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■新型コロナ集団感染の「ダイヤモンド・プリンセス」、来年4月運航再開 「オーシャン・メダリオン」導入で安全対策強化 [健康ダイジェスト]

 アメリカのクルーズ船運航会社プリンセス・クルーズは15日、新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の運航を来年4月に再開すると発表しました。昨年2月に横浜港に寄港後、船内で700人以上の感染者が確認され、運航を取りやめていました。
 同社は15日、来年4月28日~11月21日の日本を発着するクルーズの販売を始めました。西日本の主要港や韓国・済州島を巡る10日間のコースなど、計4カ国29港を訪問する全20コースを用意しました。ダイヤモンド・プリンセスは当初、今年7月の再開を予定していたものの、感染の収束を見通せないことから実施を見送りました。
 来年4月の運航再開に合わせて、最先端のテクノロジー「オーシャン・メダリオン」を導入することにより、新型コロナウイルス感染症対策を強化し、旅行者が安心して過ごせる船上体験を提供するとしています。
 オーシャン・メダリオンはウェアラブル・デバイスで、ペンダントやリストバンド、あるいはポケットに入れるなど乗船客が身に着けることで、今いる場所まで料理をデリバリー、客室のキーや支払いカードの代わりにもなるなど、船内でさまざまなサービスを受けられるようにするというもの。

 2021年4月15日(木)




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■東京都、新型コロナに729人が感染 700人超は2月4日以来 [健康ダイジェスト]

 東京都は、15日午後3時時点の速報値で、都内で新たに729人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染確認が700人を超えるのは、2回目の緊急事態宣言が出ていた2カ月余り前の2月4日以来です。
 都によりますと、15日、都内で新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90歳代までの男女合わせて729人です。
 1週間前の木曜日からは184人増えており、1週間前の同じ曜日を上回るのは15日で15日連続です。また、15日までの7日間平均は523・4人で、前の週の122・6%となりました。7日間平均が500人を超えるのは、2月10日以来です。
 新規感染者729人の年代別は、10歳未満が24人、10歳代が34人、20歳代が203人、30歳代が145人、40歳代が122人、50歳代が96人、60歳代が36人、70歳代が31人、80歳代が27人、90歳代が11人。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は、83人でした。
 これで都内で感染が確認されたのは、12万8114人になりました。
 一方、都の基準で集計した15日時点の重症の患者は、14日より4人減って37人でした。

 2021年4月15日(木)




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■変異ウイルス「N501Y」、首都圏でも5月初めには80%超か 国立感染症研究所が分析 [健康ダイジェスト]

 感染力が強い変異した新型コロナウイルスは、関西ではすでに全体の80%を占めていて、東京都など首都圏の1都3県でも5月初めには全体の80%以上が従来のウイルスから置き換わるとする推定の結果を国立感染症研究所がまとめました。
 イギリスで最初に確認された「N501Y」という変異のあるウイルスは、国立感染症研究所の分析で、感染の広がりやすさを示す「実効再生産数」が従来のウイルスより平均で1・32倍高く、従来のウイルスから急速に置き換わっているとみられています。
 国立感染症研究所が変異ウイルスを調べる検査の結果などをもとに、新たに示した4月13日時点での推定では、大阪府と兵庫県、京都府の2府1県では今年2月から変異ウイルスが急増し始め、3月中には半数以上が変異ウイルスに置き換わったとみられています。
 その後、4月初めの時点では全体の約75%、現時点ではすでに80%を占めていると推定され、この状況が続くと5月中にはほぼすべてが変異ウイルスに置き換わるとみられています。
 また、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県では、3月中旬以降、このタイプの変異ウイルスが増え始め、4月初めの時点では約10%でしたが、急速に増えつつあり、この状況が続くと5月初めには80%から90%が変異ウイルスに置き換わると推定しています。
 また、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の4県や、沖縄県でも、5月初めには大半が変異ウイルスになると推定しています。
 イギリスでは昨年10月以降、同じタイプの変異ウイルスが急増し、今年2月から3月ごろにはほぼすべてが置き換わったとみられており、日本国内でも同様のことが起きる恐れがあります。
 国立感染症研究所の鈴木基感染症疫学センター長は、「このままのペースでいけば、国内でも5月前半には大半がN501Yの変異があるウイルスになると推測される。ただ、人の流れの変化など対策の効果は考慮していないので、対策によっては今後データが変わってくる可能性はある」と話しています。
 「N501Y」という変異は、イギリス型ウイルスのほか、南アフリカ型ウイルス、ブラジル型ウイルスにもあります。「N501Y」変異は、ウイルスのタンパク質の501番目のアミノ酸がN(アスパラギン)からY(チロシン)に変わり、スパイクタンパク質が人の細胞と結合しやすくなったとされます。
 南アフリカ型ウイルスとブラジル型ウイルスは、484番目のアミノ酸がE(グルタミン酸)からK(リシン)に変化した「E484K」変異を併せ持っています。この変異は、ワクチンの有効率を減少させる可能性があります。
 新型コロナウイルスは人の細胞に入り込み、遺伝物質のRNAをコピーさせて増殖する際、一定の割合でコピーミスを起こし、このミスによる変化で、変異ウイルスは生まれます。
 昨年1月、日本国内で初めて感染が確認されたのは、中国・武漢系統のウイルスでした。武漢系統のウイルスは消滅したものの、昨年3月ごろに始まった「第1波」はヨーロッパから流入したウイルスが引き起こしました。そして現在、ヨーロッパ系統のウイルスが、N501Yの変異ウイルスに置き換わりつつあります。

 2021年4月15日(木)




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■イギリスで確認の変異ウイルス、132の国と地域に拡大 WHOが報告 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は、イギリスで最初に確認された変異した新型コロナウイルスの感染が世界の132の国や地域に拡大し、南アフリカとブラジルで確認された変異ウイルスも、それぞれ感染が拡大しているとする報告書を公表しました。
 報告書によりますと、イギリスで最初に確認された変異ウイルスの報告があった国や地域は、13日の時点で132と、2週間前のまとめと比べて2つ増えました。
 また、南アフリカで確認された別の変異ウイルスの報告があった国や地域は2つ増えて82、ブラジルで確認された別の変異ウイルスも7つ増え52となりました。
 これら3つの変異ウイルスには、感染力や免疫の効果に影響を与える恐れのある遺伝子変異があり、WHOは「懸念される変異ウイルス」に指定して監視を強めています。
 このうちブラジルでは、今年1月時点で検出された変異ウイルスの割合は28%でしたが、3月には73%に上るなど、感染が急速に拡大しているということです。
 ブラジルでの変異ウイルスの拡大を受けて、フランスのジャン・カステックス首相は13日、ブラジルとを結ぶすべての航空便の運航を当面、停止すると発表しました。
 このほかWHOの報告書では、3つの変異ウイルスに次ぐ「注目すべき変異株」に、フィリピンや日本で今年2月に確認された変異ウイルスや、フランスで今年1月に確認された変異ウイルスなど6つを挙げています。

 2021年4月15日(木)




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■東京都で新型コロナに591人感染 変異ウイルス「N501Y」には72人感染 [健康ダイジェスト]

 東京都は14日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて591人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染確認が500人を超えるのは2日連続で、3月に2回目の緊急事態宣言が解除されて以降では最も多くなりました。
 1週間前の水曜日からは36人増えており、1週間前の同じ曜日を上回るのは14日で14日連続。また、14日までの7日間平均は497・1人で前の週の119・2%となりました。
 14日の新規感染者591人の年代別は、10歳未満が16人、10歳代が48人、20歳代が183人、30歳代が103人、40歳代が101人、50歳代が78人、60歳代が21人、70歳代が20人、80歳代が16人、90歳代が5人。
 591人のうち、約61%に当たる359人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
 これで都内で感染が確認されたのは、12万7385人になりました。
 一方、都の基準で集計した14日時点の重症の患者は、13日と同じ41人でした。
 また、都は、感染が確認された8人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で死亡した人は、合わせて1819人になりました。
 東京都内では14日、新たに72人が感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに感染していることが、スクリーニング検査で確認されました。
 このうち5人は高齢者施設の職員2人と入所者3人で、都は、都内では2例目となる変異ウイルスのクラスター(感染者集団)だとしています。
 都によりますと、感染が確認されたのは、10歳未満から90歳代までの男女合わせて72人です。
 都内では、12日が61人、13日がこれまでで最も多い80人で、変異ウイルスの感染の拡大が続いています。
 14日の72人の年代別は、20歳代が最も多く27人、次いで40歳代が9人、10歳代と30歳代がそれぞれ8人などとなっています。
 また、感染経路がわかっている人は21人で、「家庭内」が10人、「施設内」が9人、「職場内」が1人、知人からの感染が1人。
 これで都内で変異ウイルスの感染が確認されたのは、合わせて408人になりました。
このうち死亡したのは、1人です。

 2021年4月15日(木)




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