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■北海道、新たに27人感染確認 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 北海道と札幌市、函館市は19日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。日別の感染発表では、18日の38人、17日の32人に次いで3番目に多くなりました。
 新たに感染が確認されたのは、札幌市で12人、函館市で1人、北広島市で3人、千歳市で5人、苫小牧市で1人、登別市で1人、石狩地方で1人、後志地方で1人、オホーツク海側で2人の合わせて27人です。道内の感染者は、これで延べ434人になりました。また、治療を終えた人は、延べ179人になりました。
 このうち札幌市白石区にある北海道がんセンターに関連して、札幌市の60歳代の女性と後志地方の70歳代の女性の感染が確認されたということです。
 札幌市の女性は3月18日から4月14日まで、後志地方の女性は3月31日から4月9日まで北海道がんセンターに入院しており、現在はほかの病院に転院、もしくは退院したということですが、症状を示した時期から札幌市と道では北海道がんセンターで感染したとみています。
 また、中央区の札幌厚生病院では、この病院に勤務する30歳代の看護師の女性の感染も確認されました。
 さらに、千歳市の千歳第一病院では40歳代の看護師の女性、20歳代と40歳代の准看護師の女性、それに40歳代と60歳代の看護助手の女性の合わせて5人の感染が確認されました。
 院内感染の広がりを受けて、札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は会見で、「転院した人から陽性になる人が出てきているので、道内のほかの病院にも院内感染が広がる可能性はある」と危機感を示しました。
 その上で、感染拡大を防ぐため保健所と病院が連携し、感染者が出た病院から転院する入院患者の健康観察を重点的に行っていることを明らかにしました。

 2020年4月19日(日)

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■新型コロナウイルス、神奈川県で新たに30人感染確認 累計782人に [健康ダイジェスト]

 神奈川県では19日、横浜市の男女13人を含む合わせて30人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが発表されました。
 横浜市によりますと、新たに感染が確認されたのは市内の2つの高齢者施設の入所者や職員合わせて4人や、市内の学童クラブに勤める50歳代の職員の女性など男女13人です。
 このうち、60歳代の会社員の男性は症状が重く人工呼吸器をつけて入院しているほか、70歳代の女性と50歳代の男性は中等症で、残る10人は軽症か無症状だということです。
 横浜市内にある高齢者施設では、これまでに入所者と職員合わせて9人の感染がわかっており、19日、80歳代から90歳代の入所者の女性3人の感染が新たに確認されたということです。
 また、別の高齢者施設では、すでに3人が感染しており、19日、新たに50歳代の女性職員の感染がわかったということです。
 ほかにも、50歳代の職員の女性の感染が明らかになった学童クラブでは、4月10日に別の職員の感染が確認されており、市では利用する児童の健康状態を観察することにしており、症状が出た児童には検査を行うということです。
 横浜市では、13人のうち5人について感染経路はわからないとしています。
 19日は、川崎市で16人、藤沢市で1人の新たな感染が発表されており、県内では合わせて30人の感染が発表され、これまでに感染が確認されたのは782人となりました。

 2020年4月19日(日)

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■新型コロナウイルス、東京都で新たに107人感染確認 累計3082人に [健康ダイジェスト]

 東京都で19日、新たに10歳未満から90歳代の男女107人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明しました。このうち、およそ62%に当たる67人は、今のところ感染経路がわかっていないということです。
 これで都内の感染者の累計は3082人となり、3000人を上回りました。
 東京都では2月に入って感染者が目立ち始め、3月までは2ケタ台で推移していましたが、4月に入って急増し、5日に1000人に達した後、12日に2000人を、そして19日に3000人を超え、1週間に1000人のペースで増え続けています。
 そのほかにも午後5時現在、神奈川県で30人、北海道で26人など、全国で感染拡大が続いています。
 兵庫県では、新たに9人の感染が確認され、うち1人は、これまで多くの感染者が出ている神戸西警察署に勤務する40歳代の男性巡査部長でした。
 兵庫県警によると、男性巡査部長と一緒に働いていた3人を自宅待機とし、ほかに濃厚接触者に当たる署員がいないか調べているといいます。
 また、福井県で感染が確認された6人のうち、4人は同居する家族で、別居している家族にすでに感染者がいたといいます。
 19日は、これまでに全国で208人の感染が確認され、兵庫県と沖縄県でそれぞれ2人、岐阜県で1人の死亡が発表されました。
 
 2020年4月19日(日)

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■アビガン投与2週間で重症者6割が改善、軽・中等症者では9割 学会がコロナ治療薬の状況報告 [健康ダイジェスト]

 コロナウイルスの感染が拡大する中、日本感染症学会の緊急シンポジウムが開かれ、患者の治療について、インフルエンザ薬やぜんそく薬の投与で改善したケースもあったことなどが報告されました。今後さらに、効果を見極める必要があるとしています。
 日本感染症学会は18日、感染対策のため観覧者を入れずに講演をインターネットで配信する形で、東京都内でシンポジウムを開き、新型コロナウイルス対策に当たる政府の専門家会議のメンバーや、治療に当たる医師などが状況を報告しました。
 新型コロナウイルスには特効薬はなく、別の病気の治療に使われている薬の投与が行われており、藤田医科大学の土井洋平教授は、新型インフルエンザ治療薬の「アビガン」を患者に投与した状況について報告しました。
 報告によりますと、国内の約200の医療機関でアビガンを投与した約350人を分析したところ、軽症と中等症の患者ではおよそ9割、人工呼吸器が必要な重症患者では6割で、2週間後に症状の改善がみられたということで、土井教授は現在行われている治験などでさらに効果を確かめる必要があるという考えを示しました。
 また、吸い込むタイプのぜんそくの治療薬「オルベスコ」についても報告され、肺炎になった後で投与された75人のうち、症状が悪化して人工呼吸器が必要になった患者が少なくとも3人、亡くなった患者は2人だったということで、この薬を使わない場合に比べて悪化する割合を下げられる可能性があるとしています。
 土井教授は、「新型コロナウイルスにかかっても、8割は自然によくなり、アビガンが効いたかどうかはまだわかっていない。今後も検証を続け、効果があるかどうか、科学的な根拠を示せるようにしたい」と話しています。
 国の研究班の班長としてぜんそく薬のオルベスコを患者に投与する臨床研究にかかわる愛知医科大学の森島恒雄客員教授は、「今回のデータだけではまだ断定はできないが、オルベスコを投与することで、重症の肺炎になって人工呼吸器が必要になる患者を減らせる可能性がある。全国で感染拡大が続く中、医療機関で受け入れ可能な患者数を超えて患者を助けられなくなる『医療崩壊』を防ぐ上で、重要な役割を持つ薬と考えられるので、さらに分析を進めたい」と話しています。

 2020年4月19日(日)

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■スペインの新型コロナウイルス死者数、2万人超える 外出制限を5月9日まで延長へ [健康ダイジェスト]

 スペイン保健省は18日、新型コロナウイルスによる死者数が2万人を超えたと発表しました。
 パンデミック(世界的な大流行)により最も大きな被害を受けた国の一つであるスペインでは、過去24時間で565人が死亡。17日の死者数である585人からわずかに減少し、これまでの死者数は計2万43人となりました。
 スペインのペドロ・サンチェス首相は18日、全土で行っている外出制限を5月9日まで延長する方針を示しました。
 スペインでは18日までの感染者が19万1726人を数え、アメリカの71万5536人の次に多く、亡くなった人は2万人を上回ってアメリカ、イタリアに次いで3番目に多くなっています。
 サンチェス首相は18日夜、首都マドリードで記者会見し「感染の広がり方は緩やかになってきているもののまだ十分ではない」と述べ、4月25日までとなっている外出制限について5月9日まで延長することを議会に諮る方針を示しました。
 一方、休校措置と外出制限のため外出の機会がほとんどない子供たちについて、4月27日から制限を緩めるとしていますが、対象となる年齢やどんな形で外出を認めるのかなど詳細については今後、決めるとしています。
 また、今後の外出制限の緩和については「全土で一斉に行われることはないだろう」と述べ、感染状況に応じて、地域ごとに緩和していくことになるという見通しを示しました。
 スペインでは、3月14日から全土で外出制限を始め、3月30日から2週間近くの間は一部の仕事を除き、在宅勤務以外は認めないなど、厳しい外出制限を行ってきました。
 4月に入ってからは感染者の増え方は緩やかになってきてはいますが、依然として、新たな感染者が5000人を超える日もあり、サンチェス政権は外出制限の緩和には慎重な姿勢を示しています。

 2020年4月19日(日)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者229万人超 死者15万7000人 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の19日午前3時の時点で、新型コロナウイルスの感染者の数は世界全体で229万3644人となっています。
 国別では、アメリカが71万5536人と最も多くなっており、次いでスペインで19万1726人、イタリアで17万5925人、フランスで14万9146人、ドイツで14万2751人などとなっています。
 また、死亡した人は15万7400人で、国別ではアメリカが3万7625人、イタリアが2万3227人、スペインが2万43人、フランスが1万8681人、イギリスが1万5464人などとなっています。
 一方、アメリカ東部ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は18日の記者会見で、州内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は前日の17日は540人で、ここ2週間では最も少なくなったことを明らかにしました。
 アメリカでは、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が3万7000人を超えており、このうちニューヨーク州はおよそ1万3000人となっています。
 ニューヨーク州では、4月8日に1日当たりの死者が799人と最も多くなり、その後は16日まで600人から700人台で推移していましたが、17日に死亡した人は540人と、ここ2週間では最も少なくなりました。
 クオモ知事はさらに、感染によって入院している患者の数はおよそ1万7000人と依然として多いものの、17日までの3日間でおよそ1300人減ったなどとした上で、「感染のピークを過ぎた後は横ばいの状態にあったが、そこから減少に転じてきていていいニュースといえる」と述べました。
 一方で、外出制限の緩和や経済活動の再開については、「仕事を再開して多くの人がバスや地下鉄に乗ったり商店に行ったりすれば、感染はすぐに増える」と述べて、感染を防ぐ措置の継続が必要だという考えを改めて示しました。

 2020年4月19日(日)

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■新型コロナウイルス、大阪府で新たに88人感染確認 うち41人は病院で集団感染 [健康ダイジェスト]

 大阪府は18日、新たに88人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。このうち41人は大阪市生野区の病院の患者と医療従事者で、集団感染が発生したとみられています。
 大阪府によりますと、18日に新たに感染が確認されたのは10歳代の小学生の女の子から100歳代の女性までの男女88人で、1日の感染確認としては4月9日の92人に次ぐ多さとなりました。
 このうち41人は、大阪市生野区にある「なみはやリハビリテーション病院」の患者35人と医療従事者6人だということです。この病院では、17日までに府の検査で3人、18日までに兵庫県尼崎市の検査で2人の医療従事者の感染がそれぞれ判明しており、感染者は少なくとも46人となりました。
 病院は15日から新規の入院患者の受け入れを取りやめ、18日からは外来診療も中止しました。府は集団感染が起きたとみて19日以降、厚生労働省のクラスター対策班とともに院内感染の状況などを調べることにしています。
 また、新たに感染が確認された人のうち33人は、経路がわからないということです。
 一方、17日に感染が確認されていた70歳代の無職女性が亡くなったということです。
 これで、大阪府内で感染が確認された人は1163人となり、死亡した人は10人になりました。

 2020年4月19日(日)

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