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■北朝鮮で新たに18万6000人発熱 累計264万6000人超で人口の1割超える [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱患者が21日夕までの1日で新たに約18万6000人確認され、1人が死亡したと伝えました。4月末からの発熱患者の累計は264万6000人超となり、人口(約2588万人)の1割超となりました。死者の合計は67人。
 発熱患者の1日当たりの新規確認数は2日続けて減少しました。同通信は「感染状況は初期の急増から減少傾向に移り、安定的に抑制、管理されている」と強調しました。
 累計の発熱患者に占める死者の割合を「致死率」と表して、「0・003%」だと伝えました。また、発熱患者の約78%に当たる約206万7000人は完治したとし、感染しても重篤化する例は少ないと強調しています。

 2022年5月22日(日)




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■新型コロナ飲み薬、2022年で1億人分余剰 使い勝手の悪さが足かせ [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの飲み薬(経口薬)の利用が進まず、供給余剰となる懸念が強まっています。イギリスの調査会社エアフィニティの分析によると、アメリカのファイザーなど主要3社の飲み薬の2022年の生産予定量は各国の購入量を約1億人分上回ります。
 医療窮迫を防ぐ切り札として期待されたものの、処方対象が重症化リスクの高い患者に限られるなど使い勝手の悪さが足かせとなり、購入に慎重な国や地域も多くなっています。
 分析によると、ファイザー、アメリカのメルク、塩野義製薬の3社合計で年内に1億5800万人分のコロナ経口薬が生産される見通しです。このうち各国政府などによる購入が決まったのは5800万人分と4割未満で、約1億人分の供給先が決まっていません。
 供給余剰が最も多いのはファイザーの「パクスロビド」で、1億2000万人分の生産計画のうち7600万人分の供給先が未定。同社によると、パクスロビドの1〜3月の売上高は15億ドルと、年間目標(220億ドル)の10分の1以下にとどまります。
 メルクの「モルヌピラビル」は3000万人分の生産計画に対し、1700万人分の供給先が未定。塩野義製薬が開発中の新薬は被験者の募集が難航し、承認申請が遅れました。国内では100万人分を供給することで厚生労働省と基本合意したものの、国外向けの契約は決まっていません。
 ファイザーによると、販売済みの飲み薬も「ごくわずかしか使われていない」状況。イギリスを始め一部の国では、処方対象が国が指定した検査機関で陽性が判明した重症化リスクの高い患者に限られます。高血圧や不眠症などの既存薬約40種類と併用できない使い勝手の悪さも足手まといとなっています。
 アメリカはファイザー製を2000万人分購入したものの、昨年12月の緊急承認から5月中旬までに供給されたのは330万人分。各国で承認されたパクスロビドの使用期限は12カ月で、利用が進まなければ期限を迎えた薬が廃棄される懸念も出ています。
 各国も対応に動き始め、アメリカのジョー・バイデン政権は飲み薬を処方できる薬局や医療機関の数を従来の2万カ所から4万カ所に倍増させる計画を4月末に発表。ニューヨーク市などはオンライン薬局を通じた自宅配送を拡充し、これまでに1万7500人分以上を配布しました。日本でも地域の拠点薬局の在庫上限を引き上げ、処方拡大を促します。

 2022年5月22日(日)




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■北京市、26人感染で1万3000人超を強制隔離 上海市、一部で地下鉄再開も各地で外出制限続く [健康ダイジェスト]

 中国の首都・北京市で20日夜、新型コロナウイルスの感染者が新たに26人確認されたことを受け、1万3000人以上の住民が強制的に隔離先のホテルに移送されました。
 北京市では4月下旬以降、1300人以上が感染力の強い変異型「オミクロン型」に感染し、飲食店や学校、観光施設が無期限で閉鎖されています。
 ソーシャルメディアで拡散されている画像や政府の通達によると、ロックダウン(都市封鎖)下に置かれている北京南東部の南新園地区ではここ数日で新たに26人の新規感染者が確認されたことを受け、一晩で1万3000人以上が隔離先のホテルに移送されました。
 当局は20日、南新園の全住民に対し、21日午前0時から7日間の隔離措置を実施すると発表していました。
 住民の一人は「微博(ウェイボー)」に「4月23日から28日間、外出制限を受けている人もいる。私たちは全員陰性だった」と書き込んでいます。
 微博の投稿によると、住民は衣服や必需品をまとめるよう指示され、移送後に自宅を消毒すると伝えられたといいます。
 一方、新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい外出制限が続く中国の上海市では感染者数が減少傾向にあり、22日から地下鉄の運行が一部再開しました。
 ただ、当局は厳しい感染対策を維持していて、自由に外出できない状況が各地で続いています。
 中国の上海市では1日に確認される新型コロナウイルスの感染者数が4月は連日2万人を超えていましたが、このところ減少傾向が続き、21日まで7日連続で1000人を下回りました。
 上海市当局は厳しい外出制限を徐々に緩和し、6月中に市民生活を正常化させていく方針を示しており、22日から地下鉄の運行が一部再開しました。
 中国メディアは、車両の消毒を徹底した上で地下鉄が運行を再開する様子を伝えましたが、各地で厳しい感染対策が維持されているため、乗客の姿はまばらでした。
 上海市では、10日以上感染が確認されていない地区で、買い物などのため地域を限定して外出が認められるところもありますが、時間が制限されていることも多く、自由に外出できない状況が各地で続いています。

 2022年5月22日(日)




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■「サル痘」11カ国で約80人の患者確認 WHOが警戒呼び掛け [健康ダイジェスト]

 天然痘に似た症状の感染症「サル痘」の患者の報告が欧米を中心に相次ぐ中、世界保健機関(WHO)はこれまでに11カ国から約80人の患者が報告されたことを明らかにし、「今後、さらに多くの患者が報告される可能性がある」として、各国に警戒を呼び掛けました。
 「サル痘」は、主にアフリカでみられるウイルス性の感染症ですが、5月に入ってイギリスやアメリカなど、欧米を中心に患者の報告が相次いでいます。
 20日には、イギリスの保健当局が11人の患者を追加で確認したと発表したほか、新たにドイツやオランダでも患者が確認されました。
 WHOは声明を発表し、「今後、調査が進むに従い、さらに多くの患者が報告される可能性がある」との見方を示し、各国と連携して患者の治療や感染拡大の防止に当たるとしています。
 また、WHOヨーロッパ地域事務局は、「大勢の人が集まるイベントやパーティーが開催される夏を前に、感染の拡大が懸念される」とした上で、これまでに確認された患者は、ほとんどが軽症にとどまっているものの、幼児や妊婦などは重症化することがあるとして、警戒を呼び掛けました。
 国立感染症研究所によりますと、「サル痘」は1958年にポリオワクチン製造のために世界各国から霊長類が集められた施設にいたカニクイザルで最初に発見されたため、「サル痘」という名前が付けられました。
 WHOによりますと、人での「サル痘」の潜伏期間はおおむね6日から13日で、その後、顔や体に特徴的な発疹が出るほか、発熱やのどの痛み、リンパ節がはれるなどの症状が出るということです。
 過去にアフリカで感染が起きた際には、致死率は数%から10%程度に上ったと報告されています。
 「サル痘ウイルス」は、ネズミやリスなど感染した動物にかまれたり、血液や体液、発疹に触れたりすることで感染することがあるほか、感染した人の発疹や体液に触れたり、飛まつを浴びたりすることで、人から人に感染する可能性があるということです。
 ただ、WHOは、人から人への感染は密接な接触によるもので、比較的限られているとしています。
 1958年に「サル痘」が初めて報告された当時は、人の感染例は報告されていませんでしたが、1970年に今のコンゴ民主共和国で、人への感染が初めて確認されました。その後、中央アフリカや西アフリカの熱帯雨林地域で散発的に感染が広がっているとしています。
 また、2003年にはアフリカからペットとして輸入された小動物を通じてアメリカにウイルスが持ち込まれた後、合わせて71人が感染しましたが、亡くなった人はいなかったということです。
 アメリカの疾病対策センター(CDC)によりますと、この時はアフリカからペットを通じて持ち込まれた「サル痘ウイルス」がプレーリードックに感染しました。感染した人はプレーリードックと接触があったとしています。
 国立感染症研究所によりますと、「サル痘ウイルス」には大きくコンゴ型と西アフリカ型があり、コンゴ型は病原性が高いということです。
 また、2003年のアメリカでのケースは、西アフリカ型の「サル痘ウイルス」によることが明らかになっているということです。
 「サル痘」には特異的な治療法はなく対症療法で対応されていますが、1980年に根絶された天然痘に対するワクチンが、「サル痘」にも高い予防効果があるとされています。

 2022年5月22日(日)




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■新型コロナ、全国で3万1457人感染 8日連続で前週の同じ曜日を下回る  [健康ダイジェスト]

 22日は午後6時の時点で、東京都で3317人、大阪府で2253人、北海道で2065人、神奈川県で1918人、愛知県で1847人、福岡県で1801人、沖縄県で1750人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに3万1457人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の日曜日の15日と比べ約3500人少なくなっており、8日連続で前週の同じ曜日を下回りました。
 また、東京都で6人、埼玉県で3人、兵庫県で1人、北海道で1人、岐阜県で1人、徳島県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて18人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め862万8445人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて862万9157人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万309人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万322人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、22日時点で92人で、21日より9人減っています。
 大阪府は22日、新たに2253人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前週の同じ曜日(2576人)と比べて323人減りました。これで府内の感染者の累計は95万5119人となりました。
 新たな死者は確認されませんでした。府内の死者の累計は5019人となっています。
 22日時点の重症者は前日と同じ19人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(622床)の実質の使用率は6・8%となりました。軽症・中等症病床には822人が入院しており、軽症・中等症病床(3396床)の使用率は24・2%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は110人でした。自宅療養者は2万991人。公費によるPCR検査などを1万3576件実施しました。

 2022年5月22日(日)




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■オミクロン型の後遺症、症状が出るのは以前の型の10分の1程度 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのうち、現在主流になっているオミクロン型に感染した後に後遺症が出た人は、以前に広がった新型コロナウイルスの場合の10分の1ほどだったことが、国立国際医療研究センターなどの調査でわかりました。ただ、オミクロン型の感染者数は格段に多く、後遺症に悩む人は多くなる恐れがあるとしています。
 国立国際医療研究センターなどの研究チームは、今年2月初めまでにオミクロン型に感染して入院した20歳代から80歳代の患者53人から、その後の症状を詳しく聞き取り、アルファ型やデルタ型など以前に広がったウイルスに感染した人と比較しました。
 けん怠感や息切れ、嗅覚や味覚の異常などといった後遺症とみられる症状が2カ月以上続いていた人を年齢や性別、ワクチン接種歴などの条件を合わせて比較すると、オミクロン型ではけん怠感が続いていた人が18人中1人だったのに対し、アルファ型などでは何らかの症状があった人は18人中10人だったということです。
 研究チームは、オミクロン型で後遺症とみられる症状が出るのは10分の1ほどと考えられると分析していますが、感染者数は格段に多いため、後遺症に悩む人は多くなる恐れがあるとしています。
 分析した森岡慎一郎医師は、「オミクロン型で後遺症が少ないとわかったことは重要だ。ただ、調べることができた人数は少なく、症状や期間の違いはわからなかったため、さらに多くの人の協力を得て、より正確に分析していきたい」と話しています。

 2022年5月22日(日)




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■新型コロナ、東京都で新たに3317人感染 7日平均で前週の90% [健康ダイジェスト]

 22日でリバウンド警戒期間が終了する東京都は22日、都内で新たに3317人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 先週日曜日(15日)から31人減り、9日連続で前週の同じ曜日の人数を下回りました。直近7日間の感染者数の平均は3560・1人で、前週の90%となり、4日連続で100%を下回っています。
 新規感染者を年代別にみると、10歳未満が622人と最も多く、20歳代が609人、30歳代が567人と続きました。65歳以上の高齢者は206人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1602人、未接種は955人でした。
 また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、21日と同じ3人でした。
 一方、新たに70歳代から90歳代の男女6人の死亡が確認されました。
 東京都の累計の感染者数は151万6704人となり、累計の死者数は4445人となりました。

 2022年5月22日(日)




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