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■北朝鮮の発熱者微減、9万6000人 経済計画を強調 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮は新型コロナウイルス感染症が疑われる新規発熱患者数が1日で再び10万人以下に落ち、死亡者は発生しなかったと伝えました。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、国家非常防疫司令部を引用し、29日午後6時から30日午後6時までの24時間で、全国的に9万6020人余りの新規発熱患者が発生したと報じました。1日当たりの新規発熱患者数は27~28日に10万人以下を記録した後、29日には10万人を超えたものの、1日で再び10万人以下になりました。
 4月末から30日午後までに全国的に発生した発熱患者は合計364万5620人余りで、このうち346万2610人余りが完治して、18万2940人余りが治療を受けています。死者の合計は70人。
 だが、北朝鮮の統計上、発熱患者の規模と比較した場合、死亡者数があまりにも少なく、韓国の情報当局も北朝鮮の統計発表が住民たちの民心を落ち着かせる目的のほうが大きいと判断するなど、北朝鮮統計をそのまま信頼することはできないと指摘しています。
 一方、朝鮮労働党機関紙、労働新聞は31日付の社説で、感染拡大阻止に取り組みながら昨年1月に決めた経済5カ年計画を予定通り遂行する必要があるとしました。地方の農村部で住宅建設が本格化しているとの記事も掲載し、感染による経済への影響を抑え込んでいることを強調しています。

 2022年5月31日(火) 




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■オミクロン型、他の変異型より感染力弱い 京大などミニ気管支を作製して確認 [健康ダイジェスト]

 京都大学や山口大学、宮崎大学などの研究チームは、人の気管支の細胞から「ミニ気管支」を作製し、新型コロナウイルスを感染させる実験をしたところ、オミクロン型変異ウイルスが他の変異型に比べて感染力が弱いとの結果が出たと30日、イギリスの科学誌に発表しました。
 研究チームは市販されている気管支の細胞に試薬などを加えてミニ気管支を作製。直径約0・2ミリで、内部に空気が通る空洞があり、人の気管支と同様に複数の種類の細胞で構成されていました。アルファ型やデルタ型など8種類のウイルスに感染させて3日間観察。オミクロン型は他の変異型に比べてウイルスを複製する能力が低く、感染力が弱いことが確認されました。
 さらに、男女5人ずつの細胞から作ったミニ気管支で比べたところ、男性のほうがウイルス量が増えやすく、感染しやすい傾向が確認されました。抗ウイルス薬「レムデシビル」などを作用させると、ウイルス量が減少することも確認しました。
 研究チームの高山和雄京大講師(幹細胞学)は、「今後の薬や治療法の開発に生かしていきたい」と話しました。

 2022年5月31日(火)




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■上海市、6月1日にロックダウン解除 コロナ感染者は67人で最少を更新 [健康ダイジェスト]

 3月下旬から新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続く中国・上海市の当局は30日、6月1日午前0時(日本時間午前1時)から市民の外出を可能にすると発表しました。全人口の9割程度に相当する約2200万人が対象といい、実施されれば事実上のロックダウンの解除となります。同日から企業活動の再開に必要だった認可も不要となり、市民生活が正常化へ向かうことになります。
 市の発表によると、1日からは直近に新型コロナウイルスの感染者が確認された地区以外の市民が、出勤や買い物のために敷地を出入りすることを認めます。すでに一部が再開している地下鉄や路線バスなどの公共交通機関は、同日から全線で復旧します。タクシーなどの営業も全面的に再開し、自家用車の運転もほぼ全域で可能になります。 
 中国当局によると、上海市では今月29日に67人の新規感染者を確認。1日当たりの感染者数としては、3月28日のロックダウン開始以来の最少を更新しました。

 2022年5月30日(月)




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■アメリカのJ&J製ワクチンの製造販売を承認 国内5例目、公費接種では使わず [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)社製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は30日、国内での製造販売の承認を了承しました。国内で使えるワクチンとしては、アメリカのファイザー、アメリカのモデルナ、イギリスのアストラゼネカ、アメリカのノババックスに続く5例目。政府は購入契約をしておらず、公費接種では使わない見通し。
 J&Jのワクチンは、2回の接種が必要だったこれまでのワクチンと異なり、1回の接種で効果が得られるとされます。対象は18歳以上。臨床試験では、ワクチンを1回打った場合、中等症や重症になるリスクを、打っていない人に対して約66%下げることができました。効果を高めるための追加接種として、1回目から2カ月空けて2回目を打つこともできます。
 アストラゼネカ製と同じく、細胞内に必要な物質を届ける「ウイルスベクター」を使うタイプで、ごくまれに接種後に血栓症が報告されています。厚労省によると、こうした副反応のリスクや、すでに他のワクチンが十分に確保できていることから、「現時点で追加購入して特例臨時接種することは考えていない」といいます。希望者は、このワクチンを扱う医療機関で自費で打つことが想定されるとしています。

 2022年5月30日(月)




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