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■上海市、コロナでロックダウン2カ月に 長期化に市民疲弊、上海脱出も [健康ダイジェスト]

 中国最大の経済都市である上海市は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)を始めてから2カ月を迎えました。4月中旬に連日2万人超だった1日当たりの感染者数は、現在数百人台にまで減っており、上海市当局は6月中の正常化を目指します。
 長期化した不自由な生活に不満を募らせる市民らの「上海脱出」も伝えられるものの、習近平国家主席は感染拡大を徹底的に押さえ込む「ゼロコロナ」政策を堅持する方針です。
 国家衛生健康委員会は28日、上海市で新たに確認された27日の感染者は、空港検疫などを除き170人(無症状を含む)だったと発表しました。感染者数は減少傾向にあり、上海市当局は外出許可の対象地域を拡大。約2500万人の全人口の9割に当たる約2200万人が外出可能になったといいます。
 ただ、外出が許されるといっても「1世帯1人、1回数時間」などの制限付きで、居住区の判断で不許可となるケースも交流サイト(SNS)で明かされています。上海市長寧区の専業主婦(42)は「最近は1日に3時間ほど外出できるようになった。封鎖当初は気がふさぎ、いらだったが、今は慣れた」と話しています。
 上海市は5月16日、6月中に「全市の正常な生産、生活秩序を全面的に回復させる」と表明。同日からは商業施設などの再開を認めているものの、従業員が出勤できないため営業できない店舗が多いとされ、封鎖前の状況に完全に戻るにはかなりの時間を必要とするとの見方が支配的です。
 上海市当局は当初、市内を東西2地域に分けて3月28日から4月5日まで順次封鎖する計画でしたが、新規感染者数が高止まりしたために長期化しました。
 不便な生活がまだ続くことを懸念し、5月中旬から移動制限が緩和されたのを機に上海市を離れる人も相次いでいます。SNSでは、上海市の高速鉄道駅で多数の旅客が行列を作っている様子や、上海市を離れる切符が高値で転売されているという投稿が目立ちます。
 ロックダウンにより工場の稼働停止や物流の混乱も深刻化しており、中国市場からの撤退や投資計画の見直しを検討する外資企業も増えているとされます。
 経済への打撃も深刻で、4月の上海市内の新車販売はゼロ。浦東空港の旅客数は前年同月比で99%落ち込み、工業生産は6割、小売りは5割減りました。

 2022年5月28日(土)




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■新型コロナ、全国で2万5759人感染 前週土曜日と比べ1万158人減 [健康ダイジェスト]

 28日は午後6時までに、東京都で2549人、大阪府で2243人、愛知県で1620人、北海道で1515人、沖縄県で1509人、福岡県で1484人、神奈川県で1468人、兵庫県で1063人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに2万5759人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。新規感染者は前週の土曜日と比べ1万158人減少しました。
 また、東京都で7人、埼玉県で4人、北海道で3人、千葉県で3人、鹿児島県で3人、大阪府で2人、愛知県で2人、神奈川県で2人、福岡県で2人、福島県で2人、茨城県で2人、京都府で1人、宮城県で1人、岩手県で1人、高知県で1人の、合わせて36人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め879万8790人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて879万9502人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万541人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万554人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より9人減って28日時点で81人となっています。
 大阪府は28日、新型コロナウイルスの新たな感染者を2243人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(3030人)と比べ、787人減りました。これで、府内の感染者の累計は96万9457人となりました。
 新たに80歳代の男性2人の死亡が判明し、府内の死者の累計は5036人になりました。
 28日時点の重症者は前日と同じ16人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(622床)の実質の使用率は5・9%となりました。軽症・中等症病床には744人が入院しており、軽症・中等症病床(3409床)の使用率は21・8%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は101人でした。自宅療養者は1万9318人。公費によるPCR検査などを1万9388件実施しました。

 2022年5月28日(土)




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■サル痘、中南米にも広がる アルゼンチンで感染確認 [健康ダイジェスト]

 欧米を中心に天然痘に似たウイルス感染症「サル痘」の感染が相次いで確認されていますが、27日、アルゼンチンでも感染が確認されました。中南米で初の感染確認とみられます。
 アルゼンチンの保健省は27日、「サル痘」の感染が国内で初めて確認されたことを発表しました。
 PCR検査で感染が確認されたのは、16日までスペインに滞在していた男性(40)。現在はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで隔離されているということで、軽症とみられます。
 保健省はスペインから25日にアルゼンチンを訪れていた人にもサル痘が疑われる症状が出ていると発表しました。
 サル痘は発疹や発熱、頭痛などの症状が出ます。これまでは主に中央アフリカや西アフリカで発生していましたが、5月に入って北アメリカやヨーロッパ諸国に広がりつつあります。

 2022年5月28日(土)




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■新型コロナ、東京都で新たに2549人の感染確認 20歳代含む7人死亡 [健康ダイジェスト]

 東京都は28日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の2549人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の土曜日の3464人から915人減り、15日連続で前週の同じ曜日の新規感染者数を下回りました。直近1週間平均の新規感染者は3016・0人で、前週(約3564人)の84・6%でした。
 新規感染者2549人を年代別でみると、最も多かったのは20歳代の488人で、このほか10歳未満396人、10歳代315人、30歳代476人、40歳代397人、50歳代219人、60歳代113人、70歳代75人、80歳代48人、90歳代19人、100歳以上2人。65歳以上の高齢者は188人でした。
 新たな感染者のうち、検査をせずに医師の判断で陽性とみなす「特例疑似症患者」(みなし陽性者)は1人。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1276人、未接種は643人でした。
 病床使用率は15・1%。オミクロン型の特性を踏まえた指標による重症者は速報値で16人で、重症病床使用率は2・0%となっています。また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は3人で、27日より1人増えました。
 一方、都は感染が確認された20歳代の男性1人と70歳代から90歳代までの男女6人の、合わせて7人が死亡したことを発表しました。
 累計の感染者は153万4499人となり、累計の死者は4489人となりました。

 2020年5月28日(土) 




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■「サル痘」感染者、20カ国以上で200人に WHO、警戒を呼び掛け [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は27日、天然痘に似た感染症「サル痘」の患者がこれまでに20カ国以上で約200人確認されたと報告しました。感染拡大の原因はわかっておらず、今後も増える恐れがあるとして警戒を呼び掛けました。一方で封じ込めは可能とし、「パニックになる必要はない」と強調しました。
 WHOの感染症予防対策の担当者は、「新型コロナウイルスのように急速に広がることはなく、一般市民が心配するような病気ではない」と指摘。患者の隔離など正しい対策を直ちに講じれば、「おそらく簡単に封じ込めることができる」と説明しました。WHOは天然痘を撲滅するために使われたワクチンがサル痘に対し約85%効果があるとみています。
 サル痘は発疹や発熱、頭痛などの症状が出ます。これまでは主に中央アフリカや西アフリカで発生していましたが、5月に入って欧米で患者が相次ぎ確認されています。
 WHOは、ウイルスはアフリカで確認されたのと同じ型で、感染拡大はウイルスの遺伝子の変化が原因という証拠はないとの見解を示しています。男性間の性行為によって感染が広がった可能性も指摘されています。
 天然痘よりは感染力が弱く、ほとんどが軽症とされ、致死率は3~6%。ただ、免疫が低下している人が感染すると重症化する恐れもあります。
 すでにイギリスやスペインでそれぞれ100人前後の感染が確認され、実際の患者数はWHOの報告より多い可能性が高くなっています。アルゼンチン当局も27日に感染者を確認したと発表しました。

 2022年5月28日(土)




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■北朝鮮、新たな発熱者10万人下回る 約8万8520人を確認 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、国家非常防疫司令部の集計として26日午後6時から27日午後6時までの24時間で、新たに約8万8520人の発熱者が確認されたと報じました。前日に比べ1万1940人減少したもので、新たな発熱者が10万人を下回るのは5月12日以来。 
 新型コロナウイルスの感染者とみられる発熱者は4月末からの累計で、約335万9380人となりました。このうち約315万6310人が完治しました。新たな死者は報告されておらず、死者数は累計69人となっています。
 北朝鮮は5月12日に、新型コロナ感染者が発生したことを公表。しばらくは1日20万~30万人台の発熱者が確認されたものの、22日発表からは連続で20万人を下回っています。数も減少しており、この日は10万人を下回りました。
 一方、北朝鮮で新型コロナウイルス感染拡大の勢いが一服している中、北朝鮮メディアは26日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が主導した国境封鎖など厳しい防疫政策のたまものだと称賛しました。
 朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、新型コロナの最初の感染例が中国で確認された2019年12月を振り返り、「我が党はあの時、このウイルスの危険性と流入した場合の深刻な結果を見抜いていた」と自画自賛しました。金総書記の先見の明により、コロナ発生後すぐに国境を封鎖したことを挙げ、「致死率の高い初期のウイルスが流入していたら、果たしてどうなっていたのか。想像するだけでも恐ろしい」と指摘しました。
 また、朝鮮中央通信は軍医部門の戦闘員らが24時間体制で全域に医薬品などを供給したと紹介し、防疫での軍の役割をたたえました。金総書記は5月15日、薬局に医薬品が適期に供給されていないと叱責し、軍の投入命令を下していました。
 労働新聞は「防疫の危機を打開できる最強の武器は、正確かつ熟練した政治的領導(指導)と全社会的な一致団結にある」と強調。新型コロナの克服に向け、金総書記を中心に今一度結集することを住民に呼び掛けました。

 2022年5月28日(土)




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■慈恵病院の赤ちゃんポスト、2021度は最少2人の預け入れ 開設以降累計161人に [健康ダイジェスト]

 親が育てられない子を匿名で預かる慈恵病院(熊本市西区)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に2021年度預けられた子は2人で、過去最少でした。2007年5月に開設して以降、預けられた子は計161人となりました。運用状況などを定期的に検証している熊本市が27日、公表しました。
 熊本市によると、今回預け入れられたのは生後1カ月未満の男児と女児。いずれも、医師など専門家の立ち会いがない自宅での孤立出産で生まれた子でしたが、健康状態は良好でした。親などの居住地は熊本県以外の九州と関東だったといいます。預けられた理由(複数回答)は、「育児不安・負担感」「生活困窮」「親(祖父母)等の反対」などでした。
 年度別の預け入れ人数は2008年度の25人が最多。増減を繰り返し、これまでは2020年度の4人が最少となっていました。
 慈恵病院の蓮田健院長は27日、「預けられる赤ちゃんがゼロになることが理想だと思っているので、少なくなったということを喜ぶべきだろう。ただ、赤ちゃんの遺棄・殺人事件になった被告女性に話を聞くと、ゆりかごの存在が知られておらず、ゆりかごが機能していないと感じて残念に思っている」と話しました。
 慈恵病院は2019年、生まれた赤ちゃんを預かるゆりかごは、母子ともに危険な孤立出産の恐れがあることから、予期せぬ妊娠に悩む女性が相談・支援担当者にだけ身元を明かして出産する「内密出産」を導入すると表明しました。女性と生まれてくる赤ちゃんの安全を最優先にする狙いがあり、今月までに2人がこの仕組みで出産しています。
 蓮田院長はゆりかごの預け入れ件数には、内密出産の影響もあると推測しています。ほかにも匿名で出産したいという相談が続いているとし、「ゆりかごよりも内密出産のほうが(病院で出産できるので)母子にとっては安全」と述べました。
 ゆりかごへの預け入れ数の減少の背景として、予期しない妊娠をした女性への支援が公的、民間ともに進んできていることや、出生数が減少していることも考えられるとしました。

 2022年5月27日(金)




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