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■大阪府、新たに1099人の新型コロナ感染を確認 初めて1000人超に [健康ダイジェスト]

 大阪府は13日、新型コロナウイルスの新たな感染者を1099人確認したと発表しました。府内で1日に確認された感染者が1000人を超えるのは初めてで、4月10日の991人を上回って、過去最多です。重症病床使用率も95%を超えて窮迫しています。
 吉村洋文知事は、緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用から2週間が経過する19日ごろの感染動向をみて、政府に宣言発令を要請するかどうか判断する方針を示しています。
 13日は愛知県の大村秀章知事、埼玉県の大野元裕知事が、まん延防止等重点措置の適用を国に要請すると表明。国が適用すると対象が、大阪、東京など6都府県から広がります。
 同日の新規感染者が510人だった東京都の小池百合子知事は大阪の厳しい現状に触れ、「東京もこのままの行動が続けば、2週間後どころか、今週にも新規感染者数のケタが変わるのではないか」と危機感を示しました。
 大阪府の1日当たりの新規感染者数は、東京都を15日連続で上回りました。
 府内では感染拡大に歯止めがかかっておらず、重症者向けの病床も窮迫しています。府内の新型コロナの重症者は13日時点で233人。府は中等症用病床を重症者向けに転用する取り組みを進めているほか、一部の病院に対し、一般診療を制限してコロナ患者を優先して受け入れるよう緊急要請しました。
 また大阪府は、11日までの感染者数の集計に一部漏れがあったと発表し、13日の感染者を含めた大阪府内の感染者数の累計は6万2046人です。
 大阪府は13日、府内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに8人確認されたと発表しました。
 これで、府内で亡くなった人は、1227人になりました。
 兵庫県は13日、新たに391人の新型コロナウイルス感染を確認し、1日当たりで過去最多になったと発表しました。新規感染者は過去1週間の1日平均でも、最多を更新する297・3人になりました。すでに公表した感染者が重複していたとして2件を取り消したため、累計患者数は2万3288人になりました。
 また県は、県管轄の保健所に届け出があり、入院中だった70歳代男性が死亡したと発表。累計死者数は、608人になりました。
 13日午前0時現在の入院患者は614人(うち重症82人)で、病床使用率は73・1%(重症用70・6%)。病院や宿泊療養施設への入院・入所を調整している自宅待機者は876人、無症状などで自宅療養しているのは532人で、コロナ感染後も自宅などで過ごす人が計1400人を超えました。
 13日公表の新規感染者は発表自治体別で、神戸市193人、姫路市21人、尼崎市58人、西宮市39人、明石市29人、県所管分51人。
 県所管分は10歳未満から80歳代の男女で、新たなクラスター(感染者集団)の発生や、既存のクラスターの人数増などはありませんでした。

 2021年4月13日(火)




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■高齢者へのコロナワクチン接種、初日は1139人が受ける 接種遅れる日本の2回接種は0・4% [健康ダイジェスト]

 12日から始まった新型コロナウイルスワクチンの高齢者への優先接種の初日は、全国で少なくとも1100人余りが接種を受けたことが厚生労働省のまとめでわかりました。
 アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンは、2月以降112万人余りの医療従事者に接種が行われ、このうち約56万人が2回目の接種を終えています。
 12日からは、65歳以上の高齢者約3600万人を対象に優先接種が始まりました。
 11日までに全国の自治体に配送された高齢者向けのワクチンは約5万人分で、最初は数に限りがあることから限定的に接種が進められます。
 厚労省によりますと初日の12日は、午後7時までに全国で合わせて1139人の高齢者が接種を受けたということです。
 厚労省は今後、自治体への配送量を増やしていく計画で、今年6月中には対象の高齢者全員が2回接種できる量を配送する見通しだとしています。
 一方、日本のワクチン接種のスピードは、欧米諸国に大きく水を開けられています。
 イギリスのオックスフォード大学などによる「アワー・ワールド・イン・データ」の9日時点の集計によると、2回の接種を終えた人の総人口に占める割合は、イスラエル56・8%、アメリカ20・4%、イギリス10・3%、日本0・4%。欧米より接種開始が2カ月ほど遅かったことや、海外から輸入できるワクチン量が限られていることなどが要因とみられます。
 接種が先行する国では、ワクチンの効果が報告され始め、生活の変化への期待も高まっています。アメリカの疾病対策センター(CDC)は3月、ファイザー、モデルナ2社のワクチンで、2回目接種後の感染予防効果が90%に上ったとの暫定調査結果を発表し、4月には、検査なしで国内旅行することを認める見解を公表しました。イスラエルでも、接種者にイベント参加を認める政策がとられています。
 一方、国内では高齢者接種が本格化するのは5月以降の見通しで、ワクチンの効果が実感できるまでには時間がかかります。国は6月中に高齢者全員の2回接種を完了したい考えですが、秋までずれ込むと指摘する声もあります。
 高齢者に続く基礎疾患を持つ人らへの接種に向け、国はアメリカのモデルナとイギリスのアストラゼネカのワクチンを審査中で、5月中にも承認される可能性があります。ただ、アストラゼネカ製を巡り、海外の接種で血栓を引き起こす可能性が指摘されるなど、不透明な部分もあります。
 北里大学の中山哲夫特任教授(臨床ウイルス学)は、「高齢者の接種は、自ら予約をして会場に行く仕組みで混乱も予想される。自治体が綿密な接種計画を立てることが重要だ」と話しています。

 2021年4月13日(火)




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■ワクチン接種進みロンドンなどで小売店が12日から営業再開 イギリス・イングランド [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスワクチンの接種が人口の半数近くにまで広がったイギリスでは12日、ロンドンを含むイングランドで小売店の営業など制限されていた経済活動の多くが再開されました。
 変異したウイルスの感染が拡大したイギリスでは、1日の感染者数が今年初めには6万人を超えていましたが、厳しい規制が続いた結果、このところは3000人程度にまで減っています。
 また、ワクチンを1回接種した人が人口の半数近くに上っており、ロンドンを含むイングランドでは12日、3カ月以上にわたって続いてきた経済活動の制限が緩和されることになりました。
 12日に再開されたのは、デパートを始めとする小売店や美容院、パブなど飲食店の屋外での営業などです。
 このうち小売店はこれまで、スーパーや薬局など生活必需品を扱う店しか原則、営業ができませんでしたが、この日からすべての店が営業できるようになり、街は買い物袋を抱えた多くの人たちでにぎわっていました。
 市民からは、「オンラインショッピングで我慢していたので、久しぶりに買い物できて本当にうれしい」という声とともに「社会的距離を保つのが難しいので、ワクチンの接種がもっと進むことを期待したい」という声も聞かれました。
 度重なる規制で大打撃を受けた飲食店にとっては、屋外席での営業再開は明るい兆し。この日は冬の寒さがぶり返すとの天気予報が出ていたものの、一部のパブは日付が替わると同時に開店。他にも早朝から営業を始めるパブが、各地で相次ぎました。
 美容院や理髪店も、3カ月ぶりに営業を再開。散髪の需要が高まる中、やはり未明に開店した店もありました。
 ジムや屋内プール、図書館、動物園も再開。国内旅行も自炊を条件に認められ、予約が殺到しています。
 早ければ5月には、飲食店の屋内での営業も再開され人の動きがさらに活発になると見込まれており、感染の再拡大を防ぎながら生活を元に戻していけるかが問われることになります。

 2021年4月13日(火)




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■新型コロナ、世界の感染者1億3561万人 死者293万人 世界の感染者7週連続増、死者数も4週連続増 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の12日午前3時の時点で、世界全体で1億3561万7191人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で293万1191人となりました。
 感染者の多い国はアメリカが3117万4062人、ブラジルが1344万5006人、インドが1335万8805人、フランスが500万1685人、ロシアが458万9209人となっています。
 死者の多い国はアメリカが56万1888人、ブラジルが35万1334人、メキシコが20万9212人、インドが16万9275人、イギリスが12万7331人となっています。
 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、世界各地で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいるものの、死者の数は4週連続で増加しているとして、マスクの着用や手洗いなどの感染対策を引き続き徹底するよう呼び掛けました。
 WHOのテドロス事務局長は12日の定例の記者会見で、世界各地で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、これまでに7億8000万回余りに上っていると述べました。
 一方で、今年1月から2月にかけては6週連続で減少していた世界全体の感染者数はここにきて7週連続で増加し、死者の数も4週連続で増えているということです。
 テドロス事務局長は、「ワクチンは極めて重要で効力があるが、唯一の手段ではない」と述べ、ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、手をこまめに洗うなど、感染対策を引き続き徹底するよう呼び掛けました。
 イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、世界で新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した人が人口に占める割合は、今月10日の時点でイスラエルが61・3%、イギリスが47・3%、アメリカが35%などとなっているのに対し、日本は最新の9日時点のデータで0・8%となっています。

 2021年4月13日(火)




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■東京都の4月の変異ウイルス感染、半分以上が10~30歳代 警戒を呼び掛け [健康ダイジェスト]

 感染力が強いとされる変異したウイルスの感染が広がる東京都内で、4月に入って12日までにこのウイルスへの感染が確認された人のうち半数余りは10歳代から30歳代で、都が警戒を呼び掛けています。
 まん延防止等重点措置の適用初日となった12日、都内では感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに61人が感染していることが確認され、1日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。
12日夜は、都の職員などが新宿歌舞伎町の周辺で「感染力が強い変異ウイルスが流行しています。若い人も重症化する恐れがあります」などと訴え、あらゆる場面で感染リスクを抑えるなど対策の徹底を呼び掛けました。
 都によりますと、4月に入って12日までに変異ウイルスへの感染が確認された202人のうち、最も多いのは20歳代の71人でした。このほか、10歳代は26人、30歳代は16人でした。
 10歳代から30歳代を合わせると、全体の56%に当たる113人で、半分以上が若い世代です。
 都は、「若い世代から高齢者に感染が拡大することを懸念している。高齢者に感染させないよう対策を十分に行ってほしい」と話しています。
 東京都の小池百合子知事は記者団に対し、「昨日から、まん延防止等重点措置が始まった。新しい局面だと考えているが、それは何よりも猛威をふるう変異ウイルスがより多く見られているからだ」と述べました。
 その上で、「特に若い世代の感染がまた増えてきている。活動的な世代だが、改めて不要不急の外出自粛やテレワークの徹底をお願いしたい。今日の皆さんの行動が変われば、2週間後にその結果が出ることになる。長くダラダラと続けることはみんなで苦しむことになるので協力いただきたい」と呼び掛けました。

 2021年4月13日(火)




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