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■新型コロナウイルス、東京都で新たに132人の感染確認 9日連続で100人超え [健康ダイジェスト]

 東京都は22日、都内で新たに132人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、これで都内で感染が確認された人は合わせて3439人になりました。一方、新たに死亡が確認された感染者はいませんでした。
 東京都は22日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女132人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち、およそ58%に相当する77人は、今のところ感染経路がわかっていないということです。
 東京都での1日の感染者は、21日は123人、20日は102人など、4月14日から9日連続で100人を上回り、感染者の累計は3439人になりました。
 これまでに9人の新型コロナウイルスの感染が確認されている東京都練馬区の病院では、新たに職員と入院患者合わせて15人の感染がわかりました。
 練馬区によりますと、「練馬光が丘病院」では、これまでに看護師と入院患者の合わせて9人の感染が確認され、関係者79人のPCR検査を進めています。
 22日までにこのうち58人の検査結果が判明し、新たに入院患者12人、看護師と看護助手3人の合わせて15人の感染が確認されたということです。これで練馬光が丘病院での感染者数は、24人となりました。
 病院では外来の診療や救急患者の受け入れなどを見合わせており、再開の見通しは立っていないということです。
 また、東京都墨田区にある感染症の指定医療機関の「都立墨東病院」で、入院患者1人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。病院の医師や患者で感染が確認されたのは、合わせて40人となりました。
 病院は感染の拡大を受け、新規の入院や外来の受け入れなどに加えて、救命救急センターでの新規患者の受け入れも停止するなどしています。
 さらに、東京都保健医療公社が運営する新宿区の「大久保病院」では、非常勤の50歳代の男性医師が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
 男性医師は週1回外来の診療を行っていましたが、接触した職員が検査の結果いずれも陰性だったことや、接触した患者にも発熱やせきなどの症状がないことなどから、病院は通常の診療を続けるとしています。

 2020年4月22日(水)

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■消毒液誤飲や除菌剤の事故など増加 中毒情報センターが注意呼び掛け [健康ダイジェスト]

 日本中毒情報センターは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い除菌剤や消毒剤の誤飲などの問い合わせが増加しているとして、適切に使用するよう呼び掛けています。
 除菌剤や消毒剤は、今や日常生活に欠かせない存在となっています。化学物質による中毒などの相談を受け付けている日本中毒情報センターに寄せられる除菌剤や消毒剤に関する問い合わせは今年に入ってから増加、2月から3月は、昨年の同時期と比べ除菌剤で2・3倍、消毒用エタノールで2・4倍と急増しています。
 これらの問い合わせの中には、不適切な管理や誤った使い方による事故が散見されるといいます。具体的には、「ペットボトルに入れて保存していた除菌剤や消毒剤を、水と間違えて飲んでしまった」「消毒用エタノールと間違えて燃料用メタノールを購入し、手の消毒に使用」「除菌スプレーと間違えて、カビ取り剤をマスクにスプレーし装着」といった内容。
 特に、手に入りにくくなった除菌剤や消毒剤を譲り受けるため、ペットボトルなどの飲食物の容器を流用するケースが「少なからずある」と説明。次亜塩素酸水を配布する自治体も増えていることから、今後、ペットボトルの使用による誤飲事故の増加が懸念されるとしています。
 誤飲防止には、「飲料用ペットボトルへの移し替えはしない」「自治体から配布される除菌剤は専用の容器に保存し、ラベルを貼って除菌剤であることを明記」「冷蔵庫には保管しない」などの注意を呼び掛けました。このほか、子供の手の届くところには保管しないことや、用途・使用法を確認することも大切だとしています。
 重篤な症状が出たという相談はこれまでに寄せられていないということですが、海外では、新型コロナウイルスの感染予防になると勘違いして、魚の水槽の掃除に使う薬を飲んだ男性が死亡する事故も起きているということです。
 日本中毒情報センターは、「除菌剤を小分けにしたり、自治体が配布したりすることが増えているため、今後も事故が増える恐れがある。事故が起きた際にはセンターが設けている『中毒110番』に連絡してほしい」としています。
 中毒110番の電話番号は、072-727-2499で、24時間相談を受け付けているほか、029-852ー9999で午前9時から午後9時まで受け付けています。

 2020年4月22日(水)

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■長崎港で停泊中のクルーズ船、33人の新型コロナウイルス感染確認 クラスター発生 [健康ダイジェスト]

 修繕を終え乗客を乗せずに長崎港で停泊している大型クルーズ船の船内で、外国籍の乗組員1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受けて、濃厚接触した可能性のある乗組員などを検査したところ、新たに33人の感染が確認されました。長崎県などは重症者は医療機関に受け入れるほか、さらなる感染拡大を防ぐための対策を急いでいます。 
 新たに感染が確認されたのは、長崎港にある三菱重工業長崎造船所の香焼(こうやぎ)工場に修繕を終えて停泊しているイタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」の乗組員33人です。
 県によりますと、33人に重症者はなく、船内で隔離した上で、健康状態などの確認を進めています。
 コスタ・アトランチカでは20日、外国籍の乗組員1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたことから、濃厚接触の可能性がある乗組員や調理担当者など合わせて57人を検査し、33人の感染が確認されました。
 また、この船には日本人の通訳1人を含む623人の乗組員がいますが、乗客はいません。
 長崎県の中村知事は今後、ほかの乗船者のPCR検査を進めるほか、軽症の場合は船内で健康観察を続け、重症者は県内の医療機関に受け入れる方針を示しました。陰性の場合は、できるだけ帰国してもらう方針です。
 長崎県と市は、船内でクラスターが発生したとして、さらなる感染拡大を防ぐための対策を急いでいます。
 一方、三菱造船の担当者は、当初、県の要請を受けて3月14日以降、乗組員の乗船や下船はないとしていましたが、14日以降も乗組員が市内の病院で受診するなど乗り降りがあったことを明らかにしました。
 菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、「政府としては、クルーズ船の旗国であるイタリア政府からの協力要請を受けて、厚生労働省の職員や、クラスター対策の専門家をすでに派遣している。引き続き、長崎県などと連携して感染拡大防止に適切に対応したい」と述べました。 

 2020年4月22日(水)

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■ウシオ電機、ウイルスを抑制する紫外線装置開発 新型コロナウイルスでも実験 [健康ダイジェスト]

 ウシオ電機(東京都千代田区)は、ウイルスの感染力を抑えたり細菌を殺したりする紫外線照射装置を開発しました。医療機関の診察室やオフィスなどに設置して使うことを想定し、新型コロナウイルスへの効果を確かめる実証実験をアメリカで始めました。すでに日本やアメリカの医療機関など向けに提供を始めており、秋には量産品の供給も計画しています。
 アメリカのコロンビア大学と協力して、波長222ナノ(ナノは10億分の1)メートルの紫外線を発するランプ光源を開発しました。人の目や皮膚にはダメージを与えず、ウイルスや細菌にだけ効果を発揮します。
 紫外線照射装置は箱形で、重さは約1キログラム。天井に設置すると、ベッドや机に付着したり空気中に浮遊したりしている細菌やウイルスの核酸(DNAあるいはRNA)に損傷を与えて働きを抑えられます。装置から1メートル離れた場所の照射範囲は1平方メートルほどで、5分間の照射でウイルスの99・9%が感染力を失うといいます。
 すでにインフルエンザウイルスや、猫に感染するコロナウイルスへの効果を実証しました。ウイルスの感染力をなくす用途では、従来は波長254ナノメートルの紫外線光源が使われてきたものの、人体に照射すると皮膚がんなどを引き起こす恐れがありました。
 2021年の製品化を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて前倒しを決めました。日本とアメリカのの複数の医療機関が導入しており、今後2~3カ月以内に国内外で数百台を供給する考え。価格は20万~30万円の見通し。
 量産品として、照明器具に組み込む小型のモジュール品も開発しました。価格を1万〜2万円に抑えて、日本やアメリカの照明器具メーカーに供給する予定で、半導体や液晶ディスプレー向けの光源を製造している播磨事業所(兵庫県姫路市)で秋から量産します。

 2020年4月22日(水)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者数253万1804人 国内の感染者数1万1581人 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間22日午前3時の時点で、新型コロナウイルスの感染者の数は世界全体で253万1804人となり、250万人を超えました。
 国別では、アメリカが80万4194人で最も多く、スペインが20万4178人、イタリアが18万1228人、フランスが15万6495人、ドイツが14万7593人などとなっています。
 死亡した人は17万4336人です。国別では、アメリカが4万2458人と最も多く、イタリアが2万4648人、スペインが2万1282人、フランスが2万265人、イギリスが1万6509人などとなっています。
 一方、日本国内では22日、修繕のため長崎港に停泊しているイタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」の乗組員33人の新型コロナウイルスへの感染が確認されるなど、山形県、富山県、佐賀県と合わせて38人の感染が新たに発表されています。
 国内で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人などを含めて1万1581人となっています。このほか、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせると1万2293人となります。
 亡くなった人は、国内で感染した人が283人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて296人となっています。
 日本で感染が確認された人のうち、東京都は3307人、大阪府は1349人、神奈川県は812人、千葉県は725人、埼玉県は686人、兵庫県は543人、福岡県は542人、北海道は473人、愛知県は430人、京都府は264人、石川県は193人、茨城県は146人、岐阜県は144人、広島県は139人、群馬県は131人、富山県は130人、沖縄県は125人、福井県は118人、宮城県は84人、滋賀県は76人、奈良県は73人、高知県は69人、山形県は65人、福島県は64人、大分県は60人、新潟県は58人、長野県は54人、静岡県は53人、栃木県と長崎県は51人、山梨県は50人、和歌山県と愛媛県は47人、熊本県は42人、三重県は40人、山口県は31人、香川県は28人、青森県は22人、岡山県は19人、佐賀県は18人、宮崎県は17人、秋田県と島根県は16人、鹿児島県は10人、徳島県は5人、鳥取県は3人です。
 このほか、厚生労働省の職員や検疫官、空港の検疫で確認された人などが合わせて141人、中国からチャーター機で帰国した人が14人です。
 また、厚生労働省によりますと、重症者は21日までに、国内で感染した人などが232人、クルーズ船の乗船者が4人の合わせて236人となっています。
 一方、21日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが1356人、クルーズ船の乗客・乗員が645人の合わせて2001人となっています。

 2020年4月22日(水)

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