SSブログ

■上海市、新たな感染者3000人下回る SNS上では強制的な隔離に批判も [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい外出制限が続く中国の上海市では、9日の新たな感染者が約1カ月半ぶりに3000人を下回りました。一方、SNS上では、住民の隔離に関する当局の厳しい対応に批判の声も上がっています。
 上海市当局は9日、1日の感染者が、無症状の人が2780人で、症状のある人が234人だったと発表しました。
 症状のある感染者には、当初は無症状でその後、症状が出た人も含まれ、これを差し引くと、新たな感染者は2858人としています。
 1日の感染者数が3000人を下回るのは、厳しい外出制限が本格的に始まる前の、今年3月26日以来、約1カ月半ぶりです。
 一方、上海市では外出制限が各地で続いているほか、SNS上では「濃厚接触などをしていなくても、感染者と同じマンションという理由で当局が住民を強制的に隔離施設に移送している」という批判が出ています。
 また、憲法を専門とする上海市の大学の教授が、SNS上で「住民を強制的に隔離施設に移送するのは違法だ」と批判したところ、その後、投稿は削除され、アカウントも使用停止の措置が取られました。
 当局は10日の会見で、マンションのキッチンやトイレを共同で使用している場合などは、隔離対象になる可能性があるとして、引き続き厳しい対応を続ける姿勢を示しました。
その一方で「現場でリスクを適切に判断し一律な対応は行わない」と説明し、批判の広がりに神経をとがらせているとみられます。

 2022年5月10日(火)




nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:健康

■新型コロナ、全国で新たに4万2160人の感染確認 前週より1万2000人増加 [健康ダイジェスト]

 10日は午後6時までに、東京都で4451人、大阪府で4240人、愛知県で3000人、北海道で2400人、沖縄県で2265人、福岡県で2251人、神奈川県で2203人、兵庫県で1823人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに4万2160人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の火曜日に比べて約1万2000人増加しました。
 また、埼玉県で8人、長野県で5人、千葉県で4人、大阪府で4人、奈良県で4人、神奈川県で4人、福岡県で4人、北海道で2人、岡山県で2人、広島県で2人、東京都で2人、沖縄県で2人、滋賀県で2人、兵庫県で1人、宮崎県で1人、愛知県で1人、熊本県で1人、長崎県で1人、鳥取県で1人の、合わせて51人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め818万1470人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて818万2182人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万9902人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万9915人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より5人減って、10日時点で158人となっています。
 大阪府は10日、新たに4240人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前週の同じ曜日と比べて900人余り増えました。これで大阪府内の感染者の累計は91万9133人となりました。
 また4人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて4971人になりました。重症者は9日から1人減って、20人となっています。
 高知県は10日、新たに366人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表しました。1日当たりの感染者数としては過去最多を更新しました。これまでの最多は2月11日発表の310人でした。県内の累計感染者数は2万3301人となりました。

 2022年5月10日(火)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■東京都、新型コロナに4451人感染 前週火曜から1094人増える [健康ダイジェスト]

 東京都は10日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の4451人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 前週の火曜日(3日)より1094人多く、4日連続で前週の同じ曜日を上回りました。10日までの7日間平均は3426・0人で、前週の88・0%でした。
 確認された4451人を年代別にみると、最多は20歳代の1195人で、以下、30歳代の869人、40歳代の638人、10歳代の519人、10歳未満の441人、50歳代の406人と続きました。65歳以上は266人でした。
 新規感染者のうち、医師の判断による臨床診断でみなし陽性とされたのは3人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2287人、未接種は897人でした。
 感染経路がわかっている1372人のうち、最も多いのは「家庭内」で、76・7%に当たる1052人でした。
 病床使用率は15・3%。これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、10日時点で9人で、9日より2人増えました。
 一方、都は、感染が確認された70歳代の女性と90歳代の女性の合わせて2人が死亡したことを発表しました。
 東京都の累計の感染者は147万1547人となり、累計の死者は4370人になりました。

 2022年5月10日(火)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■赤ちゃんポスト、開設15年で記者会見 159人中、31人は身元わからず [健康ダイジェスト]

 親が育てられない乳幼児を匿名で預かる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の開設から10日で15年となるのを前に、慈恵病院(熊本市西区)の蓮田健院長らが9日、記者会見を開きました。ゆりかごを巡っては子供の出自を知る権利が損なわれるとの批判もありますが、蓮田院長は「出自より命だ。日本では年間20件前後の赤ちゃんの遺棄や殺人事件が起きており、こうした事態を1件でも防ぎたい」と強調しました。
 病院は、新生児相談室長のみに身元を明かし、事実上匿名で出産する独自の「内密出産」にも取り組んでおり、今年に入り、内密出産を希望する女性が数人いることも明らかにしました。
 ゆりかごは2007年5月、全国唯一の施設として開設。2020年度までに159人が預けられ、少なくとも31人は身元がわかっていません。
 蓮田院長は、「ゆりかごへの預け入れや、内密出産を望む女性が、相談を経て匿名を貫くのはまれ」とした上で、「最後まで匿名の女性は、親から虐待を受けていたり、軽度の発達、知的障害を抱えたりし、相談することが苦手なケースが多い」と指摘。「電話やメールでつながり続けることが難しい中、出自を知る権利について諭すと、連絡が取れなくなる。自宅で産んで、遺棄や殺人につながる恐れがある」と述べました。
 会見には蓮田真琴新生児相談室長も同席。ゆりかごの運用状況を検証する熊本市の専門部会などが、「一部に安易な預け入れがある」などと指摘している点について、「匿名でも、母親は子供の命や幸せを真剣に考えている。安易との指摘は子供が傷付く」と訴えました。
 熊本市の大西一史市長は、「慈恵病院とより緊密に連携し、子供の命を守り、課題を抱える人を孤立させないよう取り組む」とのコメントを発表しました。

 2022年5月9日(月)




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康