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■新型コロナワクチン、接種後1年以内に3回目必要な公算大 ファイザーCEO [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は、15日放映のアメリカの経済専門局CNBCのインタビューで、同社の新型コロナウイルスワクチンは接種後6〜12カ月以内に3回目のブースター(追加免疫)のワクチン接種が必要になる「可能性が高い」と述べました。また、新型コロナワクチンは予防接種を毎年受ける必要がありそうだとも語りました。
 インタビューは、4月1日に収録されました。ブーラCEOは、接種頻度についてはまだ不明だとした上で、「考えられるシナリオとして、6~12カ月以内に3回目の接種が必要となり、その後は年1回の再接種が必要になる可能性が高い。それを確認する必要がある」と述べ、ウイルスの変異が「重要な役割」を握っていると指摘。また、「感染しやすい集団の抑制が非常に大切だ」と付け加えました。
 ブーラCEOによると、ファイザーは現在、常温で4〜6カ月間保管できる新型コロナワクチンの開発に取り組んでいます。ファイザーがドイツの製薬ベンチャーのビオンテックと共同開発した現行ワクチンは、零下70度での超低温管理が必要とされます。

 2021年4月16日(金)




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■ワクチン接種完了後も5800人が感染、74人が死亡 アメリカ疾病対策センター発表 [健康ダイジェスト]

 アメリカで新型コロナウイルスに対するワクチンの接種を完了した人のうち、約5800人が新型コロナに感染したことが、アメリカ疾病対策センター(CDC)の発表で明らかになりました。
 一部では重症者も出ているほか、74人が死亡しました。396人は接種後に入院が必要となりました。
 今回の数字は、ワクチンが現実世界でどのように有効なのかを示すCDCからの初のデータとなります。また、ワクチンが重い疾患や死亡を完全には予防できないことも示しています。
 CDCは、今までのところ、人口構成やワクチンの特性で予期せぬパターンは見付かっていないとしています。
 CDCのデータによれば、これまでのところアメリカ人の約7700万人がワクチン接種を終えています。死者などに関する事例の報告は、ワクチン接種の日々の報告と時間差があるため直近の事例が反映されていない可能性があります。
 ワクチン接種を完了しても新型コロナウイルスに感染するというのは、予期されていなかったわけではありません。ワクチンは感染予防に100%の有効性があるわけではなく、数千万人がワクチン接種をすれば、こうした事例はさらに報告されるでしょう。
 ファイザーとビオンテックのワクチンは、治験での有効性は95%でした。4月上旬に発表されたアメリカでの実際のデータでは、6カ月にわたって91%超の有効性が示されました。
 モデルナのワクチンは治験での有効性は94%で、実際のデータでは90%の有効性が示されました。
 ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは世界全体で行った治験での有効性は66%で、アメリカでの有効性は72%でした。
 CDCは、どういった人物がワクチン接種後でも感染しやすいのか手掛かりを見付けようとしています。すべての年齢層で感染が報告されているものの、60歳以上が40%あまりを占めたほか、65%が女性で、29%が無症状だったといいます。

 2021年4月16日(金)




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■インド、1日の新型コロナ新規感染者20万人で過去最多 連日最多を更新 [健康ダイジェスト]

 インドの首都ニューデリーで、週末の外出禁止措置が取られることとなりました。新型コロナウイルス感染者が爆発的に増加していることを受けた措置です。
 当局者によると、商業施設やジム、飲食店などは閉鎖となり、一部の必要不可欠なサービスのみ営業が許可されます。
 インド保健省が15日に公表したデータによると、同国の1日当たりの新型コロナウイルス感染者が初めて20万人を突破しました。
 過去24時間での感染者は20万739人と、過去最高を記録。1日の新規感染者数は4月初めと比べると、2倍以上に増えています。死者は1038人でした。
 ニューデリーでも1日当たりの感染者数は過去最多を記録しており、医療関係者らは2020年よりも致死率が高くなる可能性があると警告。ある医師は、「このウイルスは感染力と毒性が強くなっている。状況は混沌としている」と述べました。
 政府は感染者の早期発見と同時に、ワクチン接種も急いでいます。しかし地元メディアによると、各地の病院で病床が窮迫し、医療用酸素が不足。ワクチン供給も追い付かず接種を一時停止する地域も出ています。ニューデリーを含むデリー首都圏政府は、ホテルや多目的ホールにベッドを設置し病床確保を図る方針。
 新型コロナウイルス患者を受け入れている多くの病院が、病床と人工呼吸器などの医療装置の深刻な不足を訴える中、金融都市ムンバイもロックダウン(都市封鎖)に入りました。
 1日当たりの感染者数は、過去8日間のうち7日間で過去最多を記録しています。流行の第2波の中心地となっているのはムンバイがあるインド西部のマハラシュトラ州で、国内感染者全体の約4分の1を占めています。
 インドの新型コロナ感染者は累計1410万人に達し、世界で最多の3140人に上るアメリカに次いで2番目に多くなっています。死者は累計17万3123人となりました。

 2021年4月16日(金)




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■ヨーロッパ連合、ファイザー製ワクチン5000万回分を追加調達 アストラゼネカ製の供給遅延に対応 [健康ダイジェスト]

 ヨーロッパ連合(EU)のヨーロッパ委員会は14日、ドイツのビオンテックとアメリカのファイザーが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを6月までに5000万回分追加で調達することで、両社と合意したと発表しました。イギリスやアメリカなどに比べて遅れている接種を加速する狙いです。
 EUはビオンテック・ファイザーと、これまで4~6月分として2億回分の契約を結んでいました。今回は10~12月に予定していた分を前倒しし、4~6月分を25%増やします。 ヨーロッパ委員会のフォン・デア・ライエン委員長は、「ビオンテックとファイザーに感謝したい。我々の需要に対して責任感を持って約束通り供給してきた信頼できるパートナーだ」と両社を持ち上げました。
 追加で調達するワクチンは、人口比に応じて加盟国に分配します。フォン・デア・ライエン委員長は、両社と2023年までに18億回分の購入に向けて交渉に入ったことも明らかにしました。
 EUのワクチン調達は、イギリスのアストラゼネカが1~3月と4~6月にそれぞれ約束した量の半分以下しか供給できないことが明らかになるなど、誤算が続いています。13日にはアメリカのジョンソン・エンド・ジョンソンが、アメリカでの血栓の報告を受けEUへの供給を遅らせると発表したばかりでした。
 EUはビオンテック・ファイザーの追加前の時点で、4~6月に3億6000万回分のワクチンを入手するとしていました。5500万回分を予定してたジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは1回接種で済むため、人数換算では全体の約4分の1以上を占めるはずでした。
 14日にはデンマークがアストラゼネカのワクチンを今後の接種計画から外すことを発表しており、ビオンテック・ファイザーワクチンへの依存が高まります。ビオンテックはこのほど、ドイツで年産10億回分の新工場を稼働し、月内に出荷を始めます。ファイザーと合わせた生産能力は年間25億回分に高まり、3月末時点でまだ供給余力があるとしていました。
 EUの人口は、約4億5000万人。EUは13日までに全体で1億2600万回分のワクチンを受け取り、14日に1億回目の接種に達しました。

 2021年4月16日(金)




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