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■新型コロナウイルス、東京都の新たな感染確認者は47人 札幌市では過去最多に並ぶ26人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスについて、東京都で29日、新たに47人の感染が確認されたことがわかりました。
 都内では28日、3日ぶりに100人を超える112人の感染が確認されていましたが、29日の感染者数は2ケタとなりました。
 1日に判明した感染者数が50人を下回ったのは、4月に入ってから2度目です。これで都内の感染者は、累計で4107人となりました。
 また、東京都は29日、新型コロナウイルスの感染が確認されていた男女9人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した感染者は、累計で117人となりました。
 一方、大阪府は29日、新たに44人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。また、これまでに感染が確認された人のうち2人が死亡したほか、1人が死亡後の検査で陽性と判明したということです。
 これで大阪府内で感染が確認されたのは1597人、亡くなった人は39人になりました。
 また、札幌市は29日、新たに26人について新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。これは25日、27日と並んで、過去最多の感染者数です。
 北海道内ではこのほか、12人の感染が確認されており、感染者は延べ726人となりました。
 道によると、札幌市以外の感染者は石狩管内の20~90歳代の男女6人、オホーツク管内の40、50歳代の男女3人、空知管内の70歳代男性、留萌管内の80歳代女性、東京都の70歳代女性。

 2020年4月29日(水)

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■「陰性」判定の翌日に死亡、東京都小平市の85歳男性 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 今月、東京都の85歳の男性が新型コロナウイルスの検査で「陰性」と判定された翌日、体調が急変して死亡し、その後の再検査で「陽性」となっていたことが明らかになりました。PCR検査は非常に感度の高い検査法ですが、ウイルスの量などによって、偽陽性や偽陰性が出ることがあるということで、専門家は「一度、陰性と判定されても体調に変化がないか周囲でも意識して見守り、異変を感じたらためらわずに病院への搬送を求めてほしい」としています。
 東京都小平市に住む85歳の男性は、4月3日に発熱し、高熱が5日ほど続いたためPCR検査を受けたところ、10日に「陰性」と判定されました。
 ところが、その翌日の11日、男性は顔が青ざめた状態になり、家族の通報によって病院に搬送され、死亡していたことがわかりました。
 その後、再検査を行ったところ「陽性」となり、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたということです。
 専門家によりますと、PCR検査はのどや鼻の奥、気管支の分泌物などに含まれるウイルスの遺伝子を人工的に大量に増やして検出するもので、非常に感度の高い検査法ですが、ウイルスの量や検体の取り方などによって、一定の割合で、偽陽性や偽陰性が出ることがあるということです。
 感染症対策に詳しい北海道医療大学の塚本容子教授は、「一度、陰性と判定されても、体調に変化がないか周囲でも意識して見守り、異変を感じたらためらうことなく病院への搬送を求めるなど、自分の身は自分で守る意識を持つことがより必要になってきている」としています。

 2020年4月29日(水)

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■緊急性高い13症状のチェックリスト公表 厚労省が軽症・無症状者向け [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染し、軽症・無症状者として自治体が用意したホテルや自宅で療養している人たちに向けて、厚生労働省は28日、重症化の前兆となる「緊急性の高い症状」を自分でチェックできるリストを公表しました。容体が悪化した場合に、いち早く医師の診断につなげるのが狙いです。
 感染者の増加で病院のベッド不足が懸念される中、厚労省は重症者の治療を優先するため、軽症者らはホテルなどの宿泊施設や自宅で療養することを認めてきました。だが、埼玉県で今月、感染者の男性2人が自宅療養中に容体が悪化し相次いで死亡。これを受け、厚労省は子供の世話が必要など事情がある人のみ自宅療養を認め、基本は宿泊施設に移行してもらう方針に転換しました。
 宿泊施設や自宅での療養中は、感染者や家族が自分たちで症状の変化に気付くことが重要となるため、今回のリストでは緊急性の高い13症状を例示。「唇が紫色になっている」など外見の特徴や、「横になれない。座らないと息ができない」など息苦しさをチェック項目に挙げています。
 厚生労働省はこれらの項目を患者や家族が原則1日2回確認し、該当する項目が1つでもあれば、自宅療養の人は自治体の連絡窓口、宿泊施設であれば配置されている看護師などにすぐに連絡してほしいとしています。
 緊急性の高い13症状は、【表情・外見】▽顔色が明らかに悪い▽唇が紫色になっている▽いつもと違う、様子がおかしい【息苦しさなど】▽息が荒くなった(呼吸数が多くなった)▽急に息苦しくなった▽生活をしていて少し動くと息苦しい▽胸の痛みがある▽横になれない。座らないと息ができない▽肩で息をしている▽突然(2時間以内を目安)ゼーゼーし始めた【意識障害など】▽ぼんやりしている(反応が弱い)▽もうろうとしている(返事がない)▽脈が飛ぶ、脈のリズムが乱れる感じがする。

 2020年4月29日(水)

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■新型コロナウイルス重症患者の都道府県別データを公開 集中治療医学会 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染した後で重症化し、人工呼吸器や人工心肺装置を使って治療を受けている患者について、日本集中治療医学会がウェブサイトで都道府県別の人数のデータを公開し、対策に生かしてほしいと訴えています。
 日本集中治療医学会は日本救急医学会、日本呼吸療法医学会と合同で、新型コロナウイルスで重症化し、人工呼吸器と、ECMO(エクモ)と呼ばれる人工心肺装置を使っている患者数の推移を都道府県別に日ごとにまとめ、28日、ウェブサイトで公開しました。
 例えば、東京都では、人工呼吸器を使っている患者はこの2週間余りの間におよそ2倍の90人近くに増加し、ECMOを使った治療を受けている患者も増加し、27日の時点で19人となっています。
 また、北海道では、人工呼吸器を使っている患者は4月上旬にはいったん半減し、4人となりましたが、この1週間ほどで急増し、27日の時点で19人となっています。
 さらに、全国のECMOの治療成績も示されており、27日までに109人が治療を受け、このうちの46人が回復に向かい、19人が亡くなったとしています。
 日本集中治療医学会の理事長で、藤田医科大学の西田修教授は、「重篤な患者が急激に増えている地域では、ふだんは助けられる命が助けられなくなる可能性がある。データを対策に生かしてほしい」と話しています。

 2020年4月29日(水)

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■ブラジル、死者5000人を超え中国上回る 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 南米のブラジルでは、新型コロナウイルスの感染が都市部を中心に急速に広まっており、28日時点で死者の数は5000人を超え、中国を上回りました。
 ブラジル政府によりますと、28日、新型コロナウイルスの感染者は前日に比べて5385人増えて7万1886人となり、死者数は474人増えて5017人となりました。
 死者の数は、最初に新型コロナウイルスの感染が確認された中国の公式集計を上回りました。また、感染者の数ではロシアやトルコを下回っているものの、死者の数は両国を大きく上回っています。
 中国と距離的に遠い南米のブラジルでは、当初新型コロナウイルスの感染はほとんど確認されていませんでした。
 しかし、ヨーロッパを旅行した後にブラジルに戻った人から感染が広まり始め、現在は最大都市サンパウロを中心に貧困地域などで急速に感染が拡大しています。
 死者数は1週間で約7割増えており、欧米のような感染爆発が始まっているもようですが、ジャイール・ボルソナロ大統領自らは、サンパウロ州など多くの州で3月下旬から出されている外出自粛令に反対するなど、社会隔離政策が道半ばで、今後も感染が拡大する可能性が高まっています。
 ボルソナロ大統領は「経済が破壊される」として、16日には経済規制に同調する保健相を解任するなど、5月11日にも経済活動を再開させる考えを示しています。

 2020年4月29日(水)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者約308万人 アメリカは100万人超え [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は、日本時間の29日午前3時半の時点で308万3467人となり、アメリカでは感染者の数が100万人を超えました。
 国別の感染者数は、アメリカが100万2498人と最も多く、スペインが23万2128人、イタリアが20万1505人、フランスが16万6036人、ドイツが15万9137人などとなっています。
 また、死亡した人の数は21万3824人で、国別ではアメリカが5万7266人、イタリアが2万7359人、スペインが2万3822人、フランスが2万3293人、イギリスが2万1092人などとなっています。
 アメリカでは、新型コロナウイルスの感染者数が100万人を超えました。感染者数が50万人を超えた4月11日から半月余りで、感染者数が倍増したことになります。
 今も1日に2万人以上の感染者が新たに確認されていますが、増加のペースは緩やかになりつつあり、各州ではいつどのように外出制限を緩和し、経済活動を再開させるかが課題になっています。
 27日にはミネソタ州などで製造業や農業などの再開が認められ、これまでに全土50州のうち少なくとも9州で行動制限が一部緩和されたといいます。南部フロリダ州の知事も、外出制限措置を緩和して経済活動を再開させるかどうかの判断を29日に発表する考えを示しました。
 また、感染が最も深刻なニューヨーク市は、5月15日までと定めている外出制限の措置を延長する見通しで、休校中のおよそ110万人の小中高校の生徒たちに十分な学習機会をいかに提供するかが課題になっています。
 ビル・デブラシオ市長は28日の記者会見で、自宅でのオンライン学習に必要なモバイル端末を4月末までに24万台余り配布するとともに、卒業や進級に必要な課程を学年末の6月までに履修できない生徒には夏休み期間中にオンライン学習で履修できるようにしたいという考えを明らかにしました。

 2020年4月29日(水)

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