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■大阪府、新たに2302人が新型コロナに感染 過去の92人の死亡判明も [健康ダイジェスト]

 大阪府は28日、新たに2302人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前の週の同じ曜日と比べて、約790人増えました。
 また、府は27日発表した1人について取り下げました。これで、大阪府内の感染者の累計は100万9769人となりました。
 重症者は27日と同じ6人となっています。
 一方、死者については、今年1月29日から3月24日にかけて亡くなっていたものの、大阪市保健所が把握できていなかった92人が、28日に一括で計上され、府内で感染して亡くなった人は合わせて5206人になりました。
 これは28日、大阪市保健所の担当者が記者会見を開いて明らかにしました。
 それによりますと、これまでに新型コロナに感染し、医療機関に入院した後、退院などの報告がなかった人が、6月時点で170の医療機関で2000人近くいたということです。
 こうした入院者について、保健所が5月中旬から状況を確認した結果、今年1月29日から3月24日にかけて60~100歳代の男女92人が亡くなっていたことがわかったということです。
 内訳は1月が1人、2月が56人、3月が35人で、この92人を含めて大阪市の死者は2185人となりました。
 死者の人数を正確に把握できていなかったことについて、大阪市保健所は、新型コロナの第6波の感染拡大による業務のひっ迫で、保健所による入院者の状況の確認が後回しになったことや、医療機関から保健所への報告が漏れていたことが原因だとしています。
 大阪市保健所の高田康治感染症対策調整担当部長は、「調査が遅れてしまい申し訳なく思っている。今後は医療機関に積極的に働き掛けるなどして、スピーディーな把握に努めたい」と話しています。

 2022年6月29日(水)

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■1週間の熱中症搬送、全国で4551人 前週の3・4倍で6月として過去最多 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は28日、各地で猛暑日が相次いだ20~26日の1週間に熱中症で病院に救急搬送された人が全国で4551人(速報値)に上ったと発表しました。1週間の搬送人数としては6月の統計を取り始めた2010年以降、最多となり、前週の1337人と比べて約3・4倍に急増しました。約半数に当たる計2230人は全国的に猛暑となった25、26両日に搬送されました。
 5月1日から6月26日までの搬送者数は計1万142人で、昨年の同じ時期に比べて1・7倍になりました。
 20~26日の1週間に搬送された人のうち、死亡した人は4人です。
 症状別の程度をみますと、入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて1507人、「軽症」が2982人でした。
 搬送された人を年齢別にみると、65歳以上の高齢者が2458人と全体の54・0%を占めています。18歳以上65歳未満が1493人、7歳以上18歳未満が568人、0歳から7歳未満が32人となっています。
 熱中症の発生場所では、自宅の敷地内などの「住居」が1698人と最も多く、次いで歩道などを含む「道路」が823人、駅などの「公衆(屋外)」が634人、道路の工事現場などの「仕事場」が419人、小中高校などの「教育機関」が319人などとなっています。
 都道府県別では、東京都の458人が最も多く、以下、埼玉県397人、愛知県277人、大阪府272人の順でした。

 2022年6月29日(水)

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■東京都、熱中症の疑いで80人病院搬送 うち27人中等症、53人軽症 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁などによりますと、都内では28日午後3時までに熱中症の疑いで0歳から97歳までの男女80人が病院に救急搬送されました。
 このうち27人が中等症、53人は軽症で、重症の人はいないということです。
 一方、警視庁や東京都監察医務院によりますと、3日前の6月25日には東京都豊島区の住宅のベランダでこの家に住む80歳代の女性が倒れているのが見付かり、搬送先の病院で死亡しました。その後、死因は熱中症の疑いだったことがわかったということです。
 28日の東京都心の最高気温は35・4度でした。29日以降も厳しい暑さが続く見込みで、東京消防庁などは我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、屋外で人と2メートル以上距離が確保できる場合はマスクを外すなどして対策をとるよう呼び掛けています。

 2022年6月28日(火)

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■ワクチン集団接種で賠償、神経損傷の男性に 滋賀県草津市、全国初 [健康ダイジェスト]

 滋賀県草津市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種を受けた同市の60歳代男性が、接種の影響で神経を損傷したとして、市が約30万円の賠償金を支払ったことが判明しました。同様の事例は全国初といいます。
 草津市によると、男性は昨年6月13日、市内の草津徳洲会病院でアメリカのファイザー社製のワクチンを左腕に接種。翌日から左腕に痛みを覚え、医療機関を受診したが改善しないため市に連絡。その後、注射針が神経に接触したことによる「左腋窩(えきか)神経損傷」と診断されました。
 男性の治療は昨年12月に終わり、日常生活に支障はないものの、今も左肩に若干の痛みと可動域制限があるといいます。
 今年6月に市が男性に治療費や休業補償費、慰謝料など30万9543円を支払う示談がまとまり、27日の市議会で承認されました。
 草津市ワクチン対策室の担当者は、「新型コロナワクチンのような筋肉注射の場合、まれに起こり得る事案。看護師の接種行為に問題はなかったが、医療従事者に一層の注意を促したい」と話しました。

 2022年6月28日(火)

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