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■新型コロナウイルス、東京都の感染確認 12日連続で100人超す 北海道の感染確認計601人に [健康ダイジェスト]

 東京都は25日、都内で新たに103人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで都内で感染が確認された人は、合わせて3836人になりました。
 103人のうち、101人は10歳未満から90歳代で、残る2人は年代がわかっていません。
 103人のうち、およそ59%に当たる61人が今のところ感染経路がわかっていないということです。
 これで都内で感染が確認されたのは12日連続で100人を超え、合わせて3836人になりました。
 都は、25日から大型連休が終わる5月6日までの12日間を「ステイホーム週間」として、徹底して外出を自粛し自宅にとどまるよう呼び掛けています。
 東京都の関係者によりますと、25日、新型コロナウイルスの感染が確認されていた7人が死亡したということです。これで都内で死亡した感染者は、合わせて100人になりました。
 一方、札幌市は25日、新型コロナウイルス感染者を26人確認したと発表しました。小樽市でも4人の陽性が確認されており、北海道確認分9人と合わせ道内の感染確認は同日だけで39人となり、累計601例と600人を突破しました。
 札幌市の26人は、1日の確認数としては最多。クラスター(感染者集団)となっている札幌呼吸器科病院で4人、国立病院機構北海道がんセンターで2人が新たに見付かりました。
 札幌市の26人うち、非公表の1人を除く25人は軽症か無症状。小樽市の4人も軽症。

 2020年4月25日(土)

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■アメリカ子会社の人工呼吸器が日本で迅速承認 日本光電  [健康ダイジェスト]

 日本光電は24日、アメリカの子会社が製造販売している人工呼吸器について、日本での製造販売承認を取得したと発表しました。新型コロナウイルスに感染した重症の肺炎患者の治療に使えます。通常は3~4カ月かかる審査期間が、4営業日と異例の早さで決まりました。
 承認を得たのは、アメリカ子会社の日本光電オレンジメッド(カリフォルニア州)で生産している気管挿管型の人工呼吸器。2019年に発売し、アメリカやヨーロッパなど向けに年数百台を販売してきました。
 日本光電の群馬県の工場に同製品の生産ラインを導入し、7月をめどに国内の医療機関向けに供給を始めます。ほかの医療機器の生産担当者を人工呼吸器に振り向けるなどして、年間で300~400台を生産する計画。部品供給など生産面では、自動車メーカーや電機メーカーの協力も得ます。
 21日に承認申請し、24日に承認を得ました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて厚生労働省は13日、人工呼吸器の審査を迅速化する旨の事務連絡を出したことを受け、医薬品医療機器総合機構が異例の速さで審査を進めました。
 後発医療機器として、日本ですでに承認されている人工呼吸器との性能の同等性を評価して承認されました。
 日本光電は15日には、群馬県の工場で生産しているマスク型人工呼吸器を従来比で約5倍の半年で計1000台に増産することも発表しました。マスク型は、主に軽症の肺炎患者の治療に使います。
 日本光電は、マスク型人工呼吸器の国内唯一のメーカー。気管挿管型の人工呼吸器については、ハミルトンメディカル(スイス)から輸入販売しています。

 2020年4月25日(土)

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■オンライン・電話診療対応の医療機関1万1000 厚労省がホームページでリスト公開 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染するリスクを減らすため「オンライン診療」を導入した医療機関が全国で1万余りに上ることが、厚生労働省のまとめでわかりました。
 オンライン診療とは、インターネットや電話を使って医師が離れた場所にいる患者を診療するもので、新型コロナウイルスへの感染リスクを減らそうと、厚労省は規制を緩和して、今月から一定の条件の下で初診からの利用も認めています。
 厚労省によりますと24日の時点で、このオンライン診療に対応している医療機関は、全国でおよそ1万1000に上るということです。
 この医療機関のリストは、厚生労働省のホームページで見ることができ、都道府県別にまとめられています。
 ホームページには、診察の手順も掲載されており、まず患者が保険証などをパソコンやスマートフォンを通じて医師に見せ、本人確認をした上で、症状を説明するとしています。
 薬が処方された場合は、患者が自宅近くの薬局を選んで医師に伝え、医師からその薬局に処方箋が送られます。
 そして、薬局からオンラインや電話で服薬指導を受け、薬を自宅に配送してもらうこともできます。
 厚生労働省は、「オンライン診療を受けた場合でも医療機関に来訪する必要があると医師が判断することもあるため、利用する際はホームページのリストを参考に自宅近くの医療機関を選んでほしい」としています。

 2020年4月25日(土)

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■新型コロナウイルス、回復者血漿治療の臨床研究開始へ 国際医療研究センター [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの患者に、感染して回復した人の血液の成分を投与する新しい治療法の臨床研究を国立国際医療研究センターなどの研究チームが始めることがわかりました。中国では重症患者への効果が報告されており、担当する医師は「重症患者の治療の切り札になる可能性もある」としています。
 この臨床研究は、新型コロナウイルスの治療の中核を担う国立国際医療研究センターなどの研究チームが進めているもので、23日、病院内の倫理委員会で正式に承認されたということです。
 「回復者血漿(けっしょう)治療」と呼ばれるこの治療法は、過去に新型コロナウイルスに感染し、回復した人の血液からウイルスなどを攻撃する「抗体」が含まれた血漿と呼ばれる液体成分を取り出し、患者に投与するもので、中国では症例数は少ないものの重症患者の症状が改善したという報告があります。
 計画では、回復した人およそ50人から1人400ミリリットルの血液の提供を受け、血漿を患者50人に投与し、安全性や効果を調べるということです。
 研究チームでは来週以降、回復した人に血液の提供を呼び掛け、早ければ5月にも患者への投与を始めたいとしています。
 臨床研究を担当する忽那賢志(くつなさとし)医師は、「回復した人の抗体を使う治療法はエボラ出血熱などでも効果が出ており、一定の効果がみられると期待している。確実な治療薬がない中で、重症患者の治療の切り札になる可能性がある」と話しています。

 2020年4月25日(土)

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■新型コロナウイルス、世界の死者20万人に迫る アメリカの死者は5万人を超える [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の25日午前3時の時点で、新型コロナウイルスの感染者の数は世界全体で276万6611人となりました。
 国別では、アメリカが88万3826人で最も多く、スペインが21万9764人、イタリアが19万2994人、フランスが15万9495人、ドイツが15万4111人などとなっています。
 また、死亡した人は19万4456人で、国別ではアメリカが5万373人と最も多く、次いでイタリアが2万5969人、スペインが2万2524人、フランスが2万2245人、イギリスが1万9506人などとなっています。
 一方、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス郡は24日までに、新型コロナウイルス感染症が郡内で最も多い死因になったことを明らかにしました。直近2週間は1日当たり44人が亡くなっており、インフルエンザや心臓病による死者を上回るといいます。保健当局のバーバラ・フェレール氏は、「ウイルスの拡散を抑える必要がある」と話し、家にとどまるよう呼び掛けました。
 アメリカで最も感染者数が多いニューヨーク州では、感染のピークを越える兆しが出ています。23日の死者数は422人となり、3日連続で減少しました。入院者数もここ1週間にわたり、減少傾向が続いています。
 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は24日の記者会見で、「今、事を急いで(経済活動を)再開すれば、経験してきた以上の急激な感染者数の増加につながる」と述べ、経済活動の再開は慎重に進めていく考えを明らかにしました。また、11月のアメリカ大統領選については、州の住民が投票所に行かなくてすむように、不在投票の申請書を送るように事務当局に指示しました。
 アメリカでは24日、南部ジョージア州、南部オクラホマ州、北部アラスカ州で知事の判断に基づく行動規制の緩和が始まりました。ジョージア州では、朝から理髪店やネイルサロン、入れ墨店、スポーツジムといった店舗が営業を再開。ただ、同州では感染者数が1週間で3割増えているといい、最大都市アトランタの市長が「家にとどまってください」と呼び掛けるなど、経済活動の再開に向けた動きは迷走しています。
 ヨーロッパのスペインでは、死者数の増加ペースが鈍っています。スペインでは24日、1日当たりの死者数が367人と約1カ月ぶりの低水準となりました。スペイン政府の報道官は、「社会全体の努力により、新型コロナにおける最も困難な局面を克服した」と語りました。

 2020年4月25日(土)

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■長崎港に停泊のクルーズ船、新たに60人近くが感染し計150人に 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 乗員の感染が相次いでいる長崎港に停泊中の大型クルーズ船で、残るおよそ290人の乗員を検査した結果、新たに60人近くが感染していることがわかりました。船内の感染者は、合わせておよそ150人に上る見通しとなりました。
 長崎港にある三菱重工業長崎造船所の香焼(こうやぎ)工場に修繕を終えて停泊しているイタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」では、新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されたため、623人の乗員全員を対象にウイルス検査を行っています。
 長崎県の関係者などによりますと、残る乗員およそ290人を新たに検査した結果、60人近くが感染していることが確認されたということです。乗員は日本人1人以外は全員外国籍。乗客はいません。
 このクルーズ船では、24日までに91人の感染が確認されており、船内の感染者の合計はおよそ150人となります。
 このうち1人は重症で長崎市内の感染症指定医療機関に入院していますが、これまでの船側の報告ではほかに症状が重い人はいないということです。
 長崎県などの説明によると、船内では乗員全員が個室にいるものの、陽性者と陰性者の部屋が混在しています。こうした状況を確認するため、24日夕、国立感染症研究所の医師ら3人が初めて船内に入りました。
 一方、クルーズ船を運航するコスタクルーズの日本支社は同日、国土交通省と厚生労働省と協議の結果、陰性の乗員を母国に帰国させるとの方針を発表。日本政府関係者によると、多くを占めるフィリピン人の陰性の乗員については、同国のチャーター機で帰国させる方向で調整しているといいます。
 クルーズ船は、中国で予定していた修繕工事が新型コロナウイルスの影響でできなくなり、2月下旬から三菱重工業長崎造船所の香焼工場で修繕を受けていました。この工場には、コスタクルーズの大型クルーズ船がほかに2隻停泊し、乗員は計約1000人に上ります。政府関係者によると、この2隻は26日までに出港予定といいます。

 2020年4月25日(土)

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