不急の外出を12月20日まで禁止する緊急命令を出しました。
 カリフォルニア州サンフランシスコ市も、新型コロナウイルスの感染状況の悪化を受け、週明け30日から夜間の活動などを制限する措置を導入すると発表しました。
 ロンドン・ブリード市長が28日にツイッターで明らかにしたところによると、12月21日までの午後10時から翌日の午前5時まで、必須ではないビジネスの営業や同一世帯ではない人たちの集まりを禁止します。
 サンフランシスコ市に隣接するサンマテオ郡にも、同じ制限措置が適用されます。カリフォルニア州が感染状況に基づき、両地を最も制限が厳しいレベルに分類したことを受けた措置。
 加えて、29日正午(日本時間30日午前5時)からは、屋内で行われる一部のビジネスについて停止や人数制限を求めます。
 ブリード市長はツイッターで、「今はこのパンデミック(世界的な大流行)で最も危険な時期であることはこの上なく明白だ」と述べ、「旅行や集まりはしないでください。今はこれ(感染拡大)を抑制する必要がある。この勢いのままにしておくことは許容できない」と強調しました。 
 アメリカの感謝祭の翌日である27日は、「ブラックフライデー」の特売イベントが実施されました。今年はネット通販が中心で、店舗は営業時間の短縮や入店者数の制限といったコロナ対策をとったものの、郊外の商業施設などは家族連れの姿も目立ちました。感謝祭休暇の週末は会食や集会などが増えるため、感染拡大のリスクが指摘されています。
 11月初旬に感染者数が急増したヨーロッパは、イギリスやフランス、ドイツなどが外出禁止を含む厳しい措置に踏み切り、足元の感染ペースは落ち着きつつあります。一方、アメリカのコロナ対策は州によってばらつきが大きく、店舗営業も規制を設けていない州が多くなっています。
 アメリカでは食品医薬品局(FDA)が近く新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用を承認する見込み。実用化への期待が高まるものの、一般に普及するのは来春以降となる見通しで、高水準の感染ペースが続けば、クリスマスシーズンに向けてアメリカ経済への打撃も懸念されます。

 2020年11月29日(日)




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■新型コロナウイルス、世界の感染者6194万人 死者144万人 フランス、外出制限の緩和始まる [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の29日午前3時の時点で、世界全体で6194万7341人となりました。また、亡くなった人は、144万7918人に上っています。
 感染者の多い国はアメリカが1313万7092人、インドが935万1109人、ブラジルが623万8350人、フランスが224万8209人、ロシアが222万3500人。
 死者の多い国はアメリカ26万5146人、ブラジルが17万1974人、インドが13万6200人、メキシコが10万4242人、イギリスが5万8127人。
 フランスでは、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたことを受けて、外出制限などの措置の段階的な緩和が始まり、小売店では約1カ月ぶりに店内での営業が再開されました。
 フランスでは、11月上旬に6万人を超えた1日の新たな感染者数が、直近の1週間は2万人を下回るなど減少傾向にあり、政府は10月30日から続けていた外出制限や店の営業規制などの措置を段階的に緩和することを決めました。
 28日には約1カ月ぶりに小売店の店内での営業が認められ、パリのおもちゃの専門店では午前10時の開店とともにクリスマス用の飾りやプレゼントを買い求める客が次々と訪れました。
 この店では、感染対策のため、1度に入店できる客を9組に限定し、客には入店の際に手を消毒するよう求めています。
 娘へのプレゼントを買った女性は、「飾りをじっくりと見たり、触ったりして直接選べることが不思議なくらいです。パソコンを通してネットで買うよりも、ずっと温かみがあります」と話していました。
 この店では、店内で営業ができなかった1カ月の間、電話で注文を受けて、店頭で客に商品を渡していたということですが、売り上げは昨年の30%の水準に落ち込んだということです。
 店の経営者は、「去年よりも売り上げを上げて、11月の損失分を回復したいです」と話していました。
 フランス政府は、感染状況が改善すれば、12月15日には外出制限を夜間に限定するなどさらに緩和を進める方針。
 フランス政府が小売店に通常の営業を認めた背景には、クリスマスに向けて売り上げを取り戻したいという業界への配慮があると受け止められています。
 11月と12月は例年、小売店の売り上げが年間の3分の1を占めるということで、フランス商工会議所では、「極めて重要な時期」だとして、通常の営業を再開できるように強く求めていました。
 さらに、フランス政府は営業規制の緩和に先立ち、ネット通販大手などと協議を行って、27日から予定されていた「ブラックフライデー」のセールを1週間延期させています。小売店の営業が規制される中で、セールが行われれば、「ネット通販大手の1人勝ちになる」という批判を受けての措置とみられています。
 フランス政府は、12月15日には、新たな感染者数が1日5000人程度に減っていることなどを条件に、外出制限を夜間に限定するなど、段階的な緩和を進め、クリスマスイブの24日と大みそかについては、一時的に夜間の外出も認めるとしています。
 これに対して、専門家からは、制限の緩和を急ぎすぎると、感染が再び拡大する恐れがあるという声も上がっています。
 フランス南部のモンペリエ大学で感染症の広がり方などについて研究するミルセア・ソフォネア准教授は、「この春の制限に比べると、今回の制限の効果は限定的だ。緩和を早めすぎると感染が再び急速に広がることになる」と懸念を示し、夏の休暇の後に感染者が増えたことも踏まえ、「年末休暇の影響で感染が再び拡大し、第3波となる可能性もある」と述べ、注意を促しました。

 2020年11月29日(日)




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■新型コロナウイルス、東京都で新たに561人感染確認 2日連続で500人を超える [健康ダイジェスト]

 東京都は28日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて561人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が500人を超えるのは2日連続で、27日の570人に次いで、これまでで2番目に多くなりました。
 また、都の基準で集計した28日時点の重症の患者は27日より6人多い67人で、6日連続の増加となり、今年5月に緊急事態宣言が解除された後では最も多くなり、71人を記録した5月10日以来の水準となりました。
 年代別では、10歳未満が12人、10歳代が31人、20歳代が132人、30歳代が102人、40歳代が90人、50歳代が83人、60歳代が50人、70歳代が37人、80歳代が20人、90歳代が4人。
 これで都内で感染が確認されたのは4万人を超えて、合わせて4万210人になりました。
 561人のうち、約45%に当たる251人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者、約55%の310人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多い125人、次いで、「職場内」が41人、「施設内」が23人、「会食」が16人などとなっています。
 家庭内では、男性が47人、女性78人で、外での活動や会食の機会などが多い男性が家庭に持ち込むケースが多いとみられるということです。
 このほか、先週21日からの3連休で旅行に出掛けて感染したケースなどが報告されています。
 都は、「無症状が129人と過去最多となった。検査数が増えていることも感染者が増えている要因だと思うが、これ以上、感染を拡大させないために短期集中的に感染を減らす取り組みをしてほしい。50歳代以上の感染者が10月の2倍に迫る勢いで急激に増えていて、会食や家庭内での感染を増やさないことが重症者を増やさないことにつながると思う」と話しています。
 東京都は23区と多摩地域を対象に28日から12月17日まで、酒を提供する飲食店などに午後10時までの営業時間短縮を要請しています。

 2020年11月29日(日)




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■新型コロナウイルス、国内で過去最多の2684人が感染 重症者440人で6日連続で最多更新に [健康ダイジェスト]

 国内では28日午後9時半の時点で、東京都で561人、大阪府で463人、北海道で252人、愛知県で217人、神奈川県で215人、兵庫県で145人、埼玉県で118人、千葉県で113人、静岡県で81人、沖縄県で78人、茨城県で66人、福岡県で56人、京都府で30人など、全国で合わせて2684人の新型コロナウイルスへの感染が発表され、1日の発表としては11月21日の2591人を超えて最多となりました。
 また、大阪府で8人、北海道で4人、茨城県で2人の、合わせて14人死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め14万5502人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて14万6214人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が2110人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて2123人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、28日時点で、前日比5人増の440人となり、6日連続で過去最多を更新した。
 症状が改善して退院した人などは、28日時点で、国内で感染した人が12万259人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて12万918人となっています。
 一方、大阪府は28日、府内で新たに463人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。これは11月22日に発表された490人に次いで2番目に多い人数です。1日の感染者の発表が400人を超えるのは3回目となり、4日連続で300人を超えました。
 新たな検査数は3999件で、陽性率は11・7%でした。感染経路不明は307人。重症者は新たに5人判明し、28日時点で計107人。重症病床使用率は51・9%。
 府内の感染状況は、政府の分科会が示す基準で最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)に迫っています。
 大阪府内で感染が確認された人の累計は、1万9630人となりました。
 また、大阪府は28日、新型コロナウイルスに感染した50歳代から80歳代までの男性、合わせて8人が死亡したと発表しました。11月の発表死者数は計68人になり、月別で最多だった8月の62人を超えました。
 大阪府内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は、累計で310人となりました。
 府によると、吹田市や東大阪市、茨木市の高齢者施設や障害者施設で新たにクラスター(感染者集団)が発生したといいます。

 2020年11月28日(土)




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