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■大阪大など、新しいタイプのパーキンソン病を発見 既知の物質と異なるタンパク質の蓄積でも似た症状に [健康ダイジェスト]

 体が動かなくなる難病であるパーキンソン病は、脳に異常なタンパク質がたまることが原因とされていますが、大阪大学などの研究チームは、これとは別の物質が原因とみられる新しいタイプのパーキンソン病を発見したと発表しました。
 この研究は大阪大学大学院医学系研究科の別宮豪一特任講師などの研究チームが行いました。
 パーキンソン病は手足が震えたり、体が動かなくなったりする難病で、脳の一部に「αシヌクレイン」という異常なタンパク質がたまることが原因とされています。
 研究チームでは、パーキンソン病と診断された1人の患者から死後に脳の提供を受け、詳しく調べたところ、「αシヌクレイン」は全くたまってはおらず、「TDPー43」と呼ばれる別のタンパク質が異常にたまっていることがわかったということです。
 「TDPー43」は筋萎縮性側索硬化症や前頭側頭型認知症といったほかの神経難病との関連は指摘されていましたが、パーキンソン病を引き起こすことは知られておらず、研究チームでは新たなタイプのパーキンソン病と考えられるとしています。
 別宮特任講師は、「1例の解析ではあるが、パーキンソン病の原因を解明する研究に一石を投じる発見となったと考えている」と話しています。

 2022年5月29日(日)




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■新型コロナ、全国で2万828人感染 前週日曜日と比べ1万620人減少 [健康ダイジェスト]

 29日は午後6時までに、東京都で2194人、大阪府で1502人、神奈川県で1346人、北海道で1241人、愛知県で1181人、沖縄県で1173人、福岡県で1161人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに2万828人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。新規感染者は前週の日曜日と比べ1万620人減少しました。
 また、大阪府で4人、東京都で4人、埼玉県で3人、熊本県で2人、京都府で1人、北海道で1人、奈良県で1人、宮崎県で1人、香川県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて19人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め881万9618人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて882万330人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万560人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万573人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より7人増えて29日時点で88人となっています。
 大阪府は29日、新型コロナウイルスの新たな感染者を1502人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(2252人)と比べ、750人減りました。これで、府内の感染者の累計は97万959人となりました。
 新たに60〜90歳代の男女4人の死亡が判明し、府内の死者の累計は5040人になりました。
 29日時点の重症者は前日から2人増の18人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(622床)の実質の使用率は6・3%となりました。軽症・中等症病床には766人が入院しており、軽症・中等症病床(3409床)の使用率は22・5%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は92人でした。自宅療養者は1万8879人。公費によるPCR検査などを1万2321件実施しました。

 2022年5月29日(日)




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■新型コロナ、東京都で2194人感染確認 死亡4人、重症3人 [健康ダイジェスト]

 東京都は29日、都内で新たに10歳未満から90歳代の2194人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の日曜日より1123人減りました。前週の同じ曜日を下回るのは16日連続です。29日までの7日間平均は2855・6人で、前週(約3560人)の80・2%でした。
 29日に確認された2194人を年代別にみると、30歳代が421人と最も多く、10歳未満が389人、40歳代が359人と続きました。65歳以上の高齢者は158人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1081人、未接種は536人でした。
 また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、28日と同じ3人でした。
 一方、都は、感染が確認された80歳代から90歳代の女性4人が死亡したことを発表しました。
 東京都の累計の感染者は153万6693人となり、累計の死者は4493人となりました。

 2022年5月29日(日)




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■17病院に身代金要求型サイバー攻撃 2022年被害6件、過去最悪 [健康ダイジェスト]

 電子カルテなどのデータを暗号化して使用できなくし、復元と引き換えに金銭を要求する「身代金要求型コンピューターウイルス」により、2016年以降、少なくとも17の病院や検査機関のサーバーが被害を受けたことが28日、明らかになりました。
 電子カルテが閲覧できず、外来診療の制限などを迫られました。2022年に入って被害は6件となっており、年別で見ると過去最悪になりそうです。
 海外のハッカー集団がサイバー攻撃を活発化させており、国内の病院でも被害が拡大していることが鮮明になりました。多くは情報システム機器の欠陥を突いて侵入しており、欠陥の修正など病院の対応は急務です。
 今年1月には愛知県春日井市にある「春日井リハビリテーション病院」がサイバー攻撃を受けたとみられ、約5万人の患者の情報が記録された電子カルテにアクセスできなくなるなどの被害が出ました。4月23日には大阪府藤井寺市にある「青山病院」がサイバー攻撃を受けたとみられ、患者の名前や医師の所見を記した電子カルテなどを保管しているパソコンのサーバーが、閲覧できない状態になりました。病院は予備のデータを使って診療を継続しましたが、外来患者の待ち時間が長くなるなどの影響が出ました。

 2022年5月29日(日)




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■サル痘、性交渉相手複数は高リスク ヨーロパ衛生当局が公表 [健康ダイジェスト]

 ヨーロッパ疾病予防管理センター(ECDC)は23日、患者の報告が相次ぐ「サル痘」について「ヨーロッパで複数の性交渉相手がいる人の間で拡散するリスクが高い」との評価を公表しました。一般の人の感染リスクは低いとしました。各国に患者の発見と対応、報告に注力するよう勧告。重症化の恐れがある接触者へのワクチン接種も考慮し得ると指摘しました。
 また、ヨーロッパで人間からペット、野生動物へとウイルスが広がらないように、人間と動物の病気の専門家が協力して対処する必要があるとしました。
 アメリカ疾病対策センター(CDC)も23日の電話記者会見で、ワクチンの備蓄を増やすとともに、医療現場で接種対象者を選定する際の勧告を作成中だと明らかにしました。 
 ヨーロッパでは男性と性的接触をする男性の患者が多く、CDCの担当者はこうした人たちを対象に「発疹などの症状がある際は医師の診察を受けてほしい」と呼び掛けました。

 2022年5月29日(日)




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■北朝鮮、新たな発熱者8万9000人超 中国から医療物資を鉄道貨物輸送 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱患者が28日夕までの1日で新たに8万9000人超確認されたと伝えました。前日の発熱者より約480人増えたものの、ほぼ横ばいの状況。死者が出たかどうかは前日に続いて報じていません。4月末からの発熱患者の累計は344万人超となりました。
 朝鮮労働党政治局は29日、平壌(ピョンヤン)で協議会を開き、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が出席しました。未明から早朝にかけて開催されたとみられます。朝鮮中央通信は、感染状況が「統制、改善されている」との判断の下で今後の方針が討議されたと報じました。金総書記の発言内容は伝えられていません。
 1日当たりの新規の発熱患者数は、28日発表分まで8日連続で減り続けていました。死者の発生の有無を2日続けて公表しなかった理由は不明。
 一方、韓国の聯合ニュースは27日、複数の消息筋の話として、26日夜に中国遼寧省丹東市から対岸の北朝鮮新義州(シンウィジュ) に医療物資を積んだ貨物列車が入ったと報じました。
 報道によると、新義州に入ったのは30両編成の貨物列車2本で、積み荷はすべて医療物資でした。中朝間の鉄道貨物輸送は、中国側での新型コロナウイルスの感染拡大によって一時中断したままながら、北朝鮮に物資を輸送するため臨時で運行された可能性があります。
 北朝鮮では医薬品が不足しており、聯合ニュースによると、16日にも北朝鮮国営の高麗航空の輸送機3機が遼寧省瀋陽市の空港で医薬品などを積み、北朝鮮に戻っていました。
 中国外務省の汪文斌(ワンウェンビン)副報道局長は27日の定例記者会見で、報道について「把握していない」と述べるにとどめました。

 2022年5月29日(日)




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■小児急性肝炎、世界33カ国で650件に WHO発表 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は27日、原因不明の小児急性肝炎の可能性がある患者が、今年4月から世界33カ国で650件報告されたと明らかにしました。このうち9人が死亡し、少なくとも38人が肝移植を必要としました。さらに精査が必要な症例も99件あるとしています。
 報告が最も多かったのはイギリスの222件で、アメリカの216件が続きます。日本は31件で3番目に多くなっています。
 WHOは世界的な感染拡大の危険性評価を、現時点では「並」としています。原因は依然調査中としていて、多くの患者から検出されたアデノウイルスとの関連を引き続き調べているということです。
 ヨーロッパ疾病予防管理センターがヨーロッパでの症例を調べた結果、75%は5歳未満で、A〜E型の肝炎ウイルスは原因ではないとみています。

 2022年5月29日(日)




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